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第1システムの各レベルにおける最高神のご紹介

竹下雅敏氏からの情報です。
 2007年から天界の改革が始まり、それまでの血族支配から、心の清らかな者が天位に就くという方針に改まりました。この結果、これまで権力の座にあった神々のほとんどは転落し、現在では天位にふさわしい神々がその地位に就いています。
 私たちの地球は、第1システム国津神第五レベルに属していますが、それよりも高いレベルの影響も受けています。それぞれのレベルには、キツヲサネ五神とフトマニの五十一神で統治されています。私が「神」と言う場合、キツヲサネ五神を指します。「神々」と言う場合は、フトマニ図で示される五十一神のことを指す場合が多いです。
 今回は、第1システムの各レベルにおける最高神をご紹介します。各レベルにおけるキツヲサネ五神の「ヲ」の神です。天津神第一レベルの最高神・牽牛様が天位に就く時の様子は、こちらの記事のヴィジョンをご覧ください。
 実は、ヴィジョンを見たせれなさんは、“ヴィジョンを見た時はどなたかわからないまま、絵にしています”。また、“中西さんも絵を描きながら、それがどなたかまったくわからない”で、霊導されるままに描いているのです。私がその絵を見て、波動から牽牛様であると判断するのですが、こちらの記事をご覧になると、ピッタリとその通りだとわかると思います。せれなさんは、中西さんが描いたイラストを見て、せれなさん自身がヴィジョンの中で見た牽牛様と“あまりにそっくりなので驚きました!”と書いています。
 このように、中西征子さんが描く神々のイラストは、神の肖像画と言えるほど見事なもので、波動まで正確に写し取られているのです。
 天津神第二レベルの最高神は、神功皇后様です。彼女は、せれなさんが仕えていた女神なので、ブログ「光の海から」に最も多く登場します。その中で、こちらのヴィジョンはとてもよく描けていると思います。私は、天界で実際に彼女に会って間近で見ていますが、せれなさんのイラストをずっと美しくした感じの女性です。
 これらの例でわかるように、神や神々は実在するのです。霊眼の開いている方は、由来のある神社で参拝するとそのお姿を拝見できるかも知れません。
 表面的なものではなく、深いところからきちんと神や神々に繋がっている人は、死後の世界で神々の姿を拝見できると思います。ところが、この地球上の世界は、ニセモノが自分を神であると言ってはばからない世界なので、多くの人はニセモノに騙されてしまっています。
 例えば、チャネラーが神社に行って参拝すると、“私は木花咲耶姫です”と言う通信を受け取ったりするのですが、まず間違いなくニセモノです。なので、多くの場合、死後に姿を現す神は、まず間違いなくニセモノがなりすましたもので、死後の世界でも神と繋がりません。
 ただ、現在では名を偽って通信を送ったり、ヴィジョンに姿を現すことは許されていません。地球上で少しずつヤマ・ニヤマ(禁戒・勧戒)が実践されて行くに連れて、こうしたニセモノが姿を現すということはなくなってきて、誰もが神々と直接繋がるようになってくると思います。
 私の仕事は、人々を混乱させているニセモノを取り除くことです。
(竹下雅敏)
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【第一システム・天津神の最高神】

天津神第一レベル

天津神第二レベル

天津神第三レベル

天津神第四レベル

天津神第五レベル
(出典:ウィキペディア)

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ハイアラーキーが、全ての悪の根源! ~神々に祈るのではなく、ハイアラーキーの残党に祈ったりすれば、地球の破壊を手伝うことになってしまう

