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[GFLサービ ス]ムーディーによるドイツ銀行の格付け切り下げ 〜欧米は、新金融システムへのスムーズな移行に協力すべき〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ドイツ銀行が破綻寸前であるというのは、これまで何度も記事に出て来ています。もしもドイツ銀行が破綻すれば、文末にあるように、“食糧は不足し、食糧暴動が起きる”でしょう。現在ベネズエラが大変な事態になっていますが、これはベネズエラだけではなく、瞬く間に全世界に拡がり、冒頭にあるように“飢饉がヨーロッパ、アメリカを襲う”ことになります。国際貿易が停止し、欧米の金融機関はことごとく破綻します。
 この混乱に乗じて、欧州に難民として入り込んだダーイシュたちのテロ行為が重なると、地獄のような光景が現出します。テロはヨーロッパだけではなく、アメリカでも確実に起こるでしょう。このような最悪のケースを避けるためにも、欧米の金融機関、特にアメリカは、中国が提案している金の提供を受け入れ、新金融システムへのスムーズな移行に協力すべきです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ムーディー(Moody)に よるドイツ銀行の格付け切り下げ 2016年5月24日
http://beforeitsnews.com/opinion-liberal/2016/05/moodys-downgrades-deutsche-bank-now-two-steps-from-junk-another-lehman-crisis-to-hit-the-world-2529173.html

“Moody’s Downgrades Deutsche Bank; Now Two Steps From Junk – Another Lehman Crisis to Hit the World?”
Tuesday, May 24, 2016 1:09

ムーディーによるドイツ銀行の格付け切り下げは、ジャンククラスからわずかに2段階上。リーマンショックの再来か?

ヴェネズエラでは人々は文字通り飢えているが、もしもドイツ銀行が破たんしたら、飢餓がヨーロッパ、アメリカを襲うだろう。ムーディーの投資家サービスは今日、ドイツ銀行と関係企業の格付けを切り下げた。これらの切り下げには以下の事項が含まれる。:

○ この銀行の長期預金格付けをA3からA2に
○ 担保なし債権の格付けをBaa1からBaa2に
○ スタンドアローン・ベースライン・クレジット・アセスメントをbaa3からba1へ
○ 相手方リスク評価をA2からA3に
○ ドイツ銀行の短期格付けと短期相手方リスク評価をプライム1からプライム2に

今日の格付けの切り下げはドイツ銀行の運営に問題を投げかけ、その戦略プランの達成を困難にする。

下記のチャートはリーマンショック前のS&Pによるリーマンの格付けの推移と、ドイツ銀行のムーディーによる格付けの推移を比較したものであり、非常に類似していることが分かる。

http://beforeitsnews.com/mediadrop/uploads/2016/21/4be2ab78f19d90f28c0c96b9b425c1700e5f2961.jpg

リー マンは2008年の4月から5月初めにかけて大きく格付けを下げられた。9月の第一週までには、リーマンの格付けの低下が大きい金融危機のきっかけになっ た。リーマンの崩壊は金融システム全体に大きいマイナス効果を及ぼし、あらゆることに影響した。リーマンのケースはドイツ銀行のケースと比較して、まだま だ”小さい変化”に過ぎないのだ。

多 くの金融関係者が恐れていることだが、もしもドイツ銀行が破たんすれは、その影響はリーマンの崩壊をさながら快晴の夏の日、のように思わせるだろう。ドイ ツ銀行は巨大なのである。そしてドイツ銀行はデリバティブ市場の指導的立場に位置していて、ほとんどすべての金融機関と取引をしている。ドイツ銀行はクレ ジットデフォールト・スワップを売り買いしていて、これはほかの金融機関の保険のような作用をする。もしもドイツ銀行が破たんすれば、これらすべての”保 護”が消失し、世界全体が金融危機に突入する。

