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鈴木宗男氏のロシア訪問の背後にいる森元総理や笹川平和財団 ~「ウクライナ外しが一斉に始まった感。」からの流れ

竹下雅敏氏からの情報です。
 日本維新の会はロシアを訪問した鈴木宗男参院議員を除名処分にする調整に入り、10日に正式決定するということです。
 昨日の記事で、“恐らく鈴木宗男氏のロシア訪問を受けてのことだと思いますが、ロシアのプーチン大統領は「…日本側が何かしらの積極的な行動を取ってくれるのであれば、私たちはそれに応じる用意があります。(日本が)その扉を開ける時だと思うなら、歓迎しますよ。」と発言”したことをお伝えしました。
 冒頭の関西テレビの動画は読者の方からの情報提供ですが、鈴木宗男氏は35秒のところで、“今、森元総理から電話がありましてですね。…頑張れと。何も間違ったこと言ってない。日露関係は重要なんだと。今、じゃあ日露関係できるのが、維新の中で誰がいるんだと。…森元総理から電話あって、発破をかけられました。しっかり頑張れと。”と話しています。
 また11分5秒のところでは、“私のあった関係者から…連絡がありましてですね。鈴木さんが来られた成果は、きちっとヴァルダイ会議でも大統領は発信されておりますと。”と話しています。
 妻には、鈴木宗男氏のロシア訪問の背後に笹川平和財団がいることや、彼らがどこから指示を受けているかなどを話していたのですが、こうしたことは映像配信『宗教学講座 中級コース 第85回 ドラゴン騎士団2(前半)』などの情報をご覧になった方には、さほど不自然なものではないでしょう。
 『プーチン大統領、ヴァルダイ討論クラブ本会議で演説:ライブストリーミング』の2時間13分17秒のところで、笹川平和財団の畔蒜泰助(あびる たいすけ)氏がプーチン大統領に質問している様子が映っています。
 このことについて鈴木宗男氏は、“そして、ちょうどタイミングよく、この質問したのが笹川平和財団の畔蒜(あびる)さんという方ですが、畔蒜さんは何と言ってもロシア通の第一人者ですから、極めて適切な質問をされたと、こう思っております”と話しています。
 “続きはこちらから”をご覧ください。米下院のケビン・マッカーシー議長が解任されたことを受け、「ウクライナ外しが一斉に始まった感。」があります。鈴木宗男氏のロシア訪問もこうした流れの中の出来事です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「森元首相から発破をかけられた」ロシア訪問の鈴木宗男議員が関西テレビの番組で明かす【関西テレビ・newsランナー】
配信元)
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国際情報ネットワーク分析 IINA
International Information Network Analysis
引用元)
著者・研究員紹介 - 畔蒜 泰助

プロフィール

笹川平和財団
主任研究員

Taisuke Abiru
畔蒜 泰助

専門分野 ロシアの外交・安全保障戦略、ユーラシア地政学

1969年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、モスクワ国立国際関係大学修士課程修了。東京財団研究員、国際協力銀行モスクワ事務所上席駐在員を経て現職。専門はユーラシア地政学、ロシア外交安全保障政策、日露関係。著書に『「今のロシア」がわかる本』(三笠書房・知的生き方文庫)、『原発とレアアース』(共著、日経プレミアムシリーズ)。監訳本に『プーチンの世界』(新潮社)がある。

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泉房穂氏「豊かな日本はこう作れ!」前編 〜 子育て支援という経済対策が地域活性につながるまでにタイムラグがある、その不満に市長としてどう説得したか / 幻のタコマネー

 泉房穂氏のお話は何度聞いても元気になります。この度「豊かな日本はこう作れ!」という藤井聡教授との対談本を出されたということで、三橋TVに出演されていました。
泉房穂氏が明石市の市長時代に子育て支援策を軸として「人口減少、財政赤字、駅前衰退」の三重苦を見事に逆転させ「人口増加、財政黒字化、駅前活性化」されたことは、今や有名です。
三橋貴明氏が「予算を決めて何かやる場合に、すぐには経済効果が出ない。成果が出るまでの不満に対して"しばらくすればあなたも豊かになるから待ってくれ"と説得するのが政治だが、当面不満を持つ市民にどう説得したのか」と質問しました。
「(市長になった)12年前から、今の時代は子供に投資をしたら、みんなが幸せになるからちょっと順番待って。子供を応援すると子育て世帯はお金を使う、地域経済が回って商店街が豊かになる、人気が出て街が元気になると人口が増えて建設ラッシュが起こるから待っときなさい、と説明したが、なっかなか皆さん納得しなかった。商店街のアーケードを作れ、公共事業を増やせと。アーケードをきれいにしても人は増えない。明石の市民が金を落とせるようにします、私がやっているのは地域経済支援策、つまり商店街対策なのだから、必ず儲かるから、ちょっと待って下さいと説得した。それでも批判が来るが成果が出る自信があった。5、6年経った頃から一気に客が増えて、商店街はウハウハで。空き店舗なんか一件もない。以前はテナントに補助金を出して空き店舗に入れていたがそんなん意味ない。本来の経済対策というのはちゃんと消費ができるようにすること。」と振り返りました。政治家には市民を説得し導く度量が求められ、市民には目先の利益に惑わされない賢明さが求められるのだとわかりました。
 今回初めて知った話題で「タコマネーを発行したかった」と、地域通貨の話をされていました(10:16〜)。最初は明石市職員のボーナスを1割増にして、その部分をタコマネーで支給したかったそうです。三橋氏は「イケたと思うんだけどなあ」泉氏も「市長最後の頃だったらイケたかも」とお二人とも残念そうでした。見てみたかった、タコマネー。
(まのじ)
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豊かな日本はこう作れ! 泉房穂・元市長登場! 真の地方行政とは? [三橋TV第764回] 泉房穂・三橋貴明・高家望愛
配信元)


