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[ラジオイラン 他]シリアの停戦合意の反響 / 米国、シリアとイラクから爆撃機を撤退させる 〜シリア情勢は、良い方向へ キッシンジャーとプーチン大統領の会談が決定的〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 シリア情勢は、良い方向に向かっているようです。やはり思った通り、キッシンジャーとプーチン大統領の会談が決定的だったようで、櫻井ジャーナルによると、“ロシア政府が主張していた方向で停戦合意が成立した”ということのようです。
 “続きはこちらから”以降の記事を見ると、20日の時点で米国は爆撃機を撤退させています。しかも記事を見ると、到底考えられないような理由で、有志連合による空爆に“今後参加しない”というのです。この記事ひとつを見ても、キッシンジャーとの会談が決定的だったということがわかります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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シリアの停戦合意の反響
転載元より抜粋)
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アメリカとロシアがシリアの停戦に関して合意したことは、シリア危機の政治的な解決に向けた地域や世界の努力における一歩と見なされます。国連のパン事務総長は、シリアの衝突停止に関する合意を歓迎しました。国連は声明の中で、「パン事務総長は、アメリカとロシアの外務大臣が、シリアの衝突停止を巡って合意したことを歓迎する」としました。アメリカのケリー国務長官とロシアのラブロフ外務大臣は、この合意と同時に、シリアを支援する国際グループの枠内での、停戦グループの結成を明らかにしました。この合意には、シリアでの衝突の完全な停止が含まれており、今月27日から実施される予定です。

国連の声明によれば、パン事務総長は、この合意は、政治的な対話を再開するための雰囲気作りを促すと考えています。何より重要なのは、この合意が、5年に及ぶ衝突と暴力の末、現在の苦しみから解放されるのではないかという希望をシリア国民に与えていることです。

こうした中、シリアの消息筋は、シリアの和平協議の新ラウンドの開催が3月1日に延期されたことを明らかにしました。この協議は、今月25日に再開される予定でした。国連のデミストゥラ・シリア特使が、今月25日、このことを正式に発表することになっています。

アメリカとロシアの合意により、シリアの停戦はまもなく実施されますが、反体制派はなおも、停戦の受け入れに関する条件を提起しています。

ロシアのプーチン大統領も、停戦はシリア危機の解決に向けた一歩だとしました。プーチン大統領は、「ロシアは、シリア危機について発表された停戦実施において、シリア政府と協力する」と述べました。また、「シリアで衝突する全てのグループは、軍事作戦の停止への遵守を表明すべきだ」としました。一方でプーチン大統領は、「国連安保理からテロ組織と見なされているISISやヌスラ戦線は、シリアに関して宣言された停戦の対象外だ」と強調しました。プーチン大統領のこの発言は、テログループへの軍事攻撃が継続されることを示しています。

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米露両政府はシリアでの停戦で合意したが、ISやアル・ヌスラなど「テロリスト」への攻撃は継続
転載元より抜粋)
アメリカ政府とロシア政府は2月22日、シリアで2月27日から停戦することで合意したと発表国連も歓迎している。この合意はダーイッシュ(IS、ISIS、ISILなどとも表記)、アル・ヌスラ(アル・カイダ系武装集団)、あるいは国連がテロリストと認定しているグループには適用されず、こうした武装集団に対する攻撃は継続される。2月10日にヘンリー・キッシンジャーがロシアを訪問、ウラジミル・プーチン露大統領と会談しているが、そこで何らかの話し合いがあり、ロシア政府がそれに答えた形になっている。ダーイッシュなどはこの合意を潰そうと必死のようだ。

1月22日にアシュトン・カーター国防長官は陸軍第101空挺師団に所属する1800名をイラクのモスルやシリアのラッカへ派遣すると語り、翌23日にはジョー・バイデン米副大統領が訪問先のトルコでアメリカとトルコはシリアで続いている戦闘を軍事的に解決する用意があるとしていた。ここにきてアメリカ支配層の内部で状況に変化があったのか、脅しがロシア政府に通じなかったのか、ロシア政府が主張していた方向で停戦合意が成立したようだ。