問題は、ドイツ銀行が救済するには大きすぎることだ。世界中のどの機関も十分な救済資金を供給できない。だからもしもドイツ銀行が破たんしたら、そしてますますその可能性は高くなってきているのだが、西側銀行、金融システムの終焉は数時間以内に現実のものになるだろう。

こ れがどの様にして起きるのかは簡単なことである。金融機関はプロジェクトに関する投機的な借款に手を出していて、担保価値が小さい債権に対してお金を貸し ている。彼らはまた担保価値が低い債権で借り入れをしている債務者に対する他の銀行が起こしたローンの保険としてクレジットデフォールトスワップを行って いる。これらの多くは今ますます悪化の一途をたどっている。ローンが次々と不良債権化するとドイツ銀行の帳簿のバランスも悪化の一途をたどる。預金は銀行 にとっては債務だと考えられている。資産の内容が悪化するにつれて、銀行が保有する裏付け資産も減少してくる。これはナンバーズゲームのようなものだが、 ナンバーズは嘘をつかない。

も しもドイツ銀行が破たんしたらどうなるだろうか?世界中で信用の供与は中止されるだろう。現金は銀行から供給されなくなる。まだ細々と続いている国際貿易 も実質的に停止されるだろう。数多くの銀行、保険会社、信用組合、そのほかの金融機関も破たんするだろう。国家経済も破たんするだろう。食品や燃料などの サプライチェ-ンは途切れるだろう。店の棚は空になるだろう。食料は不足し、食料暴動が起きるだろう。

[嗚呼、悲しいではないか!]フルフォードレポート英語版(5/24) 〜パナマ文書、ベネズエラ経済の破壊、ブラジルのクーデター政権誕生の黒幕ジェイコブ・ロスチャイルド〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 今回のフルフォードレポートの冒頭の記事のタイミングは、見事だと思いました。やはり思った通りでした。以前のコメントで、ジェイコブ・ロスチャイルドが新金融システムを乗っ取りに来たらしいとし、ロスチャイルドとプーチンの全面戦争になり兼ねないとしました。パナマ文書の黒幕がジェイコブ・ロスチャイルドだろうとコメントしましたが、これは今でも間違っていないと思っています。
 現在、ベネズエラの経済は壊滅状態で人々は飢えています。ブラジルでは事実上のクーデター政権が誕生しており、これらのBRICSに対する攻撃の黒幕もジェイコブ・ロスチャイルドだと思います。パナマ文書を利用して中国を分割し、金融システムを乗っ取るつもりなのだと考えています。おそらくキャッシュレスのデジタルマネーに移行する計画なのでしょう。
 しかし、彼の計画は完全に暴露されており、おそらく白龍会に協力せざるを得なくなるだろうと見ています。地球は彼と息子のナサニエルのおかげで第三次大戦を免れたという経緯があり、いわば彼らは人類の恩人です。しかし、いずれこうした形で金融システムを取りに来るということは、予感としてわかっていました。幸いなことに、今ならまだ引き返すことが出来ます。フランシスコ法王が自らの野望を諦めたように、彼らもそうすることを望みます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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フルフォードレポート英語版(5/24)-2
引用元)
t02200296_0238032013654276698新金融システムの阻止と地球の利益のためのアジアの金塊の使用を抑止しているのは男爵ジェイコブ・ラザニエル・ロスチャイルドであると、CIA同様彼の近親者は言う。男爵ロスチャイルドは、中国元とロシア・ルーブルを除く米ドル、ユーロ、日本円と多くの他の通貨の発行を支配するハザール・マフィア大組織のトップである。アジアの長老達が貧困を終わらせ、環境破壊を止めて地球を天国に変えようとして将来計画期間を設立するために13%割引価格で金を提供した時、途を阻止したのはロスチャイルドであった。計画はBRICS諸国、国防総省、多くの機関そしてロスチャイル自身の親戚さえ多くが支持した。

