アーカイブ: 霊的世界

200人委員会(旧300人委員会)の代表ヘンリー・キッシンジャー 〜 通常レベルで考える哲学とは全く異なる別次元の体験から来ているキッシンジャーの思想

竹下雅敏氏からの情報です。
 伊藤貫氏は、2023年11月29日に亡くなったとされるヘンリー・キッシンジャーについて、“民間人に対する猛烈な空爆を何度も命令して、それによって少なくとも数十万人を死亡させたことは確実ですから、彼が戦争犯罪者であることは100%確実だと思います。しかし、国際政治学者として見ると、彼の実力はすごいですね。ものすごく優秀な国際政治学者です(1分37秒)”と話しています。
 伊藤貫氏に影響を与えた7人のなかにヘンリー・キッシンジャーがいて、彼らに共通しているのは、哲学と政治思想史にも深い知識を持つ(5分36秒)こと。そして、キッシンジャーは普通の国際政治学者と違って、“最近100年、200年、300年の国際政治をどういう哲学的なレベルから解釈するのが正しいのか、ということができるんですね。それを非常にうまくやる人間なんです(11分15秒)”と説明しています。
 日本人のキッシンジャー評論というのは、ベトナム戦争をどう終わらせたというレベルの議論ばかりで、“彼が数十万人殺してるのは、非常にけしからんことなんですよ、もちろん。それはもう100%正しいんですけれども、でも彼が国際政治学で、どういうパラダイムを広めようとしたかと。どういうパラダイムを提唱したかと。その裏にはどういう哲学観、人間観、それから世界観があったのか、ということまできちんと勉強しないと、キッシンジャーっていうのはどういう人間だったのか、ということを正確に捉えることはできないと思うんですね(12分5秒)”と言っています。
 そこで、ほとんどの国際政治学者が仰天するコーリー・グッド氏の証言を、今一度確認してみましょう。
 2015年7月にゴンザレス中佐が、身長4メートルを超すホワイト・ロイヤル・ドラコとの会談の場所に、極秘の宇宙船で連れて行かれたとき、案内をしてくれたのはヘンリー・キッシンジャーだった。ヘンリー・キッシンジャーは200人委員会(旧300人委員会)の代表として会合に出席していたということです。
 マイケル・サラ博士の2015年6月9日の記事によれば、“200人委員会は彼らの「かつての神々」から見捨てられたと感じており、今はスフィア・アライアンスと緊密に協力しているSSPと地球連合と誠実に協力したいと考えている”とあります。
 加えて、『中西征子さんの天界通信78』で紹介したホワイト・ロイヤル・ドラコからの通信文を参照してください。
 キッシンジャーの思想が、通常レベルで考える哲学とは全く異なる別次元の体験から来ていることが分かると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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キッシンジャーの栄光と残虐!!! Part①|伊藤貫×室伏謙一
配信元)

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12/30追記 年末対談コーリー・グッド&マイケル・サラ「イスラエル元宇宙局長の暴露を論じる」
(前略)
キッシンジャーと言えば、コーリー・グッドの証言によれば、ディープステートのエリートで構成される200人委員会の代表として、ドラコ・レプティリアンとの会合に出席していた人物でもあります。サラ博士の2016年の記事を引用します:


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ユダヤ問題のポイント(終編) ― 第8話 ― 偽ユダヤの始まり

 ユダヤ問題の根本をたどると、当然ながら古代イスラエル(ユダヤ)民族の始祖ヤコブに突き当たります。ヤコブは“『旧約』の主”から祝福を受けたアブラハムの孫であり、天使との相撲を経てイスラエルと改名します。このヤコブは兄のエサウになりすまして、エサウが受けるはずの長子としての家督権を乗っ取ってイスラエルの祖となったのです。
 長子権を奪われたエサウはヤコブ(イスラエル)に激怒しますが、それでもやがて二人の兄弟は和解。しかし旧約聖書偽典ヨベル書では、最後はヤコブにエサウは殺され、エサウの一族はヤコブの一族の奴隷となっています。『旧約』でも、エサウを祖とするエドム人やアマレク人はユダヤ人の敵対者と描写されています。ヤコブの家庭内でのなりすましと乗っ取り、そのカルマの影響でしょう。
 イスラエル・ユダヤに関連しては、常に「なりすまし」「内部乗っ取り」の問題がついて回るのです。このシリーズの最初期に、ユダヤ問題の本質は「なりすまし」「内部乗っ取り」と指摘した通りです。
 ただし、このユダヤ問題は、ヤコブ以前に問題として現出する基流となるものがありました。これは「ノアの方舟」にまで遡ります。ノアの3名の息子兄弟、セム(黄色人種)、ヤペテ(白人種)、ハム(黒人種)。この中のセムの血統がアブラハムそしてヤコブ(イスラエル)に繫がるのです。よって、本来はイスラエル・ユダヤ民族はセムの血統です。しかし、セムの血統ではないもの、具体的にはハムの4男のカナンがイスラエルを名乗っていくのです。今回は、なぜそうなったか?については置いておき、事実だけ見ていきます。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(終編) ― 第8話 ― 偽ユダヤの始まり

