注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
12月3日、岩屋毅防衛相は今月14日から辺野古沿岸部への土砂投入開始を表明、午前中から沖縄防衛局は「琉球セメント」が所有する桟橋へ土砂の搬入作業をはじめた。
(中略)
琉球セメントの有価証券報告書(2017年4月1日─2018年3月31日)では宇部興産は最大の大株主であり、主要取引先でもある。(中略)… 宇部興産は、たんなる安倍首相のスポンサー企業の1社という関係にとどまらない。(中略)…同社の元会長・中安閑一氏は安倍首相の祖父・岸信介と旧制山口中学からの友人だった。(中略)… また、岸信介の長男(安倍首相の叔父)で昨年亡くなった岸信和氏は、京都帝大卒業後に宇部興産に入社。こうした信介からつづく宇部興産とのつながりは安倍首相の父・晋太郎にも引き継がれ、その関係の深さから宇部興産の株が「安倍銘柄」と呼ばれたほど。
(中略)
こうした“持ちつ持たれつ”の関係は、いま、辺野古への新基地建設に波及している。(中略)… 玉城知事はこの暴挙に対し、工事手続きなどの面から国が琉球セメントの桟橋を使用することは違法だとし、土砂の積み出し作業を停止させる措置を取ったが、国は意地でも年内の土砂投入を進めるはずだ。
(以下略)
宇部興産が大株主の琉球セメントが、新基地建設に反対する市民に対してカミソリの刃を突きつける。宇部興産は経済産業省の補助金交付先企業だったにもかかわらず、安倍首相が代表を務める自民党県連支部は2011〜13年にかけて同社から計150万円の献金を受け取っていた。https://t.co/JsIsWhVIBq pic.twitter.com/wYI5zJKCpO
— 非一般ニュースはアカウント凍結 (@kininaru2014111) December 6, 2018
沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡っての攻防で、
— 非一般ニュースはアカウント凍結 (@kininaru2014111) December 5, 2018
「カミソリ刃鉄条網」が、琉球セメント桟橋入り口付近に設置されていたが騒がれたので、あわてて撤去。 pic.twitter.com/yk1GgIeEnv
辺野古の土砂搬入に協力する琉球セメントの筆頭株主は、岸信介の長男で安倍晋三の母・岸洋子の兄である岸信和が勤めた宇部興産。傘下の宇部三菱セメントなど麻生セメントとセメント業界で権力を握り、岸信介設立の協和協会、新しい憲法をつくる沖縄県民会議の関係者コザ生コン工業の當山正範と繋がる。 pic.twitter.com/GduTJBg1J3
— 𓅓日銀筆頭株主ロスチャイルド𓁹 (@RothschildBoJ) December 5, 2018
記事によると、宇部興産は琉球セメントの最大の大株主であり、主要取引先だと書かれています。安倍一族と深い関係があり、宇部興産の株は「安倍銘柄」なのだとか。
辺野古埋立の土砂搬出のために、沖縄防衛局は琉球セメントが所有する桟橋を利用することにしました。この桟橋につながる施設の周辺では鉄条網が張られ、驚いたことに、その鉄条網にはカミソリの刃がびっしりとついています。ツイートによると、この「カミソリ刃鉄条網」は、“騒がれたので、慌てて撤去”とありますが、大袈裟太郎氏によると、“撤去されたはずのカミソリ有刺鉄線も国道側だけで海側は残っていました”とのこと。
大袈裟太郎氏のツイートには、琉球セメントの桟橋から、赤土を積んだ台船が出港するのを阻止するカヌーチームに、海保ボートが襲いかかる映像があります。
これらの写真や動画から、安倍政権の欺瞞や暴力性が浮き彫りになります。