竹下雅敏氏からの情報です。
 イルミナティと戦うために聖書とイエス・キリストを拠り所にしている人たちにとっては、受け入れがたい事実ですが、現在の混乱の大元は、ハイアラーキーにあります。旧約の神が、アブラハムの子孫に与えると言った土地の約束があります。本来のエルサレム王国が、現在のイスラエルの位置でないことは、ハイアラーキーは当然知っています。黙示録で書かれている最終戦争(ハルマゲドン)の予言を見ても、これら一連の経緯がハイアラーキーの計画だったことは一目瞭然です。要するに、ハイアラーキーが、全ての悪の根源なのです。
 聖書は彼らが作り出した聖典であり、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教もまた、彼らが作りだした人工宗教です。イエスは、その後生まれ変わり、覚者となってハイアラーキーの要人の1人となっていました。
 彼らは、元々神々から追放された集団で、地に投げ落とされた者たちです。その彼らが、地球の悪の責任を押し付けて、自らのグループから追放した者たちを悪魔と呼んでいるのです。確かに、悪魔のやっていることは想像を絶するレベルの悪ですが、彼らを利用して、地球の支配権、さらには、太陽系、シリウスレベルの支配権を神々から奪い取るための道具として使っているわけです。この意味で、悪魔たちよりもさらにタチが悪い連中で、彼らは神々ではなく、「魔」と呼ぶべきだと思います。
 この意味で、サナット・クマーラが日本では護法魔王尊と呼ばれているのは、適切な表現ではないかと思います。地球ハイアラーキーのトップであるサナット・クマーラが魔王であるならば、彼に仕えていたマイトレーヤやイエスは神ではなく、「魔」と呼ばれるべきなのです。
 さて、天界の改革でハイアラーキーが解体されたので、キリスト教徒が、純粋な心でイエス・キリストに祈ると、その祈りは、第1システム国津神第五レベルのキリストの地位にある聖フランシスコに届きます。なので、キリスト教徒がイエスに祈っても、大丈夫なのです。
 Qグループは、第1システム国津神第五レベルの神々と、はっきりと繋がっており、神々から指示を受けているグループなので、安心してください。彼らは、本物の「光の戦士」なのです。
 これに対して、チャネリング界隈に出てくる9次元のアルクトゥルス・カウンシル、プレアデス高等評議会、光の銀河連邦、古代地球離脱文明、コブラのRM(レジスタンス・ムーブメント)などは、ハイアラーキーの残党です。
 今日のソルカ・ファール情報で、アメリカ中西部の農業地帯が黙示録的な大洪水に見舞われ、大惨事になっているとありましたが、まさにこの大惨事を引き起こす指示を出していたのが、9次元のアルクトゥルス・カウンシル、プレアデス高等評議会なのです。
 幸い、今では地球同盟側が気象兵器などの支配権を握ったようなので、この問題は今後落ち着いてくると思われますが、多くの地球人は勘違いをして、彼らが悪魔をやっつけてくれていると思い込んでいます。
 なので、神々に祈るのではなく、ハイアラーキーの残党に祈ったりすれば、地球の破壊を手伝うことになってしまいます。祈りは大切ですが、どちらの側に繋がっているのかが、ずっと大切なことなのです。
(竹下雅敏)
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日本は地球上でたった一つの“神の国” ~先住民の信仰は根こそぎに破壊され、本当の神々を祀る神殿があるのは日本だけ