イエスを殺害した一族は?



今年もクリスマス(Xmas)が近づいてきました。陰謀論者と呼ばれるような人々にとって、XmasはXの称号を持つ男ニムロデの誕生祭であることは常識的なものです。無論、世界中ではイエス・キリストの誕生日がXmasとされ、毎年恒例の一大お祭り日になっているのですが…。

クリスマスの起源 // 古代ローマの悪魔崇拝とサタンのキリスト教会

世界民衆に対するカバールによるイエスに関する意図的な、そして長期間に渡る幻想の刷り込みは、内容としては初歩的なものながら極めて大きなものです。これがユダヤ問題に大きく絡んでもいます。

現在でも、米国で多数を占める成人のキリスト教原理主義信仰者が、イエスの処女懐胎をそのまま信じているのには少なからずの驚きがあったのですが、他のイエス関連の刷り込み情報でも、次のようなものが一般常識化しています。

Author:Sailko
[CC BY]
左はシェア・インターナショナル誌 2009年12月号に「ベンジャミン・クレームの師は、この絵がイエス覚者によって現されたことを確認した」として掲載されたイエスの肖像画。
右はコラン・ダミアン「ラザロの復活(1450-1460頃)」に描かれているイエス。詳細はこちら(57分頃〜)を参照。

  • ★ イエス・キリストは白人の長身細面の美男。
  • ★ イエス・キリストは世界人類の救世主。
  • ○ イエス・キリストと呼ばれるナザレのイエス、彼はダヴィデ王の血統を引く血統ユダヤ人です。つまりイエスは人種的にはアラブ人です。色は浅黒く背がまがり短躯、顔も肖像画とは全く異なる容姿でした。
  • ○ キリストとはメシアのギリシャ語読みです。メシアとはごく簡単にはユダヤ王を意味します。イエス存命当時、ユダヤ国家はローマ帝国の属領でした。ユダヤの民はローマ帝国からの解放を導くメシア(ユダヤ王)を待望しており、イエスはメシア(ユダヤ王)を目指したのです。民族長のメシア・ユダヤ王と人類全体などは全く無関係です。
また、更に種々の問題を孕む刷り込み説が次でしょう。
  • ★ユダヤ人がイエス・キリストを殺害した。だからユダヤ人が迫害されるようになった。
  • ○学生時代、この説を聞いて首をかしげたことを思い出します。この説の理屈は、世界の崇敬を集める人物をユダヤ人が殺害したからユダヤ人は迫害されるとのものでしょう。しかしこの理屈はおかしいのです。前述したようにイエスはユダヤ人です。説の理屈上は、そもそも世界から崇敬を集める人物をユダヤ人が輩出しているのですから、たとえユダヤ人がその人物を殺害したところで、ユダヤ人が迫害される理屈は成立しません。事実として世界でユダヤ人が嫌われたのは、ユダヤ人(偽ユダヤ人が多く含まれますが)が、「裏切り・騙し・乗っ取り」と嫌悪される行動をとったから、それが理由になるでしょう。

それに前説が更に問題なのは、そもそもイエスを殺害したのは本当のユダヤ人ではないことです。

誰がイエスを殺害したのか?

