米議会上院はロバート・F・ケネディ・ジュニア氏やカシュ・パテル氏の指名を承認するのか ~カシュ・パテル氏「ワシントンの説明責任を負わないエリートたちが、国家権力を武器に、自分たちの権力を維持するためには、どんなことでも、絶対に何でも正当化されると信じている」

竹下雅敏氏からの情報です。
 トランプ次期大統領は連邦捜査局(FBI)の長官にカシュ・パテル氏を指名しました。カシュ・パテル氏は、前のトランプ政権で国家安全保障会議(NSC)のスタッフ、国防長官代行の首席補佐官などを務めていました。トランプの熱心な支持者として知られていて、FBIの解体を唱えている人物です。
 トランプはロバート・F・ケネディ・ジュニア氏を保健福祉省(HHS)の長官に指名していました。米議会上院はロバート・F・ケネディ・ジュニア氏やカシュ・パテル氏の指名を承認するのでしょうか。
 上院は共和党が多数を占めていますが、承認には過半数を必要とします。「共和党の上院議員が5人程度の反対グループを作れば、指名が阻止される可能性がある」ようです。カシュ・パテル氏については、“ニューヨーク・タイムズ紙は「議会上院の承認手続きでは障壁にぶつかることが予想される」と報じている”とのことです。
 “続きはこちらから”のAlzhacker氏のツイートをクリックしてご覧ください。カシュ・パテル氏は『政府のギャングたち:ディープステート、真実、そして民主主義のための戦い』の中で、「ディープステート」を次のように定義しています。
 ・選挙で選ばれていない連邦官僚たちが中心
 ・政府、ビジネス、文化の最高レベルで活動する人々のネットワーク 
 ・憲法に言及されず、独自の規則と優先事項を持つ
 ・主に民主党を支援し、共和党を妨害する傾向がある
 ・政府機関、特にFBI、情報機関、国防総省の最高レベルで活動している
 カシュ・パテル氏は、“ワシントンの説明責任を負わないエリートたちが、国家権力を武器に、自分たちの権力を維持するためには、どんなことでも、絶対に何でも正当化されると信じている…政府内部では、連邦捜査局(FBI)から情報機関、国防総省(DoD)に至るまで、ほぼすべての機関の最高レベルで活動している。…彼らは背広を着た暴漢であり、正義の味方を気取る政府のギャングに他ならない。”と言っています。
(竹下雅敏)
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