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環境シンポジウム『今を生き抜く風土学~足もとから社会と心の平和を考える~』風土の再生は、環境的には、空気と水の循環視点で、流域をつなぐこと〜つなぐのは、自然を敬う、人と人との”結”の連携〜「私」と「あなた」と「地域の人々」そして大地に生きる「いき物(自然)」が共に喜べる”四喜”を旨に、”結の杜づくり”を!

ライターからの情報です。
 9/23(祝)の秋分の日に、「杜の財団」と「風土再生学会」が主催の環境シンポジウム「今を生き抜く風土学~足もとから社会と心の平和を考える~」が開催されました。
 「杜人」の映画で知られる矢野智徳さんは、様々な被災地の復旧活動を通して、"自然の営みに適うやり方・あり方こそが、自然も社会も風土再生につながる"ということを実感されたということです。そして"人為的な不具合が大地の脈を詰まらせ、それは生態系全体の負の連鎖へとつながっていき、その結果として、災害や異常気象が引き起こされてしまっているのではないか"と警鐘を鳴らしておられます。具体的には、土砂災害などの現場復旧において、これまで当たり前とされているような、河川等をコンクリートなどで固めるのではなく、"空気と水の循環視点、そして流域を俯瞰する視点を持ちつつ、風土を再生していく"環境改善が必要とされているといいます。
 それは、復興という名の下に、経済的思惑や政治的思惑が多々見受けられるような、おざなりの施策とは、真逆の方向といえるかもしれませんが、本来あるべき至然の"流域改善〜風土再生"へと向かう道筋になるという気がします。
 そして、さらにこの度は、近年の度重なる異常気象を受けて、"このままでは間に合わなくなる"、しかし"まだギリギリ間に合う"として、「四喜の精神」を旨とした「結の杜づくり」を提唱するとともに、その学問的な裏付けとして風土学、そして風土再生学会を立ち上げられました。
 真の復興へ向けてのバックボーンたる風土学〜 Fudology〜が、このシンポジウムをもって、いよいよ船出したとのことです。自然を敬い、大切に作業をさせていただくという想いを共有した、人と人との「結の杜づくり」とは、まさに日本を、そして地球を守るネットワークかのようです。

(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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環境シンポジウム「今を生き抜く風土学~足もとから社会と心の平和を考える~」に向けて矢野智徳よりメッセージ
配信元)



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「杜の財団」及び、矢野智徳さんの言を取り出してみました。

◯「大地の再生では、阪神淡路大震災以降これまで被災地活動を重ねてきています。視察調査から復旧作業まで、空気と水の循環視点及び流域視点でこれらを観察し、それを踏まえて復旧実践をしてきました。自然の営みに適うやり方・あり方だと、それが自然も社会も風土再生につながる ことを、今1月より杜の財団で続けている"能登震災風土環境再生事業"においてより実感しています。今回とそしてこれまで紡いできた成果をなんとか社会につないで参りたいと思います。」

◯「---風土は すべての生きもの いのちのみなもと---大地空間、大気空間・・・そのリズムで、いかに連携をはかれるか。風土再生とはこの風土のリズムに還るということ。生態系の循環に沿う風土の機能に沿うとは渦に還るただそれだけ。それは、たんに戻ることを意味しない。それは、循環のリズム。命のリズム。人のあらゆる営みのリズムは、渦に還る ということ。それをあらゆる人と協賛してその上で行われるあらゆる事象の学びを 共振し、渦の流れに沿う 学びと実践によって 一つずつ再生していく。

◯「呼吸をしている限りは、まだ間に合う。水と空気の循環を整えれば、瀕死の自然環境も治せる。

◯「待ったなしの地球環境をシフトチェンジしていくため、古来私たち人間が大切にしてきた「風土」という視点を取り戻すため、一人ひとりができることは何なのか?長年のフィールドワークから導き出された基調講演や、現場での実践報告、それに伴う研究発表を通して、草の根のつながりの中で意識と行動に変革をもたらすキックオフ•ミーティングとも言えるシンポジウムです。