重要なヒントがあります。『悪魔に愛された女』にて、主人公のクロチルドが嫁いだ悪魔、龍に変身する獣の霊の男性が、自分がガラリアの男つまりイエスを殺害したと述懐しているのです。この男性がイエスを物理的に殺害したならば、方法はこの男性が当時は人間に転生して殺害実行したか、自分の一族子孫に命じてイエスを殺害したか、いずれかです。

この男性はブラック・ロッジの地獄の太守ですが、法則上この男性が転生するとしても、自分の子孫一族の中に転生しているはずです。いずれにしても、どの一族がイエスを殺害したのか?ということになります。


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シャンティ・フーラカレンダーは非常に特殊な美術作品で、微細なエネルギーのアート ~『額入りカレンダー』はすべてがサハスラーラ・チャクラの波動で振動しているため、世界で類を見ない精妙なエネルギー・アートになっている

竹下雅敏氏からの情報です。
 2024年版のシャンティ・フーラカレンダーは、文字の視認性を含めてとても良く出来たので、時事ブログで紹介・宣伝することにしました。
 カレンダーは1,210 円、ポストカードは1,155 円です。その効能を考えると、とてもお買い得な商品だと思っています。
 シャンティ・フーラカレンダーは非常に特殊な美術作品で、微細なエネルギーのアートです。表紙も含め、1月から12月のどの1枚を手に取っても以下の効能があります。
 カレンダーの1枚を両手で持つと、体外・体表・神経叢・脊髄の4系統のいずれの系統であっても、7つのチャクラがすべて同時に開きます。加えて、太陽の12経脈(正経十二経脈)月の12経脈のすべての経脈に気が通ります。
 こうした効果は、カレンダーを両手に持つだけではなくて、カレンダーを見るだけでも起こります。また、この効果はカレンダータイプよりもポストカードタイプの方が高く、さらに1月から12月のカレンダーを『額入りカレンダー』のA タイプ(ポストカード)のように、左上から右下へと横に順に並べると、その効果は絶大です。
 その圧倒的な美しさを理解してもらうには、『額入りカレンダー』を実際に見てもらうのが一番です。ゴッホやモネ、ルノアールと言った巨匠の絵画を実際に美術館で見ると、美術の教科書やポスターでは絶対に分からない精妙な光が、絵画から溢れ出ているのが分かると思います。
 『額入りカレンダー』からは、そうした精妙なエネルギーが光り輝いて溢れ出しているのです。しかも、絵画ではどんなに高くてもヴィシュダ・チャクラの波動ですが、『額入りカレンダー』はすべてがサハスラーラ・チャクラの波動で振動しているため、世界で類を見ない精妙なエネルギー・アートになっています。
 また「B タイプ(カレンダー)」のように、1月から12月のカレンダーを右上から左下へと縦に隙間を開けずに並べると、微細なエネルギーは求心的に作用します。
 体外・体表・神経叢・脊髄の4系統のいずれの系統であっても、7つのチャクラがすべて同時に吸収方向で開きます。例えば、体表の正中線(任脈)を意識すれば、体表の7つのチャクラがすべて同時に、吸収方向で開きます。
 これは瞑想に最適で、例えばB タイプの『額入りカレンダー』を眺めながら仙道の「小周天」を行うと、とても簡単に出来ることに驚くでしょう。
 瞑想の際、『額入りカレンダー』を常に見ている必要はありません。半眼でよく、目を閉じて『額入りカレンダー』から出ている精妙なエネルギーを感じるようにするだけでも大丈夫です。
(竹下雅敏)
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2024年版 額入りカレンダー
Aタイプ(ポストカード)


すべての系統のすべてのチャクラが開き、
さらに、太陽と月の12経脈全部の気が通ります!

Bタイプ(カレンダー)


どのチャクラからも光が流入するので、癒しにもなり、
内なる気づきを得るなど瞑想に向いています!

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中西征子さんの天界通信81 〜スベテヲスベルオオミカミ様(統一体/パーソナリティ、16歳)から地球人へのメッセージ

