裁量労働制で新たに百件超の不適切データ発覚 ~安倍政権の働き方改革関連法案の実態は、国民を奴隷にするための改革~

竹下雅敏氏からの情報です。
 裁量労働制で、不適切なデータ処理が新たに117件見つかったとのことです。こうなると単純なミスではなくて、データの捏造だと言って良いのではないでしょうか。官僚がデータを捏造する状況だと、あべぴょんの支持率も完全に捏造されたものだと断定して良いかも知れません。
 時事ブログでは、グローバリズムの本質とは、エリートがそれ以外の人々を奴隷にすることだと言ってきましたが、安倍政権の働き方改革関連法案の実態を見ると、「非正規雇用という言葉をなくす!」と宣言したあべぴょんの言葉通り、国民を奴隷にするための改革だというのが、よくわかると思います。TPPは、それを世界規模に推し進めるための手段です。
 大手メディアは、完全に支配層の道具であるということを自覚しましょう。大手メディアはTPPの本質は全く報じません。大企業が不利益を被る報道も一切しません。なので、グローバリズムの問題点を指摘することもないわけです。
 それなのに、テレビや新聞の情報を真に受けて、捏造された支持率と意図的に形成された世論に同調して、自分では何も考えていない、いわゆる「最低人」が、国民の奴隷化に拍車をかけていると言えるでしょう。
 “続きはこちらから”以降では、“残業が60時間を超えるあたりから幸福度が増す”というデータが出ています。私がこうしたデータを見る場合、どうして右端が60時間で切れているのだろうと思います。残業時間が80時間、100時間、そしてそれ以上働いている人の幸福度は、どうして出ていないのだろう。このような調査結果を発表する、パーソナル総合研究所の意図は何だろうと思うのです。
 ほとんど何も考えないで、ただ、“あぁ~~、あぁ~~”と言っている最低人は、まさかこのグラフを見て“オレも、もうちょっと残業したら幸福になれるかな”などと思うのではあるまいな、と思ったりします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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新たに百件超の不適切データ処理 裁量労働制で厚労省
引用元)
 厚生労働省の不適切なデータ処理が問題になっている裁量労働制を巡り、同省は21日、野党6党の会合で、不適切なデータ処理が新たに117件見つかったと明らかにした。同省の地下室で事業所別の原票が見つかった。14日の国会答弁で加藤勝信厚労相が「なくなった」としていた。
(中略)
野党6党の幹事長・書記局長は国会内で会談し、政府に法案の提出見送りを求める方針で一致した。
(共同)
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裁量労働制のデータ不正問題、安倍政権の真の目的は終身雇用の破壊!残業代ゼロで定額働かせ放題に!
転載元)
(前略)
今の国会では裁量労働制のデータ不正に注目が集まっていますが、そもそも安倍政権が何故に裁量労働制を推進しているのか?
裁量労働制とは実際に働いた時間でなく、あらかじめ決められた労働時間に基づいて賃金を払う制度のことです。これだけ聞くと労働者が自由に労働時間を選択できるようになると思ってしまいますが、国会に提出された法案を見ると、理想とは真逆の超ブラック労働を推進する内容になっていました。
一度でも労働者と企業が合意をすれば、そのまま何十時間でも無賃金で労働を継続させることが可能となる仕組みが与党提案の働き方。
安倍政権は働き方改革関連法案として、その中に裁量労働制の拡大を盛り込んでいますが、同時に残業代ゼロ法案で知られている「高度プロフェッショナル制度」もセットになっているのです。
「高度プロフェッショナル制度」とは一定の条件を満たせば、残業代の支払義務等がなくなる制度で、これに裁量労働制が合わさることで現在の終身雇用制度は激変することになります。
他にも社員を自由に首にすることが出来る首切り自由化などもあり、これらの法案を全部セットにしたのが「働き方改革関連法案」の実態だと言えるでしょう。
安倍首相は年明けの施政方針演説で「非正規雇用という言葉を無くす!」と宣言していましたが、この法案の内容を理解することでその意味もジワジワと分かってくるかと思います。
裁量労働制を推進するために都合の良いデータを使った結果が今回のデータ不正騒動で、その裏には働き方改革を何が何でもゴリ押ししたい政府の意向があったということです。

 
(中略) (中略)


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サラリーマンよ、今、安倍を止めないと皆殺しにされるぞ!
転載元)
20日、安倍総理は裁量労働制に関するデータが捏造だったことを認め謝罪しました。
 (中略)
https://www.fastpic.jp/images.php?file=8674953473.jpg
安倍首相「責任は厚労省にある」 裁量労働制の答弁撤回
http://ceron.jp/url/www.asahi.com/articles/ASL2N2TZDL2NUTFK007.html
 (中略)
野党は「オランダ基準の同一労働同一賃金」という対案を出して、法案の撤回を要求してますが、安倍総理は謝罪したからいいじゃないか、と開き直って撤回はしないと言うのです。
 
狂ってるとしか言いようがありませんね。
 
そもそも上がってきたデータを疑うこともなしに「めくら判」を押したのなら、役人任せの無能ですと言ってるようなものです。
 
あるいは公務員の管理監督責任放棄と言ってもいいでしょう。
 
面白いのは今までの安倍晋三の口ぐせ、
 
「私が最高責任者です」
「責任はすべて私にあります」
 
を言わなかったことです。
 
前に「私は立法府の長です」と言って笑われましたが、今こそ「行政府の長」としての責任を取ったらどうですか?
 (中略)
もともと安倍晋三の一億総活躍というスローガンは、小泉、竹中と共に安倍が推し進めた労働者総奴隷化の下準備なのです。
 
労働環境の悪化を促し、一般労働者の実質賃金を合法的に削減するのが狙いだと思います。
 (中略)
パーソナル総合研究所の実態調査結果が下です。

https://www.fastpic.jp/images.php?file=9490325846.jpg
 
驚くべきことに、残業が60時間を超えるあたりから幸福度が増しているのです。
 
人間とは不思議なもので、苦しさも限界を超えると快楽になっていくようですね。
 
これは別な言い方をすると、マラソンなどで言う「ランナーズハイ」と似た物かもしれません。
 
もちろん快楽が続くはずもなく、いずれは死を迎えるわけですが・・・。
 (以下略)

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配信元)

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