[ゆるねとにゅーす他]ついに加計学園獣医学部の設計図が報ステ&NEWS23で報道される! ウイルス研究施設とワインセラー、建築費の水増し疑いを特集!

 昨夜、ついに放送されました。まずは良かった。
 テレ朝「報道ステーション」とTBS「NEWS23」の2社、さらに黒川氏は同日、設計図面全面公開と民進党の加計調査PTに参加し、内閣府、文科省と対峙するというニュースバリューを生む活躍でした。多くの方の指摘通り、及び腰の「報道ステーション」に対し、「NEWS23」は、現時点での3つの問題「設計図と補助金の額」「BSL3設備の不備」「ワインセラー」にきちんと焦点を当てた内容でした。全く黙殺のNHKはまた、立場が明解とも言えましょう。捨て身で事件を追求してこられたわずかな方々が、多くの人を動かし、マスコミも動かしています。天王山の秋です。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
8/23報道ステーション 加計学園52枚の設計図面が明らかに、見えてきた無駄と矛盾
配信元)

――――――――――――――――――――――――
8/23NEW23 加計学園問題、民進党公開の資料に何が・・・ カギは「ワインセラー」
配信元)

 加計学園の獣医学部新設を巡り、(中略)…民進党が追及するキーワードは「ワインセラー」です。(中略)… 

これは民進党が公開した資料。建物の平面図や備品の一覧などが細かく記されています。(中略)…  

 「設計図でワインセラーみたいなものまで書かれているらしいんだよね」(民進党 桜井充参院議員)

 民進党が指摘しているのは最上階7階の施設です。大会議室と記された部屋の隣にはパントリー、つまり配膳室が設置される予定になっています。(中略)…こちらはパントリーに置かれる備品の一覧表です。冷蔵庫や電子レンジなどとともに書かれていたのは、ワインセラーやビールディスペンサーといったものでした。

 「ワインセラーは学校教育機関上、何も関係ないね。こういうのはどういうふうに扱われるの?」(民進党 桜井充参院議員)
 「補助金の話でありますので・・・」(文部科学省の担当者)


 ワインセラーやビールディスペンサーは大学施設に必要なのか。元文部科学省審議官の寺脇研氏は・・・

 「(中略)…何のために造るんだろうというふうに、これはまともな大学関係者なら誰でもそう思いますよ」(寺脇研・元文科省審議官)

(中略) 

 192億円に上る獣医学部のキャンパス整備費のうち、96億円は今治市が愛媛県とともに補助する計画になっています。巨額の補助金が投入される獣医学部の新設は妥当なのか。加計学園が目指す来年4月の開校は不透明さを増しています。

————————————————————————
ついに加計学園獣医学部の設計図が報ステ&NEWS23で報道される!ウイルス研究施設とワインセラー、建築費の水増し疑いを特集!
転載元)
どんなにゅーす?

・2017年8月23日、テレビ朝日「報道ステーション」とTBS「NEWS23」において、ついに加計学園獣医学部の設計図を扱った特集が放送された。

・また、市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」の黒川敦彦氏が、ネット上で問題の設計図を全面公開。今後、設計図を舞台にした「疑惑追及」が本格的に始まる様相となってきている。




(中略) 


(中略) 
(中略) 


ついにテレビ朝日&TBSが加計学園獣医学部の設計図報道の口火を切る!一方、一度放送中止になったNHKは今も放送予定のアナウンスはなし…


(中略) 

ついに、官邸からの強力な圧力をかいくぐって、報道ステーションとNEWS23で、加計学園の建築費水増し疑惑などの特集が放送されました!
ネット上でも様々な反響が出ているみたいですね。

個人的には、報道ステーションはやや詰めが甘く、かなり安倍政権の顔色を伺いつつの内容だったような気がするけど、その一方でNEWS23は、報ステよりはかなり踏み込んだ内容で、中々よく頑張ったと思うよ。

今回の報道を見ても、一歩も二歩も先にこの件を報じていた週刊朝日田中龍作ジャーナルなどとも同じく、やはり第三者の専門家が見ると、非常に安い工法で、坪単価100万円もいかないくらいのものである可能性が高そうだ。
この坪単価150万の話に対して、加計学園が「実際には126万円だ」と反論しているみたいだけど、言いたいことがあるなら、籠池氏のように加計理事長自ら表に出てきて、堂々と説明すればいいのにね。

まったく、肝心の加計理事長は完全に雲隠れ状態で、今回のようにちゃっかりと陰からは反論はするものの、今後も一切公の前に姿を見せるつもりはなさそうです。

そして、なんとも情けないのはNHKで、ここまで堂々と民放2社が放送したにもかかわらず、番組そのものはすでに完成している可能性が高いものの、いまだに放送する予定が決まってないみたいで、日刊ゲンダイもこの不可解さを記事にしている状況だ。

おそらく、「安倍総理の喜び組」との異名を持つ岩田明子氏を筆頭とした、NHK内の安倍礼賛組と官邸からの強烈な圧力が影響して、予定されていた番組が急遽中止になり、それが現在まで尾を引いていることが考えられます。

「男たちの悪巧み」用ワインセラーやビールディスペンサーも全国に知れ渡ったし、ますます加計学園に対する国民の不信感が強まってきたことが考えられる。

また、設計図の内容をほとんど精査することなく、異例の「超高速」で今治市長の判が押された「怪奇さ」や、不当に水増しされた建築費が加計や自民党と近い建設業者に流れる予定になっていた疑いなど、スポットライトを当てていく必要がある箇所はまだまだ多くある。

今後も調査力のあるネットメディアや専門知識のあるネットユーザー、そして野党による徹底的な真相究明を期待したいし、これに弾みをつけて、その他の番組も多くこの件を特集していってほしいと思うよ。

Comments are closed.