竹下雅敏氏からの情報です。
 中西征子さんが、私の統一体を描いてくれました。これは神智学でパーソナリティ(低位我)と呼ばれているものです。
 私は「統一体」という名称を知らなかったので、パーソナリティの正式な用語を知らせてもらうように、中西さんに頼んでいたのです。すると今回の通信文の中に「統一体」という言葉が出てきたことで、これが正式な名称だと分かりました。
 2018年10月17日の記事で「5つの身体」を解説しました。統一体(パーソナリティ)は理智鞘(メンタル体)と意思鞘(アストラル体)と生気鞘(エーテル体)と食物鞘(広義の肉体)の複合体です。食物鞘(広義の肉体)はさらにライトボディ、プラズマ体、肉体(狭義)に分かれます。従って、統一体(パーソナリティ)は原因体(コーザル体)を除いた残りの身体の複合体ということになります。
 地球人の多くの人の場合、統一体(パーソナリティ)は3.0次元5層の第4亜層に位置しているようです。3.0次元の界層については、2021年10月20日の記事で示した「地球人の肉体の存在界層」の図を参照してください。
 神智学で知られる宇宙の構造(3.0~3.9次元)は、アーユルヴェーダの解説1回目の「創造原理」と題する図で示しました。
 私の統一体(パーソナリティ)は、「創造原理」で示される宇宙(3.0~3.9次元)の外にあります。4.9次元1層の第1~7亜層です。統一体(パーソナリティ)の意識の焦点は4.9次元1層の第1亜層にあります。
 今回の通信文で、「妻の身体は、全ての天体と全宇宙をあらわしています。」とあります。統一体(パーソナリティ)は、理智鞘(メンタル体)と意思鞘(アストラル体)と生気鞘(エーテル体)と食物鞘(広義の肉体)の複合体なので、統一体(パーソナリティ)の意識は3.0~843.9次元に広がっています。これらの次元については「天界の秩序10 星の神々の次元」を参照してください。
 私の統一体(パーソナリティ)が4.9次元1層の第1~7亜層にあるというのは、あくまでも「身体」のレベルの話です。これは平均的地球人の肉体(狭義)の意識は3.0次元の5~7層にあり、「身体」は3.0次元7層の第4~7亜層にあるのと同様です。
 844次元以上は私たちの宇宙の外にあります。なので、私の妻の統一体(パーソナリティ)の意識は「全ての天体と全宇宙」を包含しているのです。
 また、「今日、まさにこの地球の残れる悪神をことごとく裁いた」と通信文にあります。これらの悪神の大部分はホツマの神だと考えて頂いて結構です。ホツマツタヱ、古事記、日本書記に伝わるホツマの神の殆ど全ては、「裁き」によって滅びました。今のところ、ほんの一握りの神々が残っているようです。
 滅びた神々の名前をお伝えすると、多くの人はショックを受けるでしょうから、記さないことにします。
(竹下雅敏)
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中西征子さんの天界通信81
<通信者:中西征子>
<通信日時:2023年11月25日>



<地球人へのメッセージ>

「愛すべき地球の皆さん

今日はとても良い日です。
闇の者たちすべてが私の意識から出て行ったからです。

私の妻を乗っ取っていた者達は、妻の類い稀な忍耐と愛の光に破れ全て出て行きました。

妻の身体は、全ての天体と全宇宙をあらわしています。

今から4億5千万年前、闇の勢力は、地球を含む太陽系を乗っ取り、その勢力を銀河の中心に迄拡大させてきました。
さらなる拡大を求めて、より高次元の宇宙に、次々と侵略をすすめてきました。

しかし、心配には及びません。
天界の改革の裁きはまず初めに、高次元の宇宙の神々から始まり、今日、まさにこの地球の残れる悪神をことごとく裁いたところです。

これらの悪神の元で、地球の乗っ取りと人類の支配を計画・実行してきた手下の宇宙人や人間達には、あとしばらくの猶予しか残されていません。
これから先、彼らの邪悪な計画は、ドミノ倒しのように次々と倒れていく事でしょう。

あなた方はこれから、生涯でただ一度限りの、前代未聞の「世界劇」を見物することになるでしょう。

ただこの「世界劇」は、すべての人類に見えるわけではありません。
“自分自身”と“世界”に目覚めた人々の、「霊的に開かれた目」だけに見える出来事だからです。

約30年も前から、警告が与えられてきました。
多くの人々は警告を聞きながら、自らの性急な期待感のために神への信頼と忍耐を失い、物質レベルの世界に再び戻ってしまいました。

