竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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配信元)
プーチン①
「グローバリズムが文明の多様性を排除し乱暴に押し付けてきた一方的な体制の為に世界は非常に不安定」
「歴史は変化し、一極支配の時代は終わった」
ユーラシアの文明大国🇷🇺🇨🇳は文明の多様性を護るべくシオニスト #新帝国主義巨悪 🇺🇸🇬🇧🇮🇱と戦っていて、シオニストのTrumpとは相容れない。 pic.twitter.com/S2MGM11tn0— Tomoko Shimoyama (@TomokoShimoyama) June 30, 2022
プーチン②
「一部の西側支配者はグローバリズム一極支配の幻想に取り憑かれ、今も植民地支配継続の錯覚」
「逆らう者の経済を破壊して懲らしめ、文化や歴史への(植民地主義的な)見方を押し付け、様々な方法で諸国の主権や威厳を脅かす」
「だが何事も永遠には続かない」
現代史の転換点への希求‼️ pic.twitter.com/ljehS5Mx8y— Tomoko Shimoyama (@TomokoShimoyama) June 30, 2022
プーチン
「全ての国や人々の主権は保証されるべき。国は独立国か(#新帝国主義巨悪 の)植民地で中間はない。悲しませたくないので例は挙げないが、植民地は歴史的見通しがなく #地政学的戦い で生き残れない」
「🇺🇸の核の傘」は嘘で、プーチンの言葉を理解しなければ日本はこの生存競争で滅びる運命。 https://t.co/WcGjXFKkJu— Tomoko Shimoyama (@TomokoShimoyama) June 12, 2022
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一部の西洋諸国の支配的エリートたちは、一極支配の幻想を抱き続けています。彼らは現実を直視する代わりに過去の亡霊にしがみついています。彼らは西側支配や、グローバリズムが支配する政治や経済が永遠に続くと信じています。しかし、何ものも永遠に続くことはありません。…彼らは世界の大半を辺境地帯だと思っていて、それらの国々を植民地のように扱い、そこに住む人々を下層民だとみなしています。何故なら彼らは自分たちのことを特権階級だと思っていて、だからこそ、彼らの作るメインストリームに盲目的に従うことを拒否する者がいれば、彼らの経済を破壊して懲らしめようとする衝動に駆られるのです。…”と言っています。
6月24日の記事でお伝えしましたが、プーチン大統領は、“BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の5カ国による通貨バスケットをベースにした国際基軸通貨を作るという問題が解決されつつある”と述べています。
アメリカによる一極支配の世界システムは終わり、BRICS諸国を中心とする多極化の時代へと変化していくことでしょう。そこで問題なのは、“続きはこちらから”の記事にあるような見解です。“BRICSの最初の構想は、ゴールドマン・サックスのチーフエコノミストが提案したものである。BRICSの新しい開発銀行には、IMFや世界銀行で知られる人物が名を連ねている。そして、BRICSは国連の「アジェンダ 2030」へのコミットメントを繰り返し表明している。…BRICSは明らかに反グローバリズムではない。”と書かれています。
この立場では、アメリカは既に役割を終えたので、現在のアメリカによる一極支配の世界システムを滅ぼし、BRICS諸国を中心とする新たな世界秩序を作り出す。その中核となる中国にディープステートは寄生する。すなわち、現在のロシアvsウクライナ(NATO)の戦いは茶番で、双方をディープステートがコントロールしているという考えです。
確かに、このように考えると辻褄が合いますが、それはディープステートが現在の中国を作った時からの「計画」が、この様なものだったからです。残念ながら、ディープステートの当初の計画とは、かなり違ってきています。「計画」では、ロシアも中国もディープステートがコントロールしているはずだったのですが、現在はそのようになっていません。
ただ、現在の中国の習近平派は中国版のグローバリストなので、ロシアとは考え方が大きく異なります。ここが、今後問題になるでしょう。