竹下雅敏氏からの情報です。
 Eriさんの冒頭のツイートに、日本は地球上でたった一つの“神の国”とありますが、残念ながら、これはこの通りです。一神教、つまりハイアラーキーが作り出した人工宗教が地球上を覆いつくしてしまい、本当の神を祀っているのは日本だけになってしまいました。
 この辺りのことは誰も知らないことなので、簡単に説明しておきます。天界の秩序1をご覧になるとわかりますが、私たちは、第1システムに所属しています。第1システムの天津神第一から第五レベルの神々は、すべて日本で祀られている神々でした。国津神第一から第五レベルの神々は、世界中で崇拝されていた神々でした。
 具体的には、第一、第二レベルはエジプトの神々、第三レベルはギリシャの神々、第四レベルはケルトの神々、第五レベルは北欧の神々でした。ところが、BC9,500年頃、オーディンを最高神とする北欧の神々は、ハイアラーキーとの戦いに敗れてしまいます。これが北欧神話の神々と巨人との戦いです。BC9,500年以降、地球は地球ハイアラーキーに支配されることになってしまいました。
 BC1,500年頃に、国津神第四レベルのケルトの神々は、ハイアラーキーとの戦いに敗れ、権力の座を追われます。これ以降は、ラーマ、クリシュナを中心とする太陽ハイアラーキーの支配となります。ちょうどこの辺でヴェーダが編纂されたのは、このためです。
 BC 330年頃には、国津神第三レベルでクーデターが起こりました。ギリシャの神々は権力の座を追われ、ラー、ホルスを中心とするシリウスハイアラーキーが取って変わりました。
 同時に、国津神第二レベルでもクーデターが起こり、最高神プタハとオシリス、マアト、イシスを中心とするエジプトの神々は権力の座を追われました。代わりに権力を握ったのが、釈迦牟尼(ガウタマ・シッダールタ)と五比丘、十大弟子を中心とする仏教勢力です。
 これ以降、地球は、暗黒の時代に入りました。第一システムの国津神でかろうじて権力を維持していたのは、第一レベルのイアト、コンス、セシャト、バステトを中心とするエジプトの神々のみです。
 注意しなければならないのは、バステト、オシリス、イシスなどのエジプトの神々は、本当の神であったことです。これに対して、クーデターにより権力を握ったシリウスハイアラーキーのラーやホルスたちは、神ではなく魔神であったということです。ところが、エジプト神話では、ひとくくりにエジプトの神々とされてしまっています。ハイアラーキーは神々の集団ではなく、魂をなくした魔の集団なのです。
 第二レベルを乗っ取った仏教勢力は、ハイアラーキーではありませんが、彼らもまた神々ではありません。彼らは神になることができなかったので、代わりに仏、如来、菩薩という概念を生み出したのです。
 さて、こうした観点で、地球上の宗教を見てください。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は一神教で、ハイアラーキーが作った宗教です。仏教は神々を見下しており、あたかも自分たちが神々よりも上位の存在であるという教義を打ち立てています。また、釈迦牟尼を崇拝するマイトレーヤによって、大乗仏教が生み出されました。こうした人工宗教が地球上を被ってしまっているのがわかると思います。
 ホピ族に代表される先住民と言われる人々は、神々を崇拝して来たのです。ところが、ハイアラーキーによる徹底的な虐殺によって、先住民の信仰は根こそぎに破壊されてしまいました。今となっては、神々を祀る神殿があるのは、日本だけになってしまいました。
 なぜ日本の天皇は、孝明天皇の代まで続き、途中で滅ぼされることがなかったのでしょう。それは、天皇家がホツマの神(天津神)の血筋であり、実際の歴代の天皇のほとんどは、ホツマの神が転生に入っていたのです。あまりにも、霊力が一般人とは異なります。なので、日本の歴史をよくご覧になると、歴代の権力者が「呪い」をひどく恐れていたことがわかるでしょう。
 イルミナティが日本を恐れるのは、その桁外れの霊力の違いなのです。
(竹下雅敏)
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毎日降り注がれている宇宙と天の川銀河のセントラルサンからの光により、近い将来、各人にふさわしい進化段階に到達する地球人! / 誤りが多く、人々を惑わす神智学の霊的な進化段階の説明

