[Sputnik ほか]フィリピン反政府勢力、ロドリゴ大統領退任目指しクーデター画策 〜クーデターを支援しているのはアメリカ〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 フィリピンのドゥテルテ大統領の退任を目的としたクーデター計画が発覚しました。情報が「米国にいる信頼のおける情報筋」から得られた情報だということと、事件の前後関係を見ると、このクーデターを海外から支援しているのはアメリカなのは明らかです。事前に陰謀が発覚したことから、どう考えてもこの計画は頓挫したものとみられます。
 問題はフィリピン軍をドゥテルテ大統領がどの程度掌握しているかですが、直感的には軍人の8割以上が大統領を支持していると思われます。ただ、要職に配置されているのが米国に忠誠を誓う人物だと思われます。しかし“政府はこの活動の発起人らの名前のリストを手にしている”ということなので、彼らが不用意な動きをとると、これまでのドゥテルテ大統領の行動から推測すれば、その場で射殺もあり得ると思います。ですから、こうしたクーデター計画はまず成功しないと思われます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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フィリピン反政府勢力、ロドリゴ大統領退任目指しクーデター画策
転載元)
フィリピン政権は国内反政府勢力がロドリゴ・ドゥエルテ大統領退任を目的とし、海外からの支援を受けてクーデターを画策しているとの情報を手に入れた。22日、マーティン・アンダナール大統領報道官が発表した。

アンダナール報道官によると、大規模抗議運動の情報は「米国にいる信頼の置ける情報筋」から得られた。明らかになったところによると、フィリピンの反ロドリゴ大統領勢力は2017年1月に大統領退任運動を開始し、大規模街頭抗議やSNSを通じすでに拡散されている参加呼びかけを行う予定だ。

アンダナール報道官は、政府はしかるべく方法により準備されている陰謀に対応するとの声明を出した。「我われはあらゆる代価を払っても大統領を守る」と述べ、政府はこの活動の発起人らの名前のリストを手にしていると付け加えた。

ロドリゴ大統領は6月30日に就任し、侮辱的な発言によって世界のマスコミで広く知られるようになった。

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フィリピン、アメリカ軍の撤退を要求
転載元)


フィリピンのドゥテルテ大統領が、同国からのアメリカ軍の撤退を要求しました。

IRIB通信によりますと、ドゥテルテ大統領は12日月曜、フィリピン南部に駐留しているアメリカ軍の特殊部隊はこの国から即座に撤退すべきだ、と述べました。

この発言の一方で、1週間前にはドゥテルテ大統領はアメリカのオバマ大統領に対して暴言を吐いていました。

以前、フィリピン南部のミンナダオ島にはアメリカ軍約600人が駐留していましたが、2014年、フィリピンの当時の国防大臣がその数を200人に削減しました。

アメリカの軍事顧問はフィリピン軍を支援する任務を負っていましたが、争いに介入することは禁じられていました。

ドゥテルテ大統領は政府職員の前での演説で、「アメリカ軍はミンダナオを去るべきだ。なぜなら人々は彼らを目にすると怒り、彼らの命が危険にさらされる可能性があるからだ」と述べました。

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