注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

「れいわ」を黙殺し続けてきたマスコミも、いよいよ無視できなくなってきた。
(中略)… 一部のメディアでは上方修正した。修正後の数字は2~3議席。
それでも実態を反映していない。
(中略)
公明党に批判的な学会員は全国規模で「逆F獲り」を続けている。Fとはフレンドである。「逆F獲り」とは公明党に批判的な友人の票を集めることだ。
(中略)
国民民主の獲得票は350万票余りか。「れいわ」が1議席でも1票でも上回ったらどうなるか。連合の組織とカネを当てにしなくても、市民の力で選挙ができ、政治を変えることが証明されるのである。この瞬間、連合の影響力は激減する。ほぼ無力化すると言ってよい。
上述したように「れいわ」はマスコミが予想した以上の議席を獲得する可能性が高い。「れいわ」を黙殺し続けてきたマスコミはさらに信用を失う。
今回の参院選は「山本太郎の勝ち」である。(中略)… これは山本が落選しても揺るがない。以下、理由を並べる。
(中略)
寄付額は公示前までに2億5000万円を突破。(中略)… 少額寄付で波紋を広げ、3億円以上を集めている。こうした寄付者は選挙で大きな力になる。単なる支持者とは本気度も活動量も違う。その熱が、さらに渦を広げている。
(中略)
比例で優先的に当選する「特定枠」の1、2位に重度障害者を据えたことも重要だ。たとえ山本が落選しても、れいわが1議席以上獲得すれば、重度障害者が国会議員になる。これは歴史的な出来事になるだろう。
そして最大の鍵は「政党要件」だ。公職選挙法では「国会議員5人以上」「直近の国政選挙の選挙区か比例区で2%以上の得票」のいずれかを満たせば、政党として認められる。政党交付金も受け取れる。(中略)… そうなれば、今後はテレビも無視できない。山本自身は議席を持たなくても「1年以内」とされる総選挙を見越し、政党代表の立場でメディアを通じて発言できるようになる。
(中略)
山本太郎は、すでに勝っている。 (フリーランスライター・畠山理仁)
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日刊ゲンダイの「山本太郎は、すでに勝っている」とする記事は大変興味深いもので、本当は削るところはないのです。なので、引用元で全文をご覧ください。非常に的確な分析がなされており、こうした戦略を山本太郎氏が考えついたとするならば、あまりにも天才的で、誰か極めて優秀なブレインが背後に居るのかと想像してしまいます。
山本太郎氏自身は、「1年以内」とされる総選挙を見越して動いていると思います。今の「れいわ新選組」の勢いは、選挙が終わっても消えるとは思えません。「れいわ新選組」の政策や思想は、広がる一方でしょう。これは、国民が現政権の欺瞞に気づき、目覚めていく過程だと思います。
いずれ、大西つねき氏を始めとする人々の尽力で、国民は中央銀行による奴隷搾取システムの本質に気付くようになるかも知れません。
支配層が、人類の目覚めを止める手段はもはやなさそうです。