竹下雅敏氏からの情報です。
 以下の記事の内容は、神智学、特に秘教学徒のベンジャミン・クレーム氏が主張する、霊的な進化段階の説明です。
 神智学には誤りが多く、様々な宗教の寄せ集めで、彼らの話は話半分に聞いておくのが一番です。この記事の内容も、一見もっともらしく思えるのですが、その殆どの内容は誤りです。
 覚者(マスター)とは、進化段階が5.0以上になった者のことですが、記事によると、“もはや食事を摂ることも必要無くなり…睡眠も必要無くなり、意識の連続性を獲得”するのだそうです。しかし、パラマハンサ・ヨガナンダ、彼の師のスワミ・シュリ・ユクテスワ、ラーマクリシュナ、ラマナ・マハリシなどの聖者は皆覚者でしたが、食事も睡眠も取っていました。
 第1段階(進化段階1.0)を実現すると、肉体の制御が可能になり、本能(食欲や生存欲、性欲)のコントロールを達成するということですが、こんなことはあり得ません。どんなに高い進化段階になっても、これはありません。
 第2段階から第5段階の説明は、制御する身体も含めて、ほとんどメチャメチャです。記事では、第3段階をメンタル体の制御とし、“智恵や知性を人類全体の為に用い、世界に奉仕する”と書かれていますが、こんなことはありません。
 例えば、「マイトレーヤの使命第3巻 ベンジャミン・クレーム著 シェア・ジャパン出版」の巻末には、イギリスの首相であったウィンストン・チャーチルの進化段階が3.0であったことが書かれています。チャーチルは、人類初の無差別殺戮を行った人物で、イルミナティでした。なので、ここの文章は、“智恵や知性をハイアラーキーのために用い、世界を破壊する”こともあるということになるでしょうか。
 また、第4段階ではコーザル体が破壊されると書かれていますが、こんなことはありません。求道の過程で、クンダリニーがアナーハタ・チャクラに到達した時、進化のレベルによっては、コーザル体が宇宙大に拡大するという経験をします。決して、コーザル体が破壊されるわけではありません。
 第5段階では、輪廻転生から完全に解放されて覚者となるとありますが、完全な誤りです。現実に、覚者であったマハー・アバター・ババジ、サティア・サイババは生まれ変わっています。また、ババジの妻マタジも覚者ですが、現在転生に入っています。シルディのサイババも覚者で、サティア・サイババとは別人ですが、彼もまた肉体に転生に入っています。
 神智学信奉者は、これらの人物が覚者となり、輪廻転生から完全に解放されているのだが、人類に対する慈悲によって自ら地球に下生したのだと考えるでしょうが、現実には違います。輪廻転生からの完全な解放という意味での「解脱」は、このレベルでは到底無理です。
 また、記事をよく読むと、疑問点がいくつも出てきます。 「魂」に対して「魂を包む鞘(コーザル体)」が出てきます。ということは、魂とコーザル体は別であることになります。また、“魂が真我(モナド)に吸収される為…個我が過去生の記憶を回復する”とあります。ということは、「魂」は「真我(モナド)」とは異なり、「個我」とも異なることになります。だとすれば、ここでの「魂」とは何なのでしょう。
 通常、ヒンズー教では「魂」=「個我(ジーヴァ)」です。ですが、そうではないようなので、だとすれば、ここで言う「魂」と「個我」は何なのかがわかりません。おそらく、神智学徒の誰もわかっていない事柄だろうと思います。言葉だけが遊んでいるのです。
 このように、ベンジャミン・クレーム氏も体験したことがない事柄を、あたかも真実であるかのように記述して、人々を惑わしているのが神智学なのです。本当の霊的体験を持っている人は、このような記述は一笑に付します。
 さて、記事における各進化段階での説明はナンセンスだとしても、霊的な進化段階があることは事実です。現在、宇宙のセントラルサンのヒメミコ様、天の川銀河のセントラルサンのヒメミコ様からの光が降り注いでいる関係で、近い将来、地球人は、各人にふさわしい進化段階に到達します。
 現在の第1システム国津神第五レベルに属する地球人の平均的進化段階は2.86です。なので、この段階の人は、まず間違いなく進化段階3.0に到達すると思います。より進歩した人は、進化段階4.0(アセンション)に到達するでしょう。しかし、地球人類の大部分は、進化段階0.86に留まっています。この人たちは、いずれ進化段階 1.0に到達すると思われます。
 現在、地球上で、魂が残っている人の進化段階は、4.86、3.86、2.86、1.86、0.86のいずれかの辺りに集中しています。最大グループが0.86なのです。
 おそらく、ある時点で、魂が残っている人たちは、ほぼ同時に、それぞれにふさわしい進化段階に到達すると思います。これは、チャネリング関係でよく言われているアセンションであり、地球人類の意識の拡大です。天変地異が起こるわけではありません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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魂の進化と過去生の記憶
(前略)

肉体は魂が進化する毎に構成物質である原子が徐々に亜原子=光子にとって代わられていき、物質の縛り、そして輪廻転生から完全に解放される進化5段階の節目に到達すると、肉体の構成物質が全て光子になり、不死の完成された覚者となります。
覚者はもはや食事を摂ることも必要無くなり、太陽から流入するプラーナ(エネルギー)を摂取して体を永遠に存えることが出来、睡眠も必要無くなり、意識の連続性を獲得します。

第1段階⇒肉体の制御(肉体に備わる本能~食欲や生存欲、性欲~のコントロールを達成し、視・聴・触・味・嗅という五感から生じる気分や感覚に振り回されなくなる段階)

2段階⇒アストラル体の制御気分、感覚や感情、欲望を知性や理知、理性で統御し、「我」の個人的利益よりも「他者」との公共的、全体的な利益を優先し始める段階)

3段階⇒メンタル体の制御(独善的な知性のコントロールを達成し、もはや我欲には振り回されずに智恵や知性を人類全体の為に用い、世界に奉仕することが出来るようになる段階)
第3段階でようやく、個我と魂の完全な接触が実現します。