◯「「大地の再生」が現場で培ってきた視点や技術を研究・実用化していくための学術連携機関「風土再生学会」。大地の再生技術の特許化を進める「大地の再生技術研究所」。そして、地域の生態系の改善と保全、風土の豊かさに寄与する公益活動を行う「杜の財団」。風土が悲鳴を上げている現代において、三者による、自然と人間の関係性に新たな視座を投げかけるシンポジウム。

◯「<大地の再生の領域を越えて、風土の再生へ>風土学〜 Fudology〜、それは平和につながる新しい学問の始まりです。

◯「すでに言い尽くされた感じのある風土について、じつはまだまだこんなものではない。 もっと本質的な風土について、皆さんとともに深め、進化させたい。

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書籍『私たちは売りたくない! “危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭』を茂木誠氏がYouTubeで紹介したら、「公開後4時間で4万再生、いいね99%でしたが、BANされました」 ~レプリコンワクチン(自己増殖型mRNAワクチン)

竹下雅敏氏からの情報です。
 9月19日の日付で、東広島市健康福祉部医療保険課から「令和6年度以降の新型コロナウイルスワクチンの接種についてのご案内」という郵便物がガラモンと私宛に届きました。妻宛の郵便物はなかったので不審に思いましたが、“市からの予防接種費用助成が65歳以上の方を対象としており…”ということで、「なんと! 私は今年の12月に65歳になるのだ!」と自分の年齢にビックリしたところです。“予防接種費用の助成が出るのは年寄りだけ”と何となく思っていたのですが、その年寄りにしっかりと入っていたわけです。
 それはともかく、今回のワクチン接種には、レプも恐れるレプリコンワクチン(自己増殖型mRNAワクチン)が入っています。
 茂木誠氏は「ただの読書案内ですから(20秒)」ということで、『私たちは売りたくない! “危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭』をYouTubeで紹介したら、“この動画は公開後4時間で4万再生、いいね99%でしたが、BANされました(1分28秒)”ということです。
 そこで、BANされた動画はニコニコ動画に挙げた(2分13秒)ということなので、“秋の夜長の読書案内『売りたくない!』”を下に貼り付けました。動画の4分50秒のところで説明していますが、「Meiji Seikaファルマ」の26歳の男性社員である影山晃大氏が、2回目の新型コロナワクチンを接種した3日後に突然死亡し、その後、国からも正式に被害者認定を受けた。影山晃大氏の死に衝撃を受けた同僚社員たちはmRNAワクチンについて調べ、ワクチンの危険性を「チームK(影山)」の名で執筆したということです。
 茂木誠氏は動画の最後で「このチームKの皆さんに、心から敬意を表します(35分5秒)」と言っています。
 “この動画のどこがいけなくてBANになったのか?”は私には分からないのですが、「ワクチンに関して医学的に誤った情報を拡散し、深刻な危害を及ぼしかねないコンテンツは、YouTubeで許可されていません(3分54秒)」ということらしいです。
 動画の後半では「ポリシーに関するトレーニング」があります。これが結構難しい。国語のテストだと、かなり難しい方に入るのではないでしょうか。
(竹下雅敏)
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YouTube様からご指導を賜りました。
配信元)
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秋の夜長の読書案内『売りたくない!』
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※動画は配信元でご覧ください(画像をクリックすると配信元へ飛びます)

「兵庫県の斎藤知事が港湾利権にメスを入れて潰された」という投稿は誤りだった 〜 指摘したのは外部監査の公認会計士 / 吉野敏明氏が港湾利権など日本の巨大利権構造を解説