シリアでの戦闘は2011年3月以来、アメリカ/NATO、サウジアラビア/ペルシャ湾岸産油国、イスラエルなどがバシャール・アル・アサド政権の打倒を目指して始めたものであり、侵略戦争にほかならず、内戦ではない。シリア政府軍と戦ってきたのは外国の侵略勢力が送り込んできたダーイッシュやアル・カイダ系武装集団だった。

シリア政府軍と戦っている武装勢力の実態をアメリカ政府も熟知していたはず。例えば2012年8月にアメリカ軍の情報機関DIAはシリアの反政府軍に関する報告書を提出、報告書が作成された当時にDIA局長だったマイケル・フリン中将はアル・ジャジーラに対し、ダーイッシュの勢力が拡大したのはオバマ政権が行った決断によるとしている

DIAの報告書が公開されたり、フリン中将の発言が出てきた背景には、アメリカ支配層の内部でサラフ主義者やムスリム同胞団を傭兵として使う手法に批判的な人が増えてきたことを暗示している。つまり、ネオコン/シオニストの勢いが弱まっている。

そうした傭兵、つまりダーイッシュやアル・ヌスラなどのシリアにおける敗北は決定的。侵略勢力はさらなる部隊を「穏健派」として侵攻させるかもしれないが、ロシアやシリアは「テロリスト」として攻撃するだろう。

シリアへの軍事侵攻を臭わせているサウジアラビアやトルコは現在、自国の支配体制が揺らぎ始めている。サウジアラビアは原油価格の下落などで財政赤字が深刻化、トルコはシリアやイラクからの盗掘石油が減少して苦しんでいる。トルコはNATO加盟国という立場を利用、ロシアと対決しようとしていたようだが、目論見通りには進んでいないようだが、追い詰められて暴走するという可能性はある。

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[YouTube]トルコのイスラム国支援に関するロシア情報部の報告2016年2月18日

 トルコの悪事が次々と暴露されているロシア情報部の報告です。
 トルコ情報機関MITの協力のもと、イスラム国が"トルコ国内で旧ソ連出身の傭兵を集め、シリア紛争さらにはロシアに派遣する"ために大規模なネットワークを創設したとなると、ロシアも黙ってはいられないでしょう。採用に関わった者の個人名まで暴露されています。
 その他、トルコ情報機関MITがいかにイスラム国の支援に関わっていたのか詳しく報告されています。こんな隣国がいてはシリアもたまったものではないと思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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トルコのイスラム国支援に関するロシア情報部の報告2016年2月18日
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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[TOCANA]まるで「この世の終わり」! シリア内戦で廃墟と化した街の空撮映像が地獄すぎる 〜シリアには膨大な光が注がれており、波動的には地獄ではない〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 動画は必見です。あまりにもひどい光景で、記事のタイトルには地獄という言葉も使われています。しかしシリアには膨大な光が注がれており、波動的には地獄ではありません。国際社会が結束すれば、元の美しい街が復活するはずです。その前に、ダーイシュ(IS)と彼らを支援するサウジアラビア、トルコなどの国を何とかしなければなりません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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まるで「この世の終わり」! シリア内戦で廃墟と化した街の空撮映像が地獄すぎる
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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[GFLサービス]共和国軍の世界通貨改革(GCR)への動き