しかし、今からでもおそくはありません。
そのために、今一度、こうして皆さんの前に「パーソナリティ」として、私の姿を表す事にしました。

・今の時代の第一の優先順位を見極めて下さい。

・心の声を聴き、直観に鋭敏であって下さい。

・全ての事を、愛の動機で取り組んで下さい。

       無心に無欲

      ただ、愛に生きよ

スベテヲスベルオオミカミ」


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イスラエルが引き起こしている出来事の終末論的な側面 / イエス・キリストの前世の一つは、“エリコの人民を、老若男女問わず家畜も含めて全てを皆殺しにした”というヨシュアだった

竹下雅敏氏からの情報です。
 動画の冒頭で石濱哲信氏は、“日本安全対策推進機構、そして日防隊の総括をやっております石濱です。同時に日本保守党の党首でもあります”と話しています。石濱哲信氏が党首である日本保守党は、百田尚樹氏が代表の日本保守党とは別の政治団体です。
 私は、石濱哲信氏と一水会は本当の保守だと思っています。日本には頭が悪く、愛国者のふりをしたエセ保守が多いので、騙されないようにしてください。
 10月9日の記事で、プーチン大統領のメンターと言われるアレクサンドル・ドゥーギン氏のツイートを紹介しました。氏は、“イスラエルでのエスカレーションは、連鎖反応を引き起こす可能性がある。…この出来事の終末論的な側面を見失ってはならない。つまり、エルサレムをめぐる緊張と、神殿山に第三神殿を建設するという(イスラエルにとっての)メシア的地平(イスラム教の重要な聖地であるアル・アクサ・モスクを取り壊さなければ不可能)が再び高まっているのだ。…いずれにせよ、終末論を無視する者は、偉大な現代政治について何も理解できないことは明らかだ”と記していました。
 冒頭の動画を見れば、「この出来事の終末論的な側面」が非常に良く分かります。例えば動画の9分38秒では、“エリコというのは歴史上最も古い町と言われてますね。…入っていった時に、老人も若者も男も女も子供も牛も羊もロバも、ことごとく剣にかけて滅ぼしたと。そして最後はですね、火をつけるんですね。そして火で町と全てのものを焼いた。このイメージがありますから、今あのガザ地区で、最後に大放火で焼き尽くす、あるいは入植地に入ったイスラエル人が、パレスチナ人が住んでいた家に火をつけるのはこの辺にあるわけですね”と言っています。
 エリコの人民を、老若男女問わず家畜も含めて全てを皆殺しにしたのは、モーセの後継者ヨシュアでした。
 10分21秒で、アイという町を襲って失敗したエピソードを取り上げています。ウィキペディアの「アイ攻略」のところも分かりにくいので、ヨシュア記第7章から抜粋すると、エリコを攻略した際にアカンが盗みを働いていたことが、アイ攻略に失敗した原因でした。犯人をくじ引きで特定したところ、“アカンがくじに当った。アカンはユダの部族のうちの、ゼラの子、ザブデの子なるカルミの子である。…アカンはヨシュアに答えた、「ほんとうにわたしはイスラエルの神、主に対して罪を犯しました。わたしがしたのはこうです。わたしはぶんどり物のうちに、シナルの美しい外套一枚と銀二百シケルと、目方五十シケルの金の延べ棒一本のあるのを見て、ほしくなり、それを取りました。わたしの天幕の中に、地に隠してあります。銀はその下にあります」。…ヨシュアはすべてのイスラエルびとと共に、ゼラの子アカンを捕え、かの銀と外套と金の延べ棒、および彼のむすこ、娘、牛、ろば、羊、天幕など、彼の持ち物をことごとく取って、アコルの谷へ引いていった。…すべてのイスラエルびとは石で彼を撃ち殺し、また彼の家族をも石で撃ち殺し、火をもって焼いた”と書かれています。
 「そして主は激しい怒りをやめられた(7章26節)」ということなのですが、グノーシス派の人たちが、“旧約の神は、実は悪魔なのだ”と考えたのは、とても良く分かります。
 実際には悪魔ではなく、旧約聖書でイスラエルの民を導いたのはメタトロンでした。偽典『エノク書』ではエノクが天上に昇りメタトロンになったと思わせる記述がある、とあるようにメタトロンの前世はエノクでした。
 11月4日の記事で説明したように神智学では、“エデンの園でイブを誘惑した蛇(サタン)を人間に知恵を授けた真の救済神だと考える”のです。このイブを誘惑した蛇の名は、サナット・クマーラです。神智学では、旧約の神と新約の神は同一であり、それはサナット・クマーラのことです。
 そして、サナット・クマーラの代理人としてイスラエルの民を導いたのがメタトロンなのです。メタトロンが「小YHWH」(YHWH はヘブライで神を表す)という異称を持つのはこのためです。
 新約では、サナット・クマーラの代理人としてイエスを霊導(オーバーシャドウ)したのがマイトレーヤだったと考えるのです。
 “続きはこちらから”をご覧ください。神智学において、“イエス大師は、キリスト教の救世主イエス・キリストを霊的指導者のひとりとみなしたもの”です。そして、イエスの前世の一つは、“エリコの人民を、老若男女問わず家畜も含めて全てを皆殺しにした”というヨシュアなのです。
 このコメントに記した神智学の概念は、基本的に正しいのです。旧約の神、新約の神は「神」ではなく「魔」なのです。「悪魔」ではありませんでした。地球の人々は、こうした「神」ではないものを「神」として崇めてきたことで、完全な混乱に陥っています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【日本保守党】日本人が知らない一神教の共通点と虚構。「ゴエム」と「ヒューマン・アニマルズ」の違い。
配信元)
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ヨシュア
ヨシュアは、『旧約聖書』の「民数記」や「ヨシュア記」に登場するユダヤ人の指導者。新約聖書のイエスと同じ名前で、「ヤハウェは救い」という意味。