もし、男爵ロスチャイルドがこのニュースレター発行後24時間以内に、妥協の交渉に白龍会に接触してこなければ、白龍会は彼を排除するために説得できる誰にでも、香港で手に入る1トンの金塊を提供するつもりである。ところでロスチャイルド、我々はあなたが、英国バッキンガムシャ-のワデストンのあなたの国の自宅ではなく、スイスのツークのマーク・リッチの元の家に隠れているのを知っている。隠れても、それは無駄になる。

(中略)

最近の最大の進展はイスラエルにあり、そこで防衛大臣のモーシャ・ヤアロンが「イスラエル社会とネタニヤフ政権に「過激主義、暴力と人種差別」を非難して先週辞任したことである。

http://www.haaretz.com/israel-news/1.720653

これに続いてホロコースト記念日のIDF副参謀長イエール・ゴランによるコメントが続く、とりわけ彼は「イスラエル国会のける人種差別法案の雨、それらはすでに採択され施行されており、強烈にナチ政権初期のドイツ帝国議会によって採択された法案に似ている」と述べた。

http://www.veteranstoday.com/2016/05/22/uri-avnery-traces-of-nazism-in-israel-confirmed/

これらのコメントはイスラエルの元首相エフード・バラクによって支持され、彼はイスラエルはファシズムの種に感染したと言っている。

(中略)

ロシアはイスラエル首相ネタニヤフに新防衛大臣としてソ連生まれの右翼過激派アヴィクドール・リーベンマンを採用させると言う非常に洗練された運動を実施したと、国防総省情報筋は言う。この過激派はイスラエルの崩壊を早めることになる自殺的積極的な政策を遂行すると彼らは言う。

(中略)

目の前に迫る他のこととしては、イスラエル政権の金融崩壊がある。それは米上院が米市民がテロのみならず、航空機破壊行為、人質と無法な殺人に対しても告訴できる法案を通過させることに対する傀儡オバマによる反対に打ち勝ったからである。ハザールマフィア支配の新聞社はこの法案はサウジアラビアを標的にしたものと考えているが、本当の標的はイスラエルである。イスラエル(とその秘密のロスチャイルド王)は今、911、パリ攻撃、マレーシア航空機370/17便、上海ロシア航空事故そして先週のエジプトエアー事故で告訴可能である。

(中略)

先週のエジプトエア事故について、CIA情報源は、実際に起こったことは3人のフランス政府代表が重大なハザール犯罪を暴露するためにエジプトに向かったので、彼らが乗った航空機はイスラエルに回された。それが最初のニュース報道は69人が搭乗していたといったが、後で66に変更され理由です。

(中略)

米国のハザールスパイは全て彼らのリーダーを送り共和党大統領候補ドナルド・トランプに彼らの計画に沿って進むよう説得することで支配を維持する戦いを行っている。それが、ヘンリーキッシンジャー、ディックチェイニー、ジェームス・ベーカー、シェルダン・アデルソン他が最近彼に会いに行った理由です。これらの人々が何を言おうが「ドナルドは依然、彼のハンドラーによるアメリカ人にとって最良なことをすると言わされている」と国防総省情報源は言う。トランプにはとりわけバチカン、NRA、ロシアがバックについており、クリントン/ブッシュマフィアとは全く異なる課題に従っていると、彼らは付け加えた。

(以下略、続きは引用元でご覧下さい)