 兵庫県の斎藤元彦知事が「港湾利権にメスを入れたことによって闇社会とそこに追随するマスゴミに潰された」というSNSの投稿が相次いだことについて、毎日新聞が誤りだと報じました。
 事実は「県の港湾施設を独占的に運営する外郭団体『ひょうご埠頭』が、県から港湾施設の使用料の減免を受ける一方で、転貸した民間業者からは使用料を減免せずに徴収している」と、兵庫県の外部監査が指摘したことを、誤って斎藤知事の功績と勘違いされたようです。監査人を務めた公認会計士は「テーマ設定も含め、監査について、知事から何か言われることも、知事の意向を考慮することもない」と述べ、また兵庫県財政課も「監査項目は外部監査人が決める。知事の指示や意向が入る余地はない」とキッパリ否定していました。
 この件に関連して、吉野敏明氏が「利権とは何なのか?」という動画の中(8:25〜21:00)で、「原発利権」「ワクチン利権」「芸能界・スポーツ利権」「港湾利権」という日本を支配する巨大利権の構造をザックリ解説されていました。解説されたご本人が「危険すぎて言えない」と前置きされるほど深い闇ですが、多くの方が知ることで光が当たると考えました。
 まず「原発利権」は、[政官][学者][マスコミ][電力会社][原発自治体]の5つが緊密に繋がりムラを形成しています。
「ワクチン利権」は、[政官][学者][マスコミ][製薬会社][地方自治体]で、企業こそ違いますが、やはりここでも[学者]は洗脳装置の一部だと厳しく批判されました。
「芸能界・スポーツ利権」は、[政官][893、在日組織][マスコミ][興行会社][地方自治体]の5つで、学者が消え、代わりに[893、在日組織]が登場しました。戦後GHQによって在日組織からなる利権が作られ、芸能界、スポーツ界、マスコミ、政治家として日本の中枢に置きました。国を分断して統治する、いつものやり方です。「今の国会議員のなんと6割5分は帰化した人です。」動画内では、山口組の田岡一雄組長が神戸芸能社を通じて興行権を握っていたことを示す写真があります。歌手・美空ひばり、吉本興業の社長・林正之助氏、日本プロレスリング協会・児玉誉士夫会長や自民党副総裁・大野伴睦との繋がりを見せています。
 そして今注目の「港湾利権」は、[政官][893、在日組織][マスコミ][建設会社][地方自治体]の5つに加えて、[海外マフィア][土建会社]が登場します。戦後79年、政治家も警察も自治体も手が出せないできた港湾利権のトップは、ロックフェラーやロスチャイルドに行き着きます。山口組は表向きには8兆円の収入があるらしく、これは国家予算の規模です。兵庫県知事たった一人で戦うのは事実上不可能だと断言されています。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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「港湾利権にメスで潰された」は誤り 監査に斎藤知事の関与なし
引用元)
「ひょうご埠頭」問題で擁護言説

 兵庫県議会での不信任決議案が全会一致で可決された斎藤元彦知事(46)を、「港湾利権にメスを入れたことによって闇社会とそこに追随するマスゴミに潰された」などと擁護する言説がネット上で飛び交っている

 県の外部監査が、港湾事業の不備を指摘したことに基づく主張だが、監査人を務めた公認会計士は「監査で知事の提案を受けることはないし、知事の意向をくむこともありえない」と強く、否定する
(中略)
 ひょうご埠頭の21年度末の現金預金は約13億7600万円に上った。県に支払う使用料などは県の特別会計に反映されるため議会の審査を受けるが、ひょうご埠頭は非上場の民間企業で、特別会計の枠外で現金預金を使い事業を自由に実施できる。

 このため包括外部監査は「県にとって都合の良い『第二の財源』となり得る。減免の必要性も含めて改めて慎重に検討すべきだ」として、県に改善を求めた
(以下略)
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利権とは何なのか? パートⅡ 政・官、学者、マスコミ、産業、自治体、 在日、893…の癒着構造とは?
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環境崩壊、社会不安、核爆発、太陽嵐など、彼らが「イベント」と呼ぶものを回避するために、地下シェルターの建設を計画している5人の超エリートたち

