「景観は1円にもならない」という寂しい言葉ですが、所有者の方々だけを責めることはできません。「自然は崇拝するものであって、何円になるかどうか、は人心の荒廃。」というツイートがありましたが、その「人心」とはまさしく私たちの心でした。放牧で豊かに生計が立ち、景観が守られ、観光客が憩う阿蘇を国や地域が守ることができなかった。自然を経済価値だけで見てきた結果が、この黒々とした異様な風景となりました。
読者の方が書かれているとおり、このパネルの下の環境破壊はいずれ私たちの生活に巡ってきます。利権ではなく、本当に自然を崇拝し私たちを生かす再生可能エネルギーを実現させたいです。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
これ、何処だと思いますか。
— 花☆彡空🎗 (@7882wi_wi_wi) March 19, 2023
熊本・阿蘇山外輪に造られた『メガソーラー発電所』
木はどうした?
木はどこいった?
いつの間に何をした?
山が自然が息が出来ないと泣いている。
日本が壊れて行く.....💧 pic.twitter.com/4me2LwhA8t
阿蘇にメガソーラー次々、狙われる草原https://t.co/8Il5LRT52G
— 西日本新聞me (@nishinippon_dsg) March 13, 2023
建設地の一つは私有の採草地だったが、既に使われなくなっていたという。「景観を守っても1円にもならない。所有者はお金が入る方になびいてしまう」。町役場を訪ねると、組合員でもある職員が関係者の心情を代弁した。#西日本新聞me
自然は崇拝するものであって、何円になるかどうか、は人心の荒廃。
— SDGs建築エコノミスト森山高至(漁協建築研究家) (@mori_arch_econo) March 18, 2023
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阿蘇にメガソーラー次々、狙われる草原 放牧廃れ…「景観では1円にもならない」 https://t.co/6QouD1VrYR #西日本新聞
阿蘇地域は国内最大級の草原地帯。外輪山南側の山都町で、約119ヘクタール(福岡ペイペイドーム17個分)に広がるパネル約20万枚に、太陽光が照り返る。九州最大級のメガソーラーで、2022年9月に稼働し、出力約8万キロワット。九州電力川内原発1基の約1割に匹敵する規模だ。もともとは隣接する高森町の住民約30人が共同所有し、牛を放牧する「牧野」だった。
(中略)
背景には、使われなくなった牧野に目を付けた企業側のメリットが見える。草原は規制が厳しい「農地」ではなく「森林」扱いのため、要件が整えば森林法に基づく林地開発許可が出される。草原だと樹木伐採の手間が少なく効率的に開発しやすい事情もあるようだ。
(中略)
公益財団法人「阿蘇グリーンストック」(熊本県阿蘇市)の増井太樹常務理事は「観光資源にも利用される草原だが、野焼きなどの負担だけを住民が担い、利益は及ばない構造になっており、見直しが必要だ」と指摘する。
(以下略)
河口付近に集めて、いざとなったら発火させるつもりでしょうか・・・。