[Sputnik]米俳優イライジャ・ウッドがハリウッドの小児性愛について告白 / 「マンチェスター・ユナイテッド」の選手 あまりにも高額な年俸に不満 〜まともな感性と対極にある発想〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 世界が確実に変化していることを感じさせる記事です。ハリウッドでは、影響力のある人物の小児性愛が続けられていることを暴露しています。ここでの影響力のある人物とは映画関係者だけではないはずで、政治家はもちろん、おそらく聖職者や有名スポーツ選手なども入っていると思います。なぜなら、イルミナティの内部告発者にそうした証言があるからです。ある種の幼稚園は、そのために運営されているものがあるほどです。
 ディズニーランドの噂を聞いたことがあるかも知れません。そこでは、親は絶対に子供から目を離してはいけないと言われています。小児性愛はバチカンでもイギリスでも大変なスキャンダルになっています。もはや隠し切れないでしょう。いずれ人々はこうした事柄が続けられていた背後に悪魔崇拝組織が存在することを知ると思います。イルミナティは、その一つです。
 下の記事は、1月前のものですが大変印象に残っているもので、いつかこうした選手が出て来るものと信じていました。私は以前、松井秀喜やイチローがこうした主張をしてくれるのではないかと期待した時期があったので、このような選手が出て来ると考えたのは、ずいぶん前だったというのがわかります。たった1人こうしたまともなことを主張する選手が出て来るだけで、世界は大きく変化するのです。当たり前のことに気付く人たちが増えるからです。まともな選手は好きでスポーツをしており、お金のためにしているのではありません。生活するのに困らなければ、必要以上のお金はかえって負担になるのです。
 あらゆる分野でこうしたまともな感性の人々が増えてくることで、世界は変化して行きます。こうしたまともな感性の対極にあるのが、“宝くじでも当てて一攫千金で、後は左うちわで悠々自適の暮らしをしよう”という発想です。どれくらい地球人がこの邪悪な、あるいは怠惰な物の考え方に染まっているかを考えると、恐ろしいものがあります。健全な人は、自分の才能を生かし喜びを持って働くことで、社会に貢献したいと思っています。棚ぼたで得られるお金など必要としません。ましてや賄賂を渡そうとする人間に対しては、“バカにするな”と言ってお金を突き返すはずです。そう考えると、この世界がいかに歪んでいるかがわかると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米俳優イライジャ・ウッドがハリウッドの小児性愛について告白
引用元)
© Flickr/ Gage Skidmore

© Flickr/ Gage Skidmore


ハリウッドでは映画スタジオの影響力のある人物では小児性愛が大いに流行っている。「指輪物語」のフロド・バキンズ役で有名なハリウッド俳優のイライジャ・ウッド氏が「サンデータイムズ」紙に明らかにした。

ウッド氏は自分が幼少のときにそうしたセクシャルバイオレンスにあわないですんだのは、母親が映画界の代表者らが催すパーティーに自分をいかせなかったからだと語っている。ただし、他の未成年たちはそうした偏愛者の犠牲となった。

「これは全て仕組まれたことだった。この産業部門には頭の中は自分の関心だけといったいやらしい人間は少なくない。」

ウッド氏によればこうした性犯罪は続けられている。それは犠牲となった人たちが権力の下にいる人間と同様に大声でものをいえないからだ。

ハリウッドの大物たちが謳歌している小児性愛についてこうした告白が行なわれたのは初めてではない。テレグラフ紙が報じた。

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「マンチェスター・ユナイテッド」の選手 あまりにも高額な年俸に不満
引用元)
© Sputnik/ Vladimir Pesnya

© Sputnik/ Vladimir Pesnya


イングランドのサッカークラブ「マンチェスター・ユナイテッド」のミッドフィルダーでスペイン代表メンバーでもあるフアン・マタ選手が、年俸があまりにも高額だとして不平を述べ、自分の生活は異常だと指摘した。

マタ選手は「他の世界への敬意にもかかわらず、我々は到達不可能な、信じられないようなお金を稼いでいる。私はシャボン玉の中に住んでいる。私の友人は現実の世界に住んでいる。彼は働く必要がある。失業した場合には手当を受け、仕事が見つかるまで転々としなければならない。これが普通の生活だ。サッカー選手としての私の生活は、普通ではない」と語った。