生涯

エジプト脱出以降

エジプトを出て放浪するユダヤの民。その1人だったエフライム部族のヌンの子ホセアはモーセによってヨシュアと呼ばれるようになる。ヨシュアはモーセに命じられてアマレク人との戦闘を指揮し、勝利した経験があった。モーセがシナイ山に登り十戒石板を授かった時にも同行している。民が金の子牛を作り偶像崇拝をしている声を聞いた時には「宿営の中に戦いの声がします」とモーセに伝えた。

カナン偵察

彼はカレブたちと共に、モーセに命じられて自分たちの目指す約束の地であるカナン偵察する。ヨシュアとカレブはカナンのすばらしさを伝えるが、それ以外の者たちはカナンの地に入ることの困難を強調する。そのため、民は動揺し、モーセに向かって不平を言うが、ヨシュアとカレブだけは不平を言わなかった。このため、ヨシュアとカレブだけは約束の地に入ることをゆるされるが、他の成人たちには許されなかった(「民数記」)。約束の地に入れない事を知った民の一部は半ば強引にカナンの土地に入ろうと軍事行動を起こし、モーセの警告も無視して仕掛けるが、アマレク人とカナン人に撃破され敗走、追撃までもが加えられる有様となった。

モーセの後継者になる

モーセは120歳になると、自分の後継者としてヨシュアをたてて亡くなった(「申命記」)。

エリコ攻略

ヨシュアは指導者として約束の地に入るべくヨルダン川を渡ってエリコを攻める。エリコの城壁は祭司たちが吹く角笛と民の叫びの前に崩壊した。ヨシュアは遊女ラハブらを除くエリコの人民を老若男女問わず家畜も含めて全てを皆殺しにした。

アイ攻略

偵察員よりアイの人々は少ないと聞いていたヨシュアはおよそ3000人を向かわせるが予想に反して敗北を喫し、36人が敵に殺された。神ヤハウェに伺った所、滅ぼされるべきものが残っている事が分かり、くじの結果、アカンが該当する。事情を聞いたところエリコを攻略した際に滅びに捧げられるべきものをアカンが盗んでいたと判明し、アカンを石打ちに処した。

再度攻略に向かう際にはアイの人々の心理を突いた上での総力戦を展開し、アイの人々をすべて町からおびき出し、伏兵3万人を使ってアイの町を焼き払い、さらに挟撃態勢に持ち込み、アイの人々1万2千人を全滅させた。

その後

ヨシュアは民を率いてカナンの各地を侵略、抵抗運動を粉砕して全カナンを制圧した後にレビ族を除くイスラエルの十二族にくじびきによって分配した。

最期

ヨシュアは死の床で民の代表者たちに神への信頼を説き、この世を去った。110歳であった。その遺体はティムナト・セラに埋葬された。ヨシュア無き後は士師達が古代イスラエルの指導者的な立場を得る時代になる。

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