竹下雅敏氏からの情報です。
 波動から見て、正しい情報ではないかと思います。文中、“米国企業のCEOであるバラク・オバマが…すでに中国に降伏しており、共和国への平和的な移行を行なうと思われる”とあります。ところが一方で、“平和が欲しければ新共和国軍と米国企業軍との間の戦争に備えなければならない”と書いています。要するに、ジョセフ・ダンフォード将軍が新共和国宣言をした際に、内戦が起こる可能性が高いということだと思います。これに対して、中国、ロシアはペンタゴンと協力していると書かれています。
 平和的な移行が望ましいのですが、情報の全面開示が要求されている中で、それに抵抗する者たちが多いはずです。彼らは核テロや中東での核戦争をちらつかせて、少しでも降伏交渉を有利にしようとしているのだと思います。
 しかし、“全てを開示すること、そして全てを正直に話した者は許される”という原則に基づいて、100%の完全な開示が行われるべきだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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共和国軍の世界通貨改革(GCR)への動き
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[Sputnik]キリル総主教、南極に向け出発 / WikiLeaks、難民流入対策に関するEUの秘密軍事報告を公開 / シリア国連大使「『国境なき医師団』の病院は、仏諜報機関の支部」 〜キリル総主教は、地表に居る人類の代表として南極に行くということか〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロシア正教のキリル総主教が南極で祈りを捧げるとのこと。これは一体何でしょうか。2つのことがすぐに思い浮かびます。1つは、この儀式は地球の今後の宗教的方向性がロシア正教を核として認められたということだと思います。もう一つは、南極の地下基地に居る離脱文明の代表者と秘密の会合があるのではないかという推測です。キリル総主教は、地表に居る人類の代表として南極に行くということかと思います。
 残りいくつかの話題を、同じくスプートニクから拾いました。ウィキリークスの記事は、EUが難民を利用して、自分たちに都合の良い政府をリビアに作る陰謀が、「オペレーション・ソフィア」という作戦として暴露されたということです。欧米の政府はこのような悪事をずっと続けて来ましたが、今回は、事を実行する前にウィキリークスによって作戦が暴露されてしまいました。
 シリアでの国境なき医師団が空爆された事件で、私はどうやら空爆された病院はISISの拠点だったらしいとコメントしたのですが、記事によると、“シリアにおけるフランスの諜報機関の支部である”とのこと。フランス、アメリカ、イスラエルなどの諜報職員あるいは軍人が、ダーイシュ(IS)の戦闘員としてシリアに入り込んでいたのはよく知られた事実でしたが、このことが立証された形です。
 最後に、トルコは今後内戦に突入する可能性の高いクルド勢力をテロリストと称して砲撃しているのですが、彼らはダーイシュ(IS)と戦っており、テロリストではありません。むしろエルドアンがテロとの戦いと偽って、彼らを弾圧しているというのが正しい理解だと思います。エルドアンが改心するとも思えないので、おそらく排除されるのではないかと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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キリル総主教、南極に向け出発
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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WikiLeaks、難民流入対策に関するEUの秘密軍事報告を公開
転載元より抜粋)
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WikiLeaksサイトで難民流入対策に関するEUの秘密軍事報告の内容が公開された。

「今日2月17日、WikiLeaksは、リビアおよび地中海における『難民ボート』に対する作戦『オペレーション・ソフィア』の最初の6か月分の秘密報告を公開した」とWikiLeaks。

報告書は2016年1月29日付で、EU軍事委員会およびEU政治・安保委員会向けにイタリア海軍のエンリコ・クレデンジノ少将が作成したものとなっている。

WikiLeaksサイトで本日公開された文書は、オペレーション「ソフィア」の最初の6ヶ月間のレポートである。オペレーションはリビアおよび地中海で難民を輸送するボートを取り締まるためにリビアにEUが軍事介入することを規定している。報告書はWikiLeaksサイトからPDF形式でダウンロードできる。

文書では難民流入の統計が出され、難民指定希望者に対しすでに実施または計画されたオペレーション(フェーズ1、2A、2B、3)について説明がなされている。また、共同EU軍の地中海におけるしかるべき活動や今後のオペレーション戦略が記されている。

報告書の主眼の一つは、フェーズ2A(公海)から2B(リビアの領海内)への転換確率。転換は、統一政府の形成過程にあるリビアの情勢不安定によって発生する可能性がある、とWikiLeaks。

文書には、リビアでの「信頼できる」政府の形成プロセスを加速させるEUの機関が名指しされている。文書によれば、リビアはお返しに、領海内(フェーズ2B)でのオペレーションのためにEU軍を「招待」すべきで、次に陸上(フェーズ3)オペレーションの継続を許可しなければならない。

この一月、EUおよび米国のハイレベル会談(米国務長官ジョン・ケリー氏のローマ訪問を含む)が複数あった。同時に米軍は、ダーイシュ(IS、イスラム国)戦士約5000人がリビアの沿岸部を占拠した、と発表している、とWikiLeaks。

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