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恐怖と選ばれし者の優越感 ~到来する新エルサレムの住人とは

さて、お前さん、
前回の最後で、
黙示録の内容から、キリストは世界人民を救済するわけなどではなく、むしろユダヤ民族以外は奴隷支配される恐れもあるのに、
世界の人々が信者となってキリスト教が世界宗教として広まったと、言ってなさったね?
そして、このことに対して、その
キリスト教が世界に広まった理由は教会側の戦略もあるが、それに加えて布教を受ける側の心理状態もあると? 改めてそれは?

へい、それはあっしの体験からで、随分以前のことでやすが、あっしの家に確か
モルモン教の若い白人の二人連れがやってきたことがあって、彼らは絵本を見せながら「地球に破局が来る」って言っていやした。
その絵本の絵は、確か
地上各都市が炎に包まれていてハルマゲドンの様子を描いていたようで・・・。

ふむ、モルモン教か・・・、それは間違いなくハルマゲドンを描いていたんだろう。それで彼らは、彼らの宗教に入信して仲間になれば破局から救われるとかと言っていったのかい?

いやー、随分昔のことでそれは憶えていやせん。確か最後の審判がどうかとか言っていたかな?
それとここが大事なところなんでやすが、彼らにあっしがこう尋ねたんでさ「あんた方は幸福として何を望んでいる?」と。
そうするとこう答えたんでさ「家族と一緒になること。」。「神の前で」だったか「神と」だったか、「一つの家族となること。」と。
で、
あっしが驚いたのが彼らの表情だ。恍惚の表情を浮かべていたんでさ、そう、
自分たちは神の使徒として崇高な行為を遂げている、といった感じで・・・。

ふむ、なるほど、お前さんの言っていることはよく分かるよ。それで
布教を受ける側の心理とは?

へい、
キリスト教では人類全てが生まれながら原罪を背負っているといいやすね。そしたらあっしらも罪人だ。そこに持ってきて「最終戦争ハルマゲドンだ、最後の審判だ、信じる者は救われるが、そうでないものは永遠の地獄だ」とやられたら、そう言われる側は不安と恐怖の塊になりかねない。
一方、信者となり教会側の人間として元自分がそうだった異教徒を改宗させキリスト教を広めたりしたら、キリストの使徒になるわけでやすね?
元の罪人の自分がそうなれば、
選ばれた貴人となる。教会は古くからの一大権威だ。
その権威から自分だけが特別に選ばれた、となれば優越感がくすぐられるだろうと。

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彼らのやり口と、それを受ける側の心理か・・・。
なるほど。・・・最終戦争らしき恐ろしい絵を見せながら破局が来て最後の審判で裁かれるぞ、とされたら、気の弱い者は恐怖に襲われ、その恐怖心から逃れたい一心で、信仰もしていないのに信仰告白などする人達もいるかもしれんね。
そして一大権威の教会から使徒だと持ち上げられたら確かに優越感をくすぐられるだろう。大概の人間は本当のところ自信が無く劣等感が植え付けられているからね。
なるほど、よく観察しているね。感心するよ。

黙示録の最後に到来してくる新エルサレム、その城壁の土台にキリストの12使徒の名前が刻まれてあるとありやす。
ならば元は布教を受ける側であっても自分が信者になり更に布教するようになり、
教会から自分が使徒と認められるようになったら、最後の審判をくぐり抜け、
地上世界に君臨する新エルサレムの住人になれると受け取って自然でやすからね。
途中であっしの家に来た二人の顔と言葉が思い浮かんできたんでさ。神の前か神と一つの家族になるといいながら浮かべた恍惚の表情、あれは自分たちがこの黙示録にある到来する新エルサレム住人の一人だという感覚ではないか?とね。
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魂(ジーヴァ)が消滅すると、通常広義の肉体のみになります。それでも悪事を止めないと、エーテルダブル(ライトボディー)、プラズマ体、というように順次滅ぼされていきます。彼らにプラズマ体がないことは、彼らの少し前の通信文を調べればわかります。
この連中は、悪事を止めなかったために次々と波動が低下して行きました。最終的にはエレメンタル第一システムの最低のレベルである2.01次元の最下点の波動にまで転落しました。その後、彼らの魂(モナド)の位置が動物システムから降下し始め、最下点に転落しました。
私はこうした様子を細かく観察していました。最終的に宇宙連合は彼らの裏切りに気づき、彼らを滅ぼし、肉体(狭義)の中層と深層の意識-心-体を滅ぼしてしまったのです。
それでも悪あがきを止めないというのがこの記事です。結局この連中は、表層の意識も滅ぼされてしまいました。後残っているのは、表層の心と体です。
彼らにはもはや用は無いので、次は闇の館(ブラック・ロッジ)の悪魔、悪霊たちの掃討になります。
昨日の記事のコメントで、“変化は今日からすでに始まる”と書きましたが、私がこのコメントを書いていた時、この日の21時に事が起きることを知っていたのです。7日の21時にブラック・ロッジの頂点に君臨していたサタンに相当する者が処刑されました。
4月29日の記事で、“5月の連休明け8~14日までの7日間は特に警戒が必要”とありました。私は11日が特に危険だと感じていましたが、昨日の21時の処刑によって、この計画は中止または延期になったのではないかと感じています。今日の正午にはまだ存在したテロの実行計画は、今は感じられないからです。