「ネトウヨ」と一口に言ってもいくつかの階層に分かれています。
上の階層は、官邸直属の部下、創価学会、幸福の科学、電通マスコミ、請け負い業者などで構成されているわけですが、煽られて鉄砲玉のように暗躍する一般の底辺ネトウヨも最近は増えてきました。
22日、
この底辺ネトウヨの一人でヘイトスピーチを繰り返していた64歳の男が起訴されました。
在日コリアンを中傷する内容のビラを貼るために商業施設に侵入したとして、福岡地検は22日、福岡市南区の無職越智和年容疑者(64)を建造物侵入罪で起訴し、発表した。
地検は「(6月施行の)ヘイトスピーチ対策法の趣旨にも照らした」としている。
同法は国や自治体にヘイトスピーチをなくす責務があることなどを定めたが、罰則はない。
起訴に際し、同法の理念を踏まえたと検察が明言するのは異例。
起訴状などによると、越智容疑者は6月29~30日、正当な理由がないのに、福岡市中央区の商業施設「福岡パルコ」などのトイレ6カ所に侵入したとされる。
6月30日に建造物侵入容疑で現行犯逮捕されていた。
http://www.asahi.com/articles/ASJ7Q5TPCJ7QTIPE03S.html
(中略)
それにしても
決して生活が楽とも言えないネトウヨの、安倍晋三に対する根拠不明の全体的信頼とは何なのか?
普通なら、福祉を削り増税をする政権など、信頼に値するはずもないのに信頼する不思議。
それは
やはりテレビと週刊誌、ネットでは保守系のまとめサイトなどの影響が非常に強いと思われます。
特に最近のネットでデマを振りまいたり憎悪を煽ってるまとめサイトは悪質そのものです。
これがまた無数にあって、生活に困窮し、夢も希望もない中で底辺層の怒りを、政権側には向かわない方向に誘導するのです。
(中略)
もともと
安倍自民は嫌韓でも嫌中でもなく、
ただ内政の不備から目をそらせるために利用してるだけです。
だから
いつでも嫌韓嫌中で
集めたネトウヨを切り捨てることが出来るのです。
今年4月に自民党の西田昌司議員が下のような答弁をしています。
「今度は、我々が作ったこの法律が、裁判官にも、国権の最高機関がヘイトスピーチというのを駄目だということを言っているわけでありますから、そんことを受けた判例が重なってくると、そういうことの積み重ねが結局は
ヘイトスピーチというものを社会から根絶させせていくことになるのではないかということを期待しているのであります」
この発言は、
今後足かせになるであろうネトウヨを切り捨てることも厭わないという自民党の姿勢を表しています。
そして
実際、ネトウヨが心酔する安倍自民が作った法律でネトウヨが逮捕起訴されているんですね。
すでに在特会の桜井誠も反安倍に動いています。
つまり、もうリアルではネトウヨの居場所は無くなりつつあるということを底辺のネトウヨは悟るべきです。
さらに安倍自民は利用できるものは何でも利用し、手のひら返しなど朝飯前の卑怯千万な政権であることを知るべきです。
"続きはここから"以降の記事でも、障がい者の方が「戦争などの有事の際には障害者は真っ先に切り捨てられる」「障害者がすべての前触れになる」と危機感を抱いています。また優生思想や安楽死的な観点から、精神障害者らを殺害することは「正しい」と考えていた医学会をナチスが利用したことを紹介しています。
ツイートにあるように、ナチス政権下で、T4作戦が実行され障害者が虐殺されました。麻生副総理の「さっさと死ねるように」「いつまで生きるつもりなのか」発言などを考慮すると優生学思想に基づいた「安楽死法」が上程されるというのはあり得ない話ではないと思います。
不気味だと思うのは、7月22日には安倍首相が山崎学日本精神科病院協会会長と会食し、23日にゴルフを楽しんだ三日後に相模原市の障害者殺傷事件が起こっています。これをもって、事件と関係があるとは言えませんが、山崎学氏の「正念場」という記事では、"中国の挑発が続いている。まさに正念場である"と書かれてあり、安倍政権を持ち上げ、大いなる期待感を寄せています。また過去の日本精神科病院協会の式典には、改憲派リーダーの櫻井よしこ氏が講演していたり、「憲法から国民主権、基本的人権、平和主義を削除しよう!」が持論の長勢甚遠・元法務大臣が招かれており、とても障害者を守ってくれるとは思えないような人物が重宝されています。
障害者の方々が危機感を抱くのも無理ないと思います。