9.11どころじゃない
9.11から17年目、アルファベットの17番目はQ、ということで、なんらかのディスクロージャーがあるかとトランプ大統領のツイートをチェックしていたのですが、その前日から話題はこちら:
To the incredible citizens of North Carolina, South Carolina and the entire East Coast - the storm looks very bad! Please take all necessary precautions. We have already began mobilizing our assets to respond accordingly, and we are here for you! pic.twitter.com/g74cyD6b6K
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 10 September 2018
ハリケーン・フローレンスです。11日もホワイトハウスはその対策に追われていたようです。9.11関連のツイートもありましたが、フローレンスは2005年の「ハリケーン・カトリーナの再来」、「60年間で最大級」、「モンスター」などと噂され、「それどころじゃない」様子。
現在はカテゴリー4ですが、カトリーナ同様に最大レベルのカテゴリー5になる可能性が高いそうです。しかも上陸するとみられるハンプトン・ローズ周辺は避難ルートが非常に限られている地域なので、FEMA(連邦緊急事態管理庁)が住民に避難を開始するよう呼び掛けています(※今確かめたら、一部地域では避難命令になっていました)。こちらの記事によると、既に近隣のガソリンスタンドではガソリンが底を尽き、スーパーの棚からは食糧や飲料がなくなっているそうです。
‘STORM OF A LIFETIME’ heads towards US East Coast... https://t.co/yJIpISMzbI
— Sean Hannity (@seanhannity) 12 September 2018
Today we saw Hurricane evacuation traffic backed up all the way into up into West Virginia. pic.twitter.com/TTkaEPrIzd
— Michael Pruitt, PIO (@Michael_Pruitt1) 12 September 2018
また、ダーブー777氏の動画を久しぶりにチェックすると、アメリカの海軍がフローレンス上陸に備えて、バージニアにある世界最大の海軍基地から30近くの艦船全てを沖へ避難するよう命じていました。
The U.S. Navy has ordered 30 ships, likely including nuclear-powered aircraft carriers and submarines, to take to the seas as Hurricane Florence approaches from the Atlantic with 115 mph winds https://t.co/1Ql81RHOlB
— Task & Purpose (@TaskandPurpose) 10 September 2018
第二のフクシマの可能性
少なくとも10の原発が直撃を受ける可能性があるそうです。北上するのなら15の原発が危険に曝されます:
ヘルスレインジャーことマイク・アダムズ氏もインフォーウォーズ局で同じ話題を取り上げていました。直撃コースの沿岸で、1970年代に作られた2基の原発が稼働中とのこと。アメリカ版フクシマになる可能性もあるそうです。
通常は東海岸に近付くにつれ、勢力を弱めるか、方向を変えるらしいのですが、フローレンスはその逆。ということで元陸軍のウィリアム・マウント氏は、CIAの関与を疑っています。
更にダーブー777氏の最新の動画では、春先にFEMAが同じカテゴリー4のハリケーンを想定して災害シミュレーションおよび訓練をやっていたと指摘。その軌道が今回のフローレンスと非常に似ているみたいです。シナリオでは「33の大型配電所が高潮ないしは大規模浸水により危機に曝される」と見積もっており、カバールの大好きな「33」が登場します。
トランプ攻撃の格好のネタ
まさかとは思いますが、最近のカバールは知能劣化が激しいのか、物凄く分かり易い偽旗攻撃をしてきます。なので9.11にぶつけてきたのでは、とふと思ったので、調べてみました。
ワシントンポスト紙は「ハリケーンが再びこの国の沿岸に押し寄せてくる。トランプが加担」と題して、近年のハリケーンが大型化し、停滞し続けて被害を拡大しているのはトランプさんのせいだと非難。大統領は地球温暖化の対策を怠っていると言いたいのだと思いますが、記事本文にまで「異常気象に関しては、トランプ氏が加担している」と書くのはやりすぎ。
加えてこちらの記事によると、トランプさんがFEMAの予算のごく一部をICE(移民・税関執行局)に廻した点もやり玉に上がっています。9.11で遺族を虐めぬいたMSNBCの司会者レイチェル・マドゥが嬉々として糺弾していました。
FEMAの本年度予算150億ドルの内、1,000万ドルだけで、FEMAの被災救援基金にはどちらにせよ充てられない部分なので、実際には無関係だそう。現在、大手メディア各局はしつこくこの報道を展開しています。
トランプさんの今後の対応によっては、11月の中間選挙に向けてカバールの格好の餌食になりそうな気配。気象操作をしているのはカバール側なんですけれどねぇ。
おまけ
ということで、避難対策マニュアルです:
Hurricane Evacuation Plan.... Come to Florida... We welcome you 💙 pic.twitter.com/TqOJN4vid1
— Mermaid (@rkmeeks7) 12 September 2018
「①ビールを引っ掴む。②死に物狂いで走る。」
……じゃなかった。
Hurricane trajectory & weather conditions can quickly change. If you were given orders to evacuate, listen to officials — but even if you aren’t under evacuation notices at the moment it’s important to be prepared. Share with friends & family on the East Coast. #HurricaneFlorence pic.twitter.com/etLQzTb77Q
— Kamala Harris (@KamalaHarris) 12 September 2018
6つのPを忘れないように。①People(人々)とペット、②Papers(証明書などの重要書類)、③Prescriptions(診断書)と眼鏡、④Pictures(写真)と家宝、⑤Personal Computers(普段使っているパソコン)、⑥Payment(現金やカードなどの支払い手段)です。
最後に進路予測を:
"Life-threatening monster"-Hurricane #Florence is expected to hit the US East Coast tomorrow or Friday. About 1.7 million people have been given #evacuation orders. The hurricane has been described as a "once in a lifetime" storm. #HurricaneFlorence https://t.co/w3EkmBfkHn pic.twitter.com/yaKVuYfGN8
— DW Science (@dw_scitech) 12 September 2018
「生命を脅かす」、「生涯に一度あるかないか」の大型ハリケーン、明日には上陸すると見られています。Q投稿で目覚める人が増えている中、都合よく9.11の話題を人々の意識から掻き消したのは単なる偶然でしょうか。
文・Yutika
ただ、災害が迫る中でゴルフや宴会に勤しむどこぞの天ぷら総理や、沖縄やヨーロッパへの公費旅行に飛び回る府知事と違って、連邦も各州もトップが早めの対策に奔走しています。当然のことなのに、「偉いな」と感心してしまう自分が悲しい……。