安倍総理がひたすらGPIFによる年金積立金の巨額運用損失を隠ぺいしたいようなので、しつこく言及せざるを得ないが、総理の予言する世界経済危機で株価が暴落したら、既に5割もそこにつぎ込んでいる国民の大切な年金はどうなってしまうのか。なぜ、会見でこの重大事に触れないのか。あまりに悪質。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2016年6月2日
安倍総理の経済危機会見を受け、金融市場は一気に混乱の様相を呈してきた。円高に株価の暴落。挙句の果てに日銀政策委員までが「無理に物価目標2%を達成する必要はない」とか「マイナス金利は緩和どころか引き締め」などと言い出して、もう何が何だかわからない。アベノミクスそのものが空中分解か。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2016年6月2日
昨夜から円高が加速している。再び109円/ドルを割る勢い。株価も昨日に続き▲300円近い下げ。しかも原因が総理の「世界経済の危機」予言会見だというから、もはやこれは冗談にもならない。総理だけが一人世界経済の危機を煽り、市場がその発言に飛びついて円高株暴落と。総理は何がしたいのか。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2016年6月2日
「何がリーマンショック前だ。変な資料作りやがって」。財務大臣も思わずこう嘆息したとの報道も。内閣府や財務省、外務省に至るまで全く知らされず、驚愕と困惑の嵐らしい。更には激しい批判を受け「言ってませんよ」とまで言い切った。驚くべき異常事態。サミットでやっつけ仕事はやるものではない。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2016年6月1日
内閣府月例経済報告(平成28年5月)。「世界の景気は、弱さがみられるもの、全体としては緩やかに回復している。先行きについては、緩やかな回復が続くことが期待される」。つい先日総理御自身が発表されたことである。いつのまにリーマン級の危機が到来したのか。あるいは新手の「サプライズ」か。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2016年5月31日
総理自身がここまで自分の「リーマン前」発言が波紋を呼ぶとは思っていなかった節がある。総理がこの発言の火消に走っているという一部報道もあるなど早くもこの発言を巡って政府にかなり混乱が見られる。役所間調整もほとんどできていないのだろう。そもそも初めからこうなることはわかっていたはず。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2016年5月31日
「世界経済はリーマン前」という総理の経済認識に国内外メディアや専門家から驚きと異論が続出している。リーマンショックはサブプライムローンの問題に端を発する信用不安が世界中に広まったことが原因。世界中が首を傾げるのは当然である。既に国内世論対策・誘導のみということは見透かされている。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2016年5月31日
総理はG7議長会見でリーマン!と7回も言って経済危機を「予言」した。政府は月例経済報告でもどこでもそんなことは一言も言っていなかった。おそらく完全に安倍総理とその周辺だけの苦し紛れの思いつきだろう。だから前も洞爺湖サミットの後だったとか、意味不明な「珍説」まで待ち出したのだろう。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2016年5月31日
記事の中で、首相発言の3日前の内閣府の月例経済報告には、「全体として世界の景気は緩やかに回復してきている。この先も、緩やかに回復する」というのが、政府の正式見解となっていることが示されています。この見解が突然ゲッペルス世耕によってすり替えられたわけで、それは、消費増税を再び延期する理由付けのためです。このような“国内政治の茶番を、日本はサミットでやってしまった”わけで、日本は国際社会の笑い者になってしまいました。
小沢一郎氏の一連のツイートをご覧になると、この発言が“政府にかなり混乱”をもたらしており、“驚愕と困惑の嵐”という驚くべき異常事態となっているようです。発言の結果、円高が加速、株価も下落し、“原因が総理の「世界経済の危機」予言会見だというから、もはやこれは冗談にもならない”という事態にまで至っています。
まさかとは思いますが、安倍首相は、世界経済崩壊の引き金をゲッペルス世耕によって引かされたなどということになるのでしょうか。万一そうなった場合、小沢氏の指摘通り、国民の年金は吹き飛んでしまうということになります。
今頃、安倍総理もゲッペルス世耕も、頭を抱えていることでしょう。世耕は、これまでうまくやって来たという自負があったと思いますが、今回の件で終わったと思います。