27歳のマタ選手は、「私はサッカーがビジネスになったことが気に入らない。私はサッカーが好きだ。私は練習や試合が好きだ。もしビジネスがサッカーにこれほど影響を与えないのであれば、私は喜んで減俸を受け入れるだろう」と述べた。

マタ選手の「マンチェスター・ユナイテッド」での「週給」は、約14万ポンド(約20万1000ドル)。契約は、2018年夏まで結ばれている。

もうちょっと早く出しとけ!マイクロソフトが今頃、ウインドウズ10へのアップグレード後のキャンセル手順を公開

竹下雅敏氏からの情報です。
 マイクロソフトが、ウインドウズ10へのアップグレード後のキャンセル手順を公開しました。私がやられたのは妻のメールの記録を確認すると、17日でした。今頃マイクロソフトはこんなものを出してきおってからに、もうちょっと早く出しとけ、と思ったのは、私だけではないはず。
 まあ、以前に紹介した動画のおかげで、何とか個人情報の流出は防げていると思いますし、以前のウインドウズ8.1は作動が不安定で、様々な不具合を感じていたので、その点は改善されました。その動画は下に貼りつけています。
 とはいえ、マイクロソフトのこのサイバーテロとも言うべきやり方を放っておくわけには行きません。以前から、Linuxに関心があったので、この機会に本気でUbuntuを導入してみようか、と考えています。パソコン音痴の私に導入出来るものではないので、代表の白井君の協力が当然不可欠です。
 白井君は今、社屋プロジェクトに手を取られているので、それが落ち着いてからになると思います。この件で進展があれば、その都度ご報告します。
(竹下雅敏)
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引用元)

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Windows10の恐怖!個人情報ダダ漏れ!そのまま使うと超危険! Fear of windows10
引用元)

[seiryuu氏]お金の秘密・打ち出の小槌物語②
信用創造で国の資産を略奪する中央銀行

竹下雅敏氏からの情報です。
 本来なら、国家は通貨発行益と税収で国を運営すべきなのですが、民間の中央銀行に通貨発行権を奪われている関係で、国債を発行して不足分を補うよりなくなります。日本はこれまでは貿易黒字で国債を日本国民が所有しているのですが、これだけ経済が破壊されると、今後はそうは行かなくなります。
 多くの国では、国内では資金が賄えず、海外からの投資に頼っています。ギリシャなどの国を見るとよくわかりますが、民間の中央銀行によってバブルが作り出され、それが破裂することで国が破綻します。IMFが救済のためのお金を貸し付けます。IMFは融資の交換条件として、緊縮財政と国の資産を民間に売り渡すことを条件にするのです。私たちが普段ニュースでよく見聞きしている光景です。
 ですが、前回と今回の“お金の秘密”を理解すると、中央銀行と結託した巨大銀行が、自分たちが持ってもいないお金をある国に貸付け、返せなくなったことを理由にその国の資産を略奪しているということがわかると思います。彼らは洗練したやり方をするので、途中にまるで破綻した国の救済機関であるかのようなIMFを調停役に挟むのです。彼らはあたかも公的機関であるふりをしながら、銀行家たちの略奪に手を貸します。IMFは彼ら銀行家が作った組織だからです。国民は国の資産を略奪された上、IMFから融資されたお金を返し続けなければなりません。国民全員が国際銀行家の奴隷になったということです。
 彼らは世界中の人々を奴隷にするつもりだったのですが、今や彼らのこうした手法を人々が知るところとなり、こうした悪魔のような計画は破綻の寸前です。FRBが民間の中央銀行であることを暴いたユースタス・マリンズ氏や「エコノミック・ヒットマン」の著者であるジョン・パーキンス氏の暴露は、人々の目を開くという意味で極めて大きなものだったと思います。
(竹下雅敏)
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お金の秘密・打ち出の小槌物語② 〜信用創造で国の資産を略奪する中央銀行
文:seiryuuさん

お金が生まれた!


