竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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イラク首相が、同国内からのトルコ軍の即時撤退を要求
転載元より抜粋)
イランラジオ 15/12/5
イラクのアバディ首相が、同国内に駐留するトルコ軍の即時撤退を求めました、
ロシアのノーボスチ通信によりますと、トルコは4日金曜、イラクのクルド人で結成される特別部隊ペシュメルガの訓練のため、130人の軍隊をイラク北部地域に派遣しました。
こうした中、情報筋はイラク政府がトルコのこの行動に強く反発したことを明らかにしています。
アバディ首相は、声明を発表し、「トルコ軍は、イラク政府の許可なしにイラク領内に入ってきており、速やかにイラクから撤退すべきだ」と語りました。
また、イラク外務省も、イラク政府との事前調整なしでの軍事攻撃は一切認めない、と表明しています。
ロシアのノーボスチ通信によりますと、トルコは4日金曜、イラクのクルド人で結成される特別部隊ペシュメルガの訓練のため、130人の軍隊をイラク北部地域に派遣しました。
こうした中、情報筋はイラク政府がトルコのこの行動に強く反発したことを明らかにしています。
アバディ首相は、声明を発表し、「トルコ軍は、イラク政府の許可なしにイラク領内に入ってきており、速やかにイラクから撤退すべきだ」と語りました。
また、イラク外務省も、イラク政府との事前調整なしでの軍事攻撃は一切認めない、と表明しています。
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イラク当局 米国の特務部隊のイラクへの派遣は侵略行為
転載元より抜粋)
Sputnik 15/12/4
3日木曜日、イラクのアバディ首相は、自身のFacebookの中で「イラク政府との合意なくイラク領内に展開されるいかなる外国の部隊も、我々は『侵略行為』とみなすだろう」と指摘した。
アバディ首相は、イラクに米国の特務部隊が派遣される可能性があるとの報道にコメントし「我々は、外国陸軍の限定兵力をイラクは必要としていないと、あらためて強く主張し、いかなる国にも、そうした部隊の派遣を求めない。我々は、そうした部隊の派遣を、侵略行為とみなすだろう」と強調した。
2日、米国政府のエルネスト報道官は「IS(イスラム国)戦闘員と戦うためイラクに約200人の特務部隊を派遣するとの米国の提案を、アバディ首相は支持している」と述べた。なお派遣についてのしかるべき決定は、先に米国防総省スポークスマンが明らかにしていた。
米国を筆頭とする世界65カ国からなる有志連合軍は、昨年2014年8月からイラク領内を爆撃している。
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なぜイラクはイラクにおけるIS対策についてロシアに支援を要請しないのか?
転載元より抜粋)
Sputnik 15/11/17
イラク政府が公式にイラクにおける対IS作戦でロシアの空爆を要請する可能性については長らく話されているが、いまだに実現していない。イラク議会国防安保担当委員会のハキム・アル・ザミリ議長がスプートニクのインタビューに応じた。
Q:なぜいまだに要請がないのか?あなたがたは米国が怖いのか?
A:今日実施されたモスクワ訪問およびロシア議会下院また外務省・国防省の代表らやプーチン大統領の代理人らは、ロシアはイラクにおけるIS拠点空爆の用意がある、と言っていた。我々はシリアにおけるロシアの行動の結果を注視し、また待っているのだ。もし成功が認められ、ISが多くのダメージを受けたとなれば、イラク議会でそれを審議し、あわせてロシア空軍の支援要請も検討しよう。しかし現状では、我々の協力関係は調整センターおよび諜報情報の交換というレベルに留まっている。ともかく、シリアにおけるロシアの勝利を待っているのである。今のところはモスクワをわが国の戦争に引き込みたくない。今のところわが国の領空は米国によって管理されている。もっとも、彼らは不誠実な作戦を実施し、正確でない爆撃を行なっている。
Q:なぜいまだに要請がないのか?あなたがたは米国が怖いのか?
A:今日実施されたモスクワ訪問およびロシア議会下院また外務省・国防省の代表らやプーチン大統領の代理人らは、ロシアはイラクにおけるIS拠点空爆の用意がある、と言っていた。我々はシリアにおけるロシアの行動の結果を注視し、また待っているのだ。もし成功が認められ、ISが多くのダメージを受けたとなれば、イラク議会でそれを審議し、あわせてロシア空軍の支援要請も検討しよう。しかし現状では、我々の協力関係は調整センターおよび諜報情報の交換というレベルに留まっている。ともかく、シリアにおけるロシアの勝利を待っているのである。今のところはモスクワをわが国の戦争に引き込みたくない。今のところわが国の領空は米国によって管理されている。もっとも、彼らは不誠実な作戦を実施し、正確でない爆撃を行なっている。
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ロシアによるシリアでの対「IS」空爆開始後 アフガンに戦闘員押し寄せる
転載元より抜粋)
Sputnik 15/10/28
シリア国内の「IS(イスラム国)」戦闘員らの陣地に対し、ロシアが空爆を開始してから、テロリストらは、アフガニスタンを初めとする他の地域へと居場所を変え始めた。ラジオ・スプートニク記者は、インドの国際問題の専門家、アルン・モハンティ氏に意見を聞いた。
モハンティ氏は「インドとロシアは、この地域に共通の利益を持っている」と指摘し、次のように続けた―
「アフガニスタンの状況は、徐々に悪化している。タリバンによるテロは昔も今もある。一方すでに『IS(イスラム国)』の戦闘員らが、アフガニスタンにやってきている。まさにそれゆえに、現地の状況が悪化しているのだ。アフガニスタンの不安定化は、インドにとってもロシアにとっても、安全の脅威である。
アフガニスタンは、一方はタリバン、他方は、ここではまだ新参者の『IS』と、二つの炎で焼かれることになってしまった。『IS』はすでに、アフガン辺境のいくつかの州で戦闘員を募集し、タリバンを彼らの住み慣れた場所から追い立てている。こうした状況は、両グループの影響圏の引き直し、再分割を求める恐れがあり、アフガンに新たな暴力の嵐を呼ぶかもしれない。」
このように指摘したインドの国際問題の専門家、モハンティ氏は、自分の見解を、次のようにまとめた―
「最近タリバンが、悲劇でその名前が知られるようになった、あのクンドゥズ州を奪い取った。政府軍部隊は、結局クンドゥズを取り戻すことに成功したが、タリバンの活動は再び活発化しており、アフガン国内におけるその影響力を再び高めているように思われる。
今後タリバンは、中東へ移動してゆくだろう。インドでも、特にカシミールで、彼らは活動を活発化するに違いない。アフガニスタンは隣国であり、タリバンのせいでアフガンの状況が悪化するならば、それは我々にとっても脅威となる。
ロシアにとっての脅威も存在している。なぜなら、その後タリバンが、中央アジアに入り込み、ロシア本国に移動する可能性があるからだ。まさにそれゆえに、テロリズムの脅威をきっぱりと取り除く事は、ロシアとインドにとって共通の利益になるのである。」
“続きはこちらから”以降では、ロシア空爆開始によって、“テロリストらは、アフガニスタンを初めとする他の地域へと居場所を変え始めた”とあります。おそらく、イラクもロシアの空爆を要請することになるはずです。テロリストたちは、アフガニスタンを初め“中央アジアに入り込み、ロシア本国に移動する可能性がある”わけです。ロシア、中国は先刻承知のことで、おそらく特殊なルートを通して、タリバンと交渉しているのではないかという気がします。