シリアで活動するテロリストが、キリスト教会などの聖地を、反対者や民間人の拷問の場所として使用しています。
アメリカのCNNは6日水曜、
「シリア北部に拠点を置くテロリストが、シリアの人々に対する犯罪を継続する中、
この地域の教会を拷問の場所として使用している」と報じました。
CNNは、シリア北部のテロリストの犯罪に関する報告を提示し、この地域で行われている犯罪と住民の状況を伝えました。
この報告では、あるシリアの住民が、「テロリストによって
民主主義について語ったことを理由にテロリストに拘束され、手足を縛られた。地面に引きずられて、
拷問所と化している教会に連れて行かれ、恐ろしい拷問を加えた」と証言しています。
この報告ではまた、「イラク・シリアイスラム政府」というテログループが、自らの管轄下にある都市や地域で、恐ろしい法を施行している。ある地域では声明が発表され、女性たちは親族の同伴者がいなければ外出してはならず、男性医師にもかかることができない」とされています。
さらに、
「テロリストに占拠されたシリア北部の住民は、このテロリストの犯罪や恐ろしい措置に抗議し、
何度となくデモを行い、彼らに対して、この地域から出て行くよう訴えたが、このグループは反対者やデモ参加者を拘束し、その抗議のすべてを弾圧している」と伝えました。
また、
「サウジアラビアやカタールなど一部の国によって支持されているシリアのテロリストは、サウジアラビアの法規を支配地域で広めようとしていると見られている」としました。