竹下雅敏氏からの情報です。
 ダグラス・ラシュコフ氏はニューヨーク市立大学教授で、デジタル時代における人間の自律性を研究する作家です。
 氏の著作『デジタル生存競争-誰が生き残るのか』によると、“テクノロジー業界のビリオネアたちは、彼らが「イベント」と呼ぶものを回避するために地下シェルターを建設する計画についてラシュコフ氏に相談をした”ということです。相談をしたのは、ハイテク投資とヘッジファンドの世界の上層部出身の5人の超富裕層たちです。
 2022年9月4日にガーディアン紙に掲載されたラシュコフ氏の記事『黙示録から身を守ることを計画している超富裕層の「プレッパー」』によれば、“「イベント」とは環境崩壊、社会不安、核爆発、太陽嵐、止められないウイルス、またはすべてを破壊する悪意のあるコンピューターハッキングに対する彼らの婉曲表現だ”ということです。
 ラシュコフ氏は、“おそらく、私がこれまでに遭遇した中で最も裕福で、最も影響力のあるグループだったでしょう。…テスラの創設者であるイーロン・マスクが火星植民地化に着手し、パランティアのピーター・ティールが老化を逆行させ、人工知能開発者のサム・アルトマンレイ・カーツワイルが自分の意識をスーパーコンピューターにアップロードすることからヒントを得て、彼らは世界をより良い場所にするというよりも、むしろ人間としての条件を完全に超越するようなデジタルの未来に備えているのだ。彼らの莫大な富と特権は、気候変動、海面上昇、大規模な移住、世界的なパンデミック、自国第一主義によるパニック、資源枯渇といった現実の差し迫った脅威から自らを隔離することに執着するだけだった。彼らにとって、テクノロジーの未来とはただ1つのこと、すなわち「私たちから逃れること」なのだ。”と記しています。
 岡田斗司夫氏の動画はこの辺りのことを分かりやすく、面白く紹介しています。
 “いよいよ最後の本題に入ってくるんですよ。…「事件(イベント)が発生した後…私の警備隊への支配権を確立するにはどうすればいいですか?」(8分19秒)。…例えば1人が言うんですよね。すでに海軍の特殊部隊と契約しているので、何か事件があったら私のシェルターには海軍の特殊部隊のある程度の人数が来ることになっている。しかし、その事件の後で暗号資産に価値がなくなった場合、つまり暗号資産として彼らに支払うギャラが信用できなくなった場合、どうやったら警備員の忠誠心を保てますか? という質問をしてくるわけですね(9分26秒)。…超エリートたちとか、支配者と呼ばれるような人たちっていうのは、終末の日の救命ボートを欲しがっている(11分15秒)…自分達が富を蓄積しつつあることが世界を毀損している、いわゆる破滅させつつあるという事を、もう自覚しているんですよ。…なので、自分達が競争して作り出す世界の終末、住みにくくなっている世界から、自分達が逃れる方法っていうのを模索しているんですね(20分43秒)”と話しています。
 超エリートたちは「終末の日の救命ボートを欲しがっている」という事実と、「長期的に見れば株価は右肩上がりだから、新NISAに投資しよう」という一般人とのギャップは面白いですね。
 私はどちらも現実が見えておらず、間違っていると思います。何が本当に大切なのかが全く分っていないように見えます。
(竹下雅敏)
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【陰謀論ではありません】国よりも力を持ってしまった「征服者」の存在。彼らに社会性は無い。「事件」が起こってしまえば一体誰が生き残るのか。【岡田斗司夫切り抜き/としおを追う/デジタル生存競争】
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イスラエルの歴史学者であるユヴァル・ノア・ハラリ教授は、いくつもの間違った前提の上に先の未来予測をしている

