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ボストン・マラソンのテロ事件の主犯とされるタメルラン・ツァルナエフを逮捕した2人のFBIの職員が5月17日死亡していたことが発覚した。事件はヴァージニア州の沿岸から12海里の地点で行われた演習でおきた。FBIの広報部が明らかにした。
公式的な声明では、特務員のクリストファー・ロレクとスチーヴィン・ショーがヘリコプターに乗って困難なレッスンを行っている最中に落下したとされている。ロスバルト通信によると、ふたりはヘリコプターの下に待機していた船へ縄を伝って降りる訓練をしていたが、何らかの理由でかなりの高度から下に落ちた。
4月15日ボストン市の中心部ではマラソンのゴールの付近で2回の爆発が起き、3人が死亡、260人以上が負傷した。米国政府はテロの主犯はタメルラン(26)、ジョハル(19)・ツァルナエフ兄弟だとの確信を強めている。