里山社屋主義(29) 間仕切り〜ロフトの床

間仕切り〜ロフトの床

前回は床を貼り終えたところでした。

その次は、間仕切りが設けられていきました。


写真中央の大きな開口は、建具(引き戸)が入る所です。

本当はこの時点で、ちゃんと建具が決まっていないと、後で入らない…といったことになるのだと思います。しかし、この時点では他の検討や手配に手一杯で、建具を決めたり、建具屋さんを手配しておく余裕がありませんでした。

ひとまずの高さを決め、引き戸が納まるスペースができるような設計にだけしておきました。

大工さんにお渡しした建具周りの図面


建具の取り付けは後の回で紹介しますが、一般的なフラッシュの引き戸なら、現場に合わせてサイズが自由に加工できるため、無事に納まりました。

電気屋さんによる配線工事も、並行して着々と進んでいきました。


壁用の断熱材が入りました。こちらは壁によく使われる、袋入りのグラスウール断熱材です。



次に、ロフトの床張りが行われました。材料は 1 階の床と同じ、30mm 厚の地元の木の実付き板です。


こちらも同じように根太なしで、そのまま二階梁(写真に3本並んでいる太い木のこと)に貼っていきます。ロフトの床がそのまま一階の天井を兼ねる形となります。


下から見上げると、味のある力強い二階梁と、板の木目の組み合わせが、中々いい感じの仕上がりとなりました。それにしても、半日もかからずに、あっという間にきれいに貼ってしまわれました。規格通りの製品ではなく、1枚1枚が個性の強い材料にも関わらず…さすがだと思いました。

その次は、ロフトの天井に断熱材が入ります。


こちらは、垂木の間にほぼピッタリのサイズの、グラスウール系ボード断熱材を発注しました。

次回に続きます。


(シャンティ・フーラ スタッフ るぱぱ)

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