© 写真 : Public Domain/U.S. Army/Senior Airman Matt Porter
米軍の制服組トップ、マーク・ミリー統合参謀本部議長用に準備された文書がSNSで拡散され、話題となっている。このリークを受け、国防総省は司法省に調査を要請する事態に発展している。こうした機密情報は本来、厳重に管理されていることから、情報流出は米軍司令部の深刻なセキュリティ問題を示している。この問題についてスプートニク通信が専門家らの意見をまとめた。
元海兵隊員のアナリスト、
スコット・リッター氏によると、漏洩した情報の出所は不明であり、
一部のデータが改ざんされた可能性は否定できない。情報流出の流れを踏まえると、ロシア政府がリークに関与した可能性は低い。最初は人気オンラインゲームで公開され、後に陰謀論関係のサイトで取り上げられ、それからTwitterやTelegramなどのメインストリームで拡散された。それと
同時に、文書にはオープンな情報を超えるものはほとんど見当たらない。ウクライナ向けの弾薬供与に関する情報が含まれているものの、ロシア軍でも独自に収集できるようなものばかり。たいていの参謀将校であれば春に予定されるウクライナの反転攻勢について、同様の報告書を用意できるという。
そのため、文書のリークは世論形成を目的にしているとスコット氏は分析する。仮にリークした人物が米軍内にいる場合、ウクライナ軍の反転攻勢を妨害する狙いがあると想定される。
こうした漏洩により、米軍トップがウクライナ軍の反転攻勢に「待った」をかける可能性もある。しかし、このリークそのものが戦況に影響を与えることはなく、ウクライナによる領土奪還が困難という現状に変わりはないとのこと。
一方、米国のカレン・クフャトコフスキ退役空軍中佐は今回のリークについて、兵器供与が詳細に記されていることから、他のデータと比較して統合することで、ブラックマーケットに流出した武器の規模を推測することが可能だ指摘する。また春の反転攻勢に米軍やNATO軍が参加しないことが示されているため、ウクライナ軍の過小評価につながるとのこと。そのため、今回のリークは米国の政治家と米国民を狙ったものであり、バイデン氏の代理戦争に対する懐疑的姿勢をさらに高めることが目的だという。
イーロン・マスクは、“BBCは、マスクとワクチン副作用に関する誤情報を発信し、誤情報だったことを報道していないことにまったく責任を負わないのですか? また、BBCが英国政府から編集方針を変更するよう圧力をかけられたという事実についてはどうでしょうか?”と逆に質問され、クレイトン氏が「しどろ君」になって動揺します。
次に、Twitterでヘイト・コンテンツが増えていると主張するクレイトン氏は、イーロン・マスクから、“あなたが言う、ヘイト・コンテンツの意味を理解しようとしています。具体例をお願いしています。少しは性差別的である場合、それはヘイト・コンテンツであると言いましたね。それは禁止されるべきだということですか?…一例を挙げて頂けますか?”と問われ、完全に「もどろ君」になってしまいます。
タマホイさんの動画では、クレイトン氏はイーロン・マスクから、“多くの場合、ジャーナリストよりも一般市民の方がよく知っていると思いますよ。…産業界で何が起こっているのか、よく理解していない人がわずかな事実だけを頼りに記事を書いても、的外れなものにしかならないでしょ?”と言われ、叩きのめされている感があります。
コロナ、ワクチンとウクライナ紛争など、フェイクニュースばかりを流してきたBBCに同情する気持ちは全くありません。動画を見て感じるのは、こうしたジャーナリストの頭の悪さと根性の悪さです。イーロン・マスクのような頭の良い人には、彼らの手法はまったく通じません。
ただ、頭が良いイーロン・マスクですら、コロナワクチンのブースター接種で「死にそうな思いをした」というのだから、意外と動物的な勘が鈍いのかも知れません。
イーロン・マスクは、“Twitterで私たちがめざしているのは、「信頼できる真実の情報源」です。リアルタイムで素早く得られる、信頼できる真実の情報源です。人々がコメントすればするほど、より正確になります”と言っています。
しかし、最後のツイートにある通り、スターリンク無償提供で「米英宇の戦争プロパガンダに貢献した」のは、イーロン・マスクなのです。ウクライナに関して真実を話すスコット・リッター氏は、なぜツイッターアカウントが凍結されたままなのでしょう。
「信頼できる真実の情報源」としてスコット・リッター氏は非常に重要な人物です。それが分からないとしたら、イーロン・マスクは「頭は良いが洞察力は鈍い」人物だということか、実は「真実の情報」など求めていないということでしょう。