参院予算委員会の理事懇談会で予備費6714億円の支出について財務省・厚労省が説明。ただし、出された資料はこの一枚のみ。安全性や有効性の確認はもとより、契約自体が交渉途上でなにを聞いても「公にできない」という。
— 山添 拓 (@pioneertaku84) September 8, 2020
多額の、かつ不確定要素の多い執行であり本来は委員会を開きただすことが必要。 pic.twitter.com/cRnuhsejY4
英国アストラゼネカ社、米国ファイザー社、米国モデルナ社の3社で1億4000万人分といいますが…
— 山添 拓 (@pioneertaku84) September 8, 2020
また、ワクチン接種にかかる費用や健康被害が生じた場合の補償なども、ここには含まれないようです。
「ワクチン確保に6700億円」ということ自体あまり知られていない。これほどの金額を議論ナシ、ペラ紙通告一枚で決裁できてしまう。予備費10兆円とは、国会ギライの与党にとって大変助かる仕組みになのだ。pic.twitter.com/O2PKpm38DO
— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) September 8, 2020
アストラゼネカのワクチン治験で治験事故の疑い。
— Hiroshi Makita Ph.D. (@BB45_Colorado) September 9, 2020
英国人治験被検者一が病気になり、分析のため一時治験中止。
CNN DON LEMON
←この治験事故で治験は少なくとも数週間中止。最悪失敗。アストラゼネカのワクチンは、日本政府が1.2億回分青田買いしたもの。治験は博打成分があるので仕方ないが。 pic.twitter.com/iUO1zNA9cU
なお、まだ治験事故の疑い。
— Hiroshi Makita Ph.D. (@BB45_Colorado) September 9, 2020
治験が失敗したわけではない。
しかし、治験が数週間から数ヶ月遅れる事にはなる。本邦政府の目論見とは別に、アストラゼネカワクチンの実用化は来年1Qは絶望的で、2Qから3Qに供給開始となろう。
要するに、当たり前だがオリンピックにはまず間に合わない。
そもそも未完成のワクチンに依存した計画など論外というほかない。
— Hiroshi Makita Ph.D. (@BB45_Colorado) September 9, 2020
8日、衆参の予算委員会の理事懇談会がありました。政府は先の国会で使途を決めない予備費10兆円を無理やり通しています。その時、予備費を使う際には国会で使途を説明することを野党側は約束させています。この度、その予備費の中から6,714億円を新型コロナの感染症対策に使用したいということで理事懇での説明が行われたものです。内容はニュース報道にはならず、わずかなツイートで確認できたのみですが、山添拓議員のツイートや原口一博議員の解説で大筋がうかがえました。財務省、厚労省はたった1枚の資料で、1億4000万人分のワクチンの入手に使うこと、購入先は米国3社と英国1社であることだけを示し、契約の内訳も時期も明かされませんでした。何に使うのかという質問に対しては「事故が起きた時」「メーカーが賠償を迫られた時」に使うと回答があったそうですが今回の予算には含まれないとの回答もあるらしく不明なことだらけ。外国のメーカーのリスクヘッジを日本の国民の税金で賄うことを、契約が確定もしない段階で決定していることになります。いかにもワクチンの事故が起こることを前提で予算を立てている上に、そもそも「未完成のワクチンに依存」することの異常を国会で説明する必要があります。