(中略)

4段階⇒物質の縛りや制限を克服し、自らの命すらも放棄出来る境地を達成する段階。個我と完全な接触を果たした魂を包む鞘~コーザル体~が破壊され(中略)... 魂が真我(モナド)に吸収される為、コーザル体に蓄えられていた輪廻転生全ての過去生や経験を、真我(モナド)と直接の接触を果たした個我が思い出し、過去生の記憶を回復します。

5段階⇒肉体の全ての原子が光子となって光を放ち、地球などの物質的惑星、そして輪廻転生から完全に解放されて不死となり、覚者となります。覚者は各過去生全ての体験の記憶を完全に回復し、意識の連続性を獲得します。

(以下略)

霊的な進化段階と心の清らかさは全く無関係 ~どれほど進化段階が高くても、善人も居れば悪人も居る

竹下雅敏氏からの情報です。
 以前の記事で、「私」=意識・心・身体、「自己」=意識(気づき)だということを説明しました。冒頭の動画は、そのことをわかりやすく説明しています。
 こうした「気づき」によって得られる「悟り」は、霊的な進化における1.0段階で得られるものです。ヒンズー教では、「知識の7つの段階」として、“光明への発願”から“超越”までの7段階を規定しています。神智学では、“ベツレヘムの誕生”から“昇天”の6段階を、各進化段階に割り当てています。進化段階が高くなるにつれて、その人の意識と心は拡がります。
 一般に、禅も含めて、顕教は進化段階1.0に至る道です。密教は、進化段階2.0に至る道です。ヨーガには様々なものがありますが、主に、進化段階1.0段階に至る道が、カルマ・ヨーガ、マントラ・ヨーガです。主に進化段階2.0段階に至る道は、クンダリニー・ヨーガ、タントラ・ヨーガです。主に進化段階3.0に至る道は、ラージャ・ヨーガ、バクティ・ヨーガです。主に進化段階4.0に至る道は、ジュニャーナ・ヨーガです。ハタ・ヨーガは、3.0段階未満のすべての段階に対応します。
 さて、先の「知識の7つの段階」で、4.0段階に相当する「自己実現」以降の4つの段階に入った者は、“解放に達した者”と言われます。また、神智学では5.0段階以上の者を覚者(マスター)と呼んでいるようです。要するに、進化段階が高いほど、高い崇敬の対象になっているわけです。
 さて、ここが重要なところなのですが、実は、進化段階と心の清らかさは全く無関係なのです。どれほど進化段階が高くても、善人も居れば悪人も居ます。ホツマの神は進化段階が60.0を超えていますが、とても清らかな神が居ると同時に、根性の悪い神も居ます。
 地球上の混乱の原因の一つは、宗教的に高い位階に到達した者が、心が浄められた聖者だと錯覚していることです。実態は、それとはかけ離れており、むしろ逆に近いと言えます。このことは、地球上の権力者に当てはめてみるとよくわかるかも知れません。
 世界で何が起こっているかにあまり関心がなく、自分の仕事と家族のことにもっぱら関心がある人と、世界を駆け回って動いており、世界情勢に広く関心を持っている人がいるとします。例外はあるにしても、一例として、前者は専業主婦を、後者は首相あるいは大統領を考えればよいでしょう。通常こうした場合、前者よりも後者の方が進化段階は高いのが普通です。なぜなら、意識・心の拡がりと進化段階は相応しているからです。
 しかし、前者と後者を比べて、どちらが善良な人間であるかは比べられないのです。往々にして、国のトップはどうしょうもないほど邪悪な人間であることが多いです。実は、進化段階も同じなのです。進化段階が高いからといって、心が清らかであるとは限らないのです。
 心を浄めるには、人間関係を通じて、しかも濃密な人間関係を通じて浄めるしかありません。特に、夫婦関係、親子関係という濃密な関係の中でこそ、浄められていくものなのです。
 ところが、宗教関係者は、こうした本当に重要な修行の場から、常に逃避しています。なので、彼らの心はいつまでたっても浄化されることがないのです。
 天界の改革で、名だたる宗教家、高名な神々が軒並み消滅してしまったのは、こうしたことが背景にあります。
(竹下雅敏)
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【思考を止める実験】量子の同調 純粋な気づき フランク・キンズロー
配信元)
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【霊的な進化段階】