私たちが商店で買いものをする、給料をもらうなりもしくは払う、企業間で取引をするなど、経済活動は毎日行われています。これらの商取引の経済活動で起こるのは「お金の移動」です。私たちの手元のお金が減ったり増えたりしますが、市場の中にあるお金の量は全く変化していません。一般の経済活動ではお金が移動はしても生まれはしないのです。移動と生まれるのは全く違います。それでは、どうやってお金が生まれるか・・・?

こうです。例えば私が新車がほしいと思い、金利などを考慮の上、近所の銀行に二〇〇万円の融資を申し込みます。私の資産や年収などを銀行は審査します。そして銀行はこの男は利子をつけて二〇〇万円を返済すると信用したときに、銀行が担保を設定し私の通帳に二〇〇万円を印字します。この時です。新たなお金が生まれたのです。二〇〇万円の通貨が創造されたのです。全てお金はこのようにして生まれてきます。

さて、生まれたもの・創られたものは、必ず死ぬもしくは消えるのですが、このように生まれ創られたたお金はどのように死ぬ(消失する)でしょうか?

気づかれましたか? この欄ですでに「お金そのものとは一体何か?」の明確な答えを示しています。気づかれた方は明敏です。驚愕の事実に気づき理解されました。


信用創造(魔法アイテム)の発見


現代に続く近代銀行の始まりは中世の欧州です。当時の通貨は金貨が中心です。大量に所持しているのは王侯貴族です。しかしゴールドには難点があります。取り扱いが難しいのです。持ち歩くには重いし摩耗もします。何より盗難の心配が常につきまといます。難儀した王侯貴族たちは相談し、金の取り扱いになれていて堅牢な保管庫を有するだろう金細工師に預けることとしました(これが「預金」の始まりです。)。

金細工師はゴールドスミスといいます。金を預かった彼はその預かり証を出します。やがてゴールドスミスはある事実に気づきます。預け主は預けた金貨をめったには取りには来ないことを。ゴールドスミスはそれを良いことに預かった金貨を無断で流用し利子を取って貸し出すのです。

一方市場では金貨でなく金貨の預かり証そのもので商取引がされるようになります。預かり証はゴールドスミスの所に持って行けば金貨と交換できるので金貨と全く同価値(兌換紙幣)です。その上扱いやすいのです。軽くて持ち運びも管理も簡単です。重宝だったのです。

そのような中ゴールドスミスは金貨の現物を貸し出さなくても、預かり証を貸し出したら良いことに気づきます。紙幣(銀行券)の始まりです。取り扱いやすく重宝な預かり証は市場での需要が増大します。ゴールドスミスはついに「打ち出の小槌」を発見したのです。何しろ預かり証はいくらでも作れます。紙とペンさえあればいいのですから。そして経験上知っていました。めったに預かり証と現物の金貨の取り替えがされないことを。そして市場ではいくらでも紙幣である預かり証の需要があります。

やがてゴールドスミスは例えば手元の金庫には一億円分の金貨しかないにも関わらず2億円分、3億円分、5億円分の預かり証を発行しだします。魔法というか、いわば大胆な詐欺ですが、それで大丈夫なのを経験上知っていたのです。手元1億円で5億円分の預かり証を発行したならば、4億円のお金(紙幣)を無から創造したことになります。これが金(ゴールド)を種がねとする金本位による信用創造の始まりです。「魔法の打ち出の小槌」が振られ無からお金が出てきたのです。無から創造された4億円の紙幣を担保設定し利息付きで貸し出します。借り手がもし返済されなければ担保物件で物納です。

秘密裏に振られ始めた「打ち出の小槌」、その仕組みは完全に秘密にして独占されます。しかし秘密保持のためには、預かり証と金貨との交換を求められた時の対応が必要です。応じられないと秘密がばれてしまいます。そのため現物の金貨は必ず一定量準備しておきます。これが現在の準備金制度に続いています。また、もしいざ大量の金貨の交換を求められたとき対応するため仲間同士で現物の金貨を融通し合える組合も作りました。秘密が漏れないよう鉄の掟で結ばれた仲間です。これが銀行カルテルの始まりです。