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で調査報道ジャーナリストのホイットニー・ウェッブ氏は、“彼らはH・G・ウェルズエリック・シュミットキッシンジャーのような人たちが共有してきたビジョンに私たちを追い込んでいる…上流階級と下流階級があって、彼らは異なる種になり、私たち下流階級は、基本的に知恵遅れになって、虫を食べ、遺伝子操作された超エリートに仕えるゴブリンのようになるというビジョンです。”と話していました。
 このビジョンは、イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリが著作『ホモ・デウス』の中で詳しく説明しています。
 ユヴァル・ノア・ハラリは、大量に人類の命を奪ってきた飢餓、疫病、戦争という「3つの課題」を、人類はほぼ克服しつつあると考えています。そして次の時代はヒューマニズムでもグローバリズムでもなく、アルゴリズムになると予想しているのです。
 “要はビッグデータ、蓄積された大量のデータが「あなたはこうしなさい」って、神様のように命令してくれる時代が将来的に来るということです(5分22秒)。…未来の世界のカーストはどうなるのか。まず頂点にホモ・デウスと呼ばれる神様になった少数の人間がいて、その人たちがこの世界にある膨大なデータとアルゴリズムを管理します。その管理されたデータを元に大半の人間は動かされる。そんな構造になります(6分56秒)。…人間という存在は、どんどん価値がなくなってきていて、カーストとしては家畜と同列になる。というのも、今まで我々人類は働けるって言う絶対的な価値を持っていたんですよ。…ただAI、ロボット技術が人間を超えるレベルまで発達してくると、それは人間独自の強みではなくなります(7分14秒)…結果、「世界はこうあるべきだ」と設計図を考えられるホモ・デウスとなる人間だけが、最先端の医療を受けて不老不死になって神様として君臨し続けて、残りの我々人類は何を食べて、誰と結婚して、どういう遊びをするのか、家畜として管理される側になってしまう(7分43秒)”という予想です。
 ShortShort Newsさんの動画でユヴァル・ノア・ハラリは、“10年後には、アルゴリズムとAIが世界を動かしているでしょう。…銀行、政府、企業、大学など、あらゆる場所にAI官僚がいて、私たちの生活に関する日々の意思決定、例えばローンを組むかどうか、仕事に就けるかどうかなどを、ますます決定してゆくようになるでしょう。…権力は徐々に人類からこれらの新しい異質なインテリジェンスに移行していくだろう。”と話しています。
 “続きはこちらから”の動画は『ホモ・デウス下巻』の内容を要約したものです。2倍速でご覧ください。
 「ハラリ~ 鼻から牛乳」のハラリ教授は、いくつもの間違った前提の上に先の未来予測をしています。
 まず、一つ目は「生物はアルゴリズムに過ぎない(1分52秒)」です。“生命科学でヒトの脳を調べても、魂も自由意志も自己も見つからず、遺伝子とニューロンしかありませんでした(3分31秒)”というのですが、生命科学で魂や自己が見つかると思っている段階で、非常に低レベルの議論だと言うことが分かります。「科学の終わるところから宗教は始まる」のです。思考の積木である科学には限界があります。
 思考が鎮まることで直観が現れるのです。瞑想は思考を鎮静化する技術です。意識を内面に向け、思考を鎮静化すると肉体を離れた意識状態が現出します。これをサマーディ(三昧)と呼びます。遺伝子とニューロンを完全に超えた意識状態がサマーディなのです。
 このことが分からないとすれば、多くの生命科学者やハラリ教授は肉体(狭義)のみ、しかも肉体(狭義)の「身体」の一部のみを考察していることになり、このレベルでは遥かに早く計算するAIにはかないません。従って、このレベルで生きているハラリ教授はAIとアルゴリズムの奴隷として生きるしかないでしょう。
 次に「外部のアルゴリズムが、自分自身よりもよく自分を知るようになる(20分30秒)」と言っていますが、これも肉体(狭義)の「身体」の一部についてのみの議論であることは明らかです。
 彼らは肉体(狭義)の表層の「身体」ですら、理解できないでしょう。実のところ、肉体(狭義)の「身体」は美男・美女であったとしても、表層の「身体」、中層の「身体」、深層の「身体」はバケモノという人物がかなり居るのです。
 その他にも、馬鹿げた前提の議論が多すぎます。このレベルの生命科学者が地球を支配するとか、人類を導くと言い出せば、たしかに人類の未来は危ういですね。幸いなことに、地球には遥かに優れた人たちがたくさんいます。
(竹下雅敏)
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【9分で解説】ホモデウス【衝撃の未来】神になる人類と家畜になる人類
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