ロシアを訪問した鈴木宗男氏の発言を問題視する日本人がほとんど ~日本の国益を考えた鈴木宗男氏の行動は評価されてしかるべき / プーチン大統領「日本が私たちに対して制裁を課したのです…もし、日本側が何かしらの積極的な行動を取ってくれるのであれば、私たちはそれに応じる用意があります」

竹下雅敏氏からの情報です。
 10月4日の記事で、維新の鈴木宗男氏はロシアを訪れ、2 日にはアンドレイ・ルデンコ外務次官と、ロシア外務省で会談を行ったことをお伝えしました。
 スプートニクにはモスクワからのビデオメッセージが添えられており、鈴木宗男氏は、“私は今、特別軍事作戦が継続されてますけども、ロシアの勝利、ロシアがウクライナに対してですね、屈することがない、ここは私は何の懸念もなく、100%確信を持ってですね、私はロシアの未来、ロシアの明日を私は信じていますし、理解をしております。…私はロシアの安定・発展が、世界の安定・発展につながるということを改めて今、感じているところです”と言っていました。
 この発言が日本で炎上しているらしく、「ロシアの勝利」がトレンドになっています。
 “続きはこちらから”のツイートに「ウクライナが勝てると思ってるのは世界でももはや日本だけ! 何をこの発言で発狂してるんだか?」とあるように、鈴木宗男氏の発言を問題視する日本人がほとんどのようです。
 日本維新の会は6日、党紀委員会を開き、無断での訪ロや動画の発言を問題視して鈴木議員を「除名」とする意見をまとめたということです。
 鈴木宗男氏は「私はロシアが勝つと思っています。それは。逆に皆さん、聞きたい。ウクライナが勝つと思いますか。今の現状で」と話しています。
 “コロ枠問題で日本人に論理的・科学的思考力が欠如している事がわかり、この問題で「軍事」が理解できる人間がごくわずかである事が判明した。それだけの事だよ”というツイートがありますが、日本人の世界情勢に対するレベルの低さは幼稚園児並みだと思います。このことは政治家も同様です。
 米連邦議会下院のケヴィン・マッカーシー議長の解任動議が可決されたことを見ても、ウクライナ紛争でのロシア勝利は確定しています。そうした状況において、日本の国益を考えた鈴木宗男氏の行動は評価されてしかるべきです。
 恐らく鈴木宗男氏のロシア訪問を受けてのことだと思いますが、ロシアのプーチン大統領は、「ウクライナでの戦闘が始まったのは2018年以降ではなく、2014年でした。しかし、日本はそれに気付かないことを選んだ。…私たちは日本に対して制裁を課していません。日本が私たちに対して制裁を課したのです…もし、日本側が何かしらの積極的な行動を取ってくれるのであれば、私たちはそれに応じる用意があります。(日本が)その扉を開ける時だと思うなら、歓迎しますよ。」と発言、日本のバカな政治家とは全く異なる懐の深さを感じます。
(竹下雅敏)
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米連邦議会下院のケヴィン・マッカーシー議長の解任動議が可決された、その背景にある共和党の対立、民主党の事情