こうやって誕生してきた銀行家の中で一般人に金を貸すより国家に金を貸す方が安全で遙かに割が良いことに気づく者逹が現れます。初めて国家にお金を貸した民間銀行・・・、そうそれがイングランド銀行です。この私有銀行はやがて一国の通貨発行権も手中にします。中央銀行の誕生です。次の言葉をかみしめるべきかもしれません。「借りる者は貸す者の奴隷となる」(『旧約聖書』)


金(ゴールド)もいらなくなった!


信用創造という魔法の小槌は秘密裏にそれを独占した銀行の所有者によって振られるようになりました。しかし、いくら魔法のアイテムでも無制限に振ることはできません。その発生当初から長らく通貨の発行は金本位制でした。

この制度により生みだされた紙幣は金(ゴールド)との交換という制限があったのです。これでは信用創造の小槌を振るって出される紙幣の量は、種がねとなる現物ゴールドに対し最大で10倍が限度だったのでは?と想像できます。そのため市場に流される通貨の量は一定を保ちます。これは不自由でもありますが見方によれば市場の安定、極端なインフレもデフレも起きないことを意味します。しかし銀行家には不満であり足かせに感じていたのです。

そしてやがてついに世界中を震撼させる出来事が起きます。1971年ニクソンショックです。突如出された、基軸通貨ドルのゴールドとの兌換を破棄する宣言です。これによって世界中の全ての通貨はゴールドの裏打ちを無くし現在に至ります。通貨の価値は当然不安定になります。

ただし、これは別角度から見ると、ゴールドとの交換という制限・足かせなしに、信用創造の「打ち出の小槌」を思う存分に振るえるという意味でもあるのです。極端にいうといくらでも制限なしに通貨・お金は作られるようになったということです。


お金(通貨)とは何か?


ここで最初の問いかけである「お金(通貨)、そのものは何か?」を明確端的に示しましょう。すでにお気づきで理解されている方もいるでしょうが驚愕の事実です。
現在世界に流通しているほぼ全ての「お金(通貨)とは誰かの借金
これが明確な答えです。

通貨は銀行が信用創造で生みだします。ではいつ生みだしましたか? 思い出して下さい。私(誰か)が銀行に借金を申し込み了承され通帳に印字された時でしたね。そうです。銀行がお金を貸し付ける時、誰かが借金した時お金がうまれるのです。

お金は借金によって生まれるのだから、借金を返済したらそのお金は死にます。全てのお金は借金だからそれを全て返済したとしたらこの世界からお金が消失するのです。これがお金の秘密です。
「世界中のあの莫大なお金全てが誰かの借金??」ぴんとこないかもしれません。しかし米国政府、日本政府はどれほどの借金がありますか?天文学的でしょう。一般銀行は企業や個人に貸し付けますが、中央銀行は手続きを経て国家に貸し付けるのです。見えづらくしていますが国家は中央銀行に借金して通貨が生みだされているのです。米国ではFRBが成立するまで「所得税」はなかったのです。その所得税は米国政府のFRBへの借金の利子なのです。

「信用創造」の「信用」とは「借金」と読むのがいいでしょう。「借金によってお金が創造される」のです。そして普通私たちが貸すというと所持物もしくは信託され手元にある物を貸す事ですが、この銀行貸し付け、借金は違います。「ありもしないもの」を創ったとして貸し付け利子を取るのです。それも複利です。複利の利子、これがお化けのようなもので実に厄介なのです。

利子は年月を経るほど勝手に膨らみますが、元本はともかく、もともと利子分の返済金など創造されていない、つまり本当はどこにもそのお金は存在していないのですから。このような経済システムが破綻するのは最初から必然だったのです。

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