原発の電力が安くないことをようやく理解した総統閣下 / 廃炉費用や福島原発の賠償費用を新電力各社にも負担させる仕組みについて批判

竹下雅敏氏からの情報です。
 廃炉費用を考慮すると、原発の電力が安いはずがないという当たり前のことを、ようやく総統閣下が理解したようです。動画では、今政府が導入を検討している新制度で、新電力にも廃炉や福島原発の賠償費用を負担させる仕組みについて批判しています。どう考えても、新電力各社がこのような費用を負担する道理がないからです。結局これらの負担は、契約者の負担になります。
 もともと、こうした廃炉費用や賠償費用は事故を起こした電力会社が負担するのが当然のことで、株主にも責任を取ってもらうのが当たり前だと思います。それをすっ飛ばして、なぜ国民全員が彼らを救済しなければならないのか。大手銀行やNHKなどは大株主のはずですが、なぜ彼らは責任も取らず、未だに高給取りなのか。理不尽な世の中です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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総統閣下は原発の廃炉費用や福島原発の賠償費用を新電力会社に求めることに納得していないようです
配信元)


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<原発コスト>新電力も負担、政府調整 料金に上乗せ
原発コスト負担の政府案

原発コスト負担の政府案

(前略)

 現行制度で原発の廃炉は、原発を保有する大手電力が自社の電気料金から費用を回収することになっている。

(中略) 

 政府が導入を検討している新制度は、原発を保有する大手9社だけでなく、新電力にも廃炉や福島原発の賠償費用を負担させる仕組み。新電力各社は電気料金に上乗せして回収するため、契約者の負担が増すことになる。

(中略) 

家族3人の標準家庭モデルで月額数十円から200円程度の負担を想定している。

(中略) 

原発を抱える大手電力の事実上の救済策と言える。

(以下略)

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