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で、米連邦議会下院のケヴィン・マッカーシー議長の解任動議が可決されたことをお伝えしましたが、その背景にある共和党の対立、民主党の事情をそれぞれの動画から紹介します。
 及川幸久氏は共和党の対立について、“アメリカの政党は二大政党のはずですよね、民主党と共和党の。ところが表面的には民主党共和党が競い合っている、対立し合っているように見せていて、実質は民主党と共和党の談合です。この談合のことをユニパーティと言うんですね。アメリカは一つの政党しか実際にはなくて、舞台の裏で共和党と民主党の幹部同士が握っている…それに対して抵抗する勢力がついに出てきたというのが、今起きていることなんです(3分5秒)”と言っています。
 そして議長の解任動議について、“ローガン・オハンドリーという弁護士なんですけど…この人はこういうふうにツイートしています。マッカーシーのことについて、彼は前の下院議長だったペロシのために働き、バイデンを弾劾せず…ハンター・バイデンを召喚せず…ウクライナに資金を流し続ける。…ディープ・ステートが今トランプを倒すために…起訴して裁判をやっている。その裁判はむちゃくちゃな裁判なわけですから下院議会がそれを止めればいいわけですよ。…ケヴィン・マッカーシーは何もしない(10分36秒)”ということで、ケヴィン・マッカーシーはユニパーティに属する人物だということがハッキリとしたために弾劾されたと説明しています。
 深田萌絵さんは、民主党分裂の原因は不法移民の国境崩壊問題であるとして、“国境崩壊、どこで始まってるかっていうとテキサスなんですが…テキサスのアボット州知事が…もうワンサカワンサカが大量に不法移民がテキサスに入り込んでくるので、そのアボット知事はですね、ブチ切れて民主党のワシントンDCとかニューヨークとかシカゴに、バスをどんどん送り出してですね、不法移民を送り届けるということで対抗を始めた(4分45秒)…民主党はですね、ニューヨークで議席を失ったのはこの移民問題の対応…適切で常識的なアプローチがなかったからだという風に述べていて…ニューヨーク市の中でホームレスが溢れかえっている。財政も圧迫している。これを共和党に利用されているから、これ何とかしなきゃいけないよという風にスピーチをしているんですね(8分35秒)”と言っています。
 “続きはこちらから”をご覧ください。『キム・レポート2023.8.25』では、アンブレラ軍は自分たちが主導権を握ると宣言し、“ホワイトハウスの側近たちは、政府が破産し、運営するものが何もないため、心配していましたが、アンブレラ軍が、トランプ工作員を配置につけるという条件で、窮地を救うと申し出てきました”という話でした。
 トランプショーを運営しているアンブレラ軍は「銀行システムから米ドルをすべて引き出す計画を立てて失敗」したということです。記事はブラック・イーグル・トラスト(黒鷲信託基金)に触れています。
 こちらの記事によると、“この信託基金は、第二次世界大戦の終結する1年前、ブレトンウッズ条約会議の別室で、連合軍が押収したヒトラー財宝の扱いを研究してきたヘンリー・スティムソン長官らによって創設された…日本が敗戦を迎えた1945年秋に、スティムソンらは、マッカーサーの日本占領軍が接収した金塊財宝の一部と、フィリピン山中の「黄金の百合」を、ブラック・イーグル・トラストに合体させた”とあります。
 アンブレラ軍がブラック・イーグル・トラストを使って、どのように「銀行システムから米ドルをすべて引き出す計画」だったのかは分かりません。しかし、キンバリーさんの情報から、共和党と民主党が共にトランプの復権に向けた動きに同調しているように見えるのは、アメリカの財政のひっ迫が原因であり、トランプショーを運営しているアンブレラ軍が主導権を握っているからだということが分かります。トランプならお金を調達できるという幻想にしがみ付いているわけです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2023.10.4【米国】マッカーシー下院議長解任【及川幸久−BREAKING−】
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米国境危機問題、民主党まで崩壊寸前!?
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インボイス制度の経理地獄の一端を見た 〜 コンビニなどのフランチャイズの場合、全国で何万店もある運営業者を検索するシステムはないので手作業で照会する?

 インボイス制度が始まると、経理面で「地獄」だと解説を受けてきました。なんの生産性もない膨大な事務処理が立ち塞がるということですが、その一端を知ることのできる驚愕のツイートがありました。税務会計のプロの方がマンガのように説明されていますが、震え上がります。
 例えばコンビニなど全国に複数店舗のフランチャイズがある場合、インボイス番号から店名が出てくることはまず無いようです。登録必須情報の法人名は「ファミマ⚪︎⚪︎店」ではなく「株式会社△△商店」などになるためで、現行のシステムでは「1事業主・複数屋号」への対応ができていないそうです。場合によっては全国で万単位の店舗数があって、その全店舗の廃業、閉店などの変更にともなうインボイス番号をフランチャイズ元が把握して公開し続けることはシロウト目にも不可能に思えます。だとすると、経理担当者はインボイス番号からファミマ⚪︎⚪︎店などの屋号を手作業で照会することになるのか。もちろんこれはコンビニに限ったことではなく、多角経営をしている企業にも当てはまるそうです。
 「同じチェーン店でインボイス番号が何通りあるか?」というところでは、セブンイレブンだけで約2万個、ファミマだけで約1万6千個、ローソンだけで約1万4千個、など大手だけでこの有様です。悪いことは言わん、今からでもインボイスやめよう。
(まのじ)
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