ぺりどっと通信33 ぶるぶるぶる

寒いと身体が震えますよね。ぶるぶるぶる…っと。
(ぺりどっと)
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今、一年で一番寒い時期となっております。皆様、ご自愛くださいませ。

Author:pest[CC BY-SA]


人は寒いときに、ぶるぶるぶるっと自然に震えが出たりします。震えることによって、熱を産出しようとする反応みたいですね。

そういえば、ニホンミツバチちゃんもこうやってぶるぶるぶると震えて、発熱してましたっけ。



蜂球行動といわれ、天敵であるスズメバチにミツバチが集団で抱きつき、体を震わせて発熱して中心温度を48度以上にしてしまいます。50℃まで耐えられるニホンミツバチに対し、スズメバチは46℃までしか耐えられないので熱で蒸し殺されるとのこと。ニホンミツバチの必殺技ですね。

昔は寒くなると、おしくらまんじゅうをして遊んでいました。こちらは、ペンちゃんたちのおしくらまんじゅう♪



また、寒さだけではなく、不安やストレス、恐怖などのときにも無意識に身体が震えてしまうこともあります。武者震いなんていうものも。こちらによると、寂しさはその人自身の皮膚の温度を低下させるそうです。

pxhere[CC0]


動物は外敵などに襲われたりすると、ストレスを受けて様々な生理反応が起こります。体温上昇、脈拍上昇、血圧上昇など。

「武者震い」はなぜ起きるの?
引用元) 日経Gooday 14/12/25
(前略)
 大きくて凶暴なラットが入っているケージ内に、小さなラットを入れる。すると小さなラットは凶暴なラットから攻撃を受ける。怪我をしない程度のところで、2匹の間に金網の仕切りを作って、それ以上攻撃されないようにする。しかし、小さなラットは間近にいる凶暴なラットの影に怯えて、常に精神的なストレスを受けることになる。
(中略)
この状態で1時間ほど過ごすと、小さなラットの体温は39度にまで上がるという。平熱が37度だから2度も上昇したことになる。
(以下略)

これは生命の危機に直面した際に、体温を上げて身体能力を向上させて生存に有利に働かせようという身体の反応のようです。


また、ストレスやイライラしたときなどに、無意識にぶるぶるとやってしまうものがあります。貧乏ゆすりです。他人から見ると不快に感じるものですが、やってる本人はイライラを解消するために無意識に動かしています。

貧乏ゆすりはお行儀が悪いということで、昔から人から嫌がられるものですが、最近では「健康ゆすり」と呼ばれる程、健康への効果も高いことが知られるようになってきたようです。それゆえ病院などでも積極的に取り入れられているケースもあるとのこと。

貧乏ゆすり、実は健康にプラス エコノミークラス症候群予防にも
引用元) NIKKEI STYLE 12/4/10

(前略)
その効能としてまず挙げられるのが、手足の冷えの改善だ。中村室長は20~40歳代の女性4人に貧乏ゆすりをしてもらい、ふくらはぎをサーモグラフィーという温度観測装置で観察した。その結果、皮膚の温度が5分後に平均で約2度上昇した。最も上がった人は3.3度もあった。
(中略)
女性に多いむくみの解消にもつながるという。
(中略)
中高年以上に多く、加齢や運動不足、肥満などが原因で起こる変形性股関節症。股関節に隙間ができた結果、軟骨がすり減って炎症を起こし激痛が生じる。柳川リハビリテーション病院(福岡県柳川市)はこの病気の治療に貧乏ゆすりを積極的に取り入れている。井上明生名誉院長は「副作用はない。お金もかからないので患者に勧めている」と話す。

とにかく暇を見つけて実行するよう患者に指導している。クセになるほど動かすことが大切だ。手術を望まない60代の女性患者に勧めたところ、5年後には痛みが和らぎ、関節の動きもよくなったという。
(以下略)

このように貧乏ゆすりは、手足の冷えの改善、むくみ解消、変形性関節症のリハビリ、ストレス解消などに対しても大いに効果があるようです。50代なのに30代にしか見えないドクター・南雲吉則先生も貧乏ゆすりをされてましたっけ。

しかし、意識的に貧乏ゆすりをしようと思っても、なかなか続かないものです。こちらのユーチューバーさんの動画によると、せいぜい1時間ほどしか続かないとのこと。しかも、やり過ぎると、かゆくなってくるみたい(笑)

そして、こんな貧乏ゆすり器なるものまで売っております!



身体だけではありません。大自然を利用してこんなものまでゆすっています。

海の微振動で育てるワイン 今年も海底に設置
引用元) OVO [オーヴォ] 18/12/17
 仏・バスク地方の海底発酵ワインはよく話題になるが、日本にも海底熟成ワイン「VOYAGE(ヴォヤージ)」(Enjoy・静岡県西伊豆町)がある。
(中略)
ワインを、紫外線の届かない海底約15メートルの場所に沈め、半年の間おおよそ15~20度という一定の海水温の中で熟成させる。さらなる熟成の効果が期待できる、フルボディーの赤ワインを厳選しており、海中の微振動で、通常の環境下で保管するよりも熟成が進み、長期熟成したかのようなまろやかでコクのある味わいになるのだそうだ。


(以下略)

この写真のように海底にワインを置くことによって、海の中の微振動がワインの発酵を熟成させてしまうようですね。クラッシックを聞かせると、食品の味が上がるなどとよく言われますが、これも海底で海の声を聴いたり、海の微振動を感じてるのかもしれません。

ではでは、身体の一部やワインだけではなく、身体全体をゆらしてみたらどうなのでしょう。

実際に、身体全身をぶるぶるぶると震わせる健康法が存在します。それは、『ぷるぷる気功』と呼ばれるものです。実際どんなものなのか、まずは動画でご覧ください。

張永祥先生実演による、ぷるぷる気功


見ていただくと分かりますが、ただただ、身体を上下に細かく震わせるという至極簡単なものです。

ぷるぷる気功の原理については、ペットボトルが身体、爪楊枝が体内の気だとして説明している、下記の動画(1分47秒~3分9秒で設定済)をご覧ください。その爪楊枝がみるみる整っていきます。



つまり、身体(ペットボトル)の中のバラバラに乱れた気(爪楊枝)が、ぷるぷると上下に揺すり続けるうちに、規則正しい向きに揃って調和的になってしまうようです。

ホンモノの秘伝功「苫米地英人×張永祥 気功概論&実演 」
引用元) THE HIBON 13/3/30

(前略)
張永祥さんは、(中略)...中国時代は、「神手張」(神の手を持つ張さん)といわれるほどで、なぜそこまで有名になったかというと、多くのガン患者を氣功で治されたからです。

張永祥さんは氣の力を大自然から受け取っていて、なかでも特に北斗七星が源だそうです。北斗七星の氣をもって病の人を救われています。

中国時代は、当時の指導者である鄧小平からの要請を受け、彼の妻を診たこともありました。他には羽田孜元首相、大相撲力士の久海島力、ジャッキー・チェンなどがいます。

日本では氣功師養成学校を設立し、今まで300 名以上の氣功師を育てています。開業した氣功師は、施術院や氣功教室など100箇所をこえています。
(中略)
ぷるぷる健康法を行なっていただくとすぐに感じられてくると思いますが、(中略)...気の高まりは尋常ではありません。
(以下略)

Author:Gh5046[Public Domain]


本当に気の高まりは凄く、ぷるぷる気功という可愛らしい名前が付いていますが、まさにホンモノの秘伝功でして、しかも秘伝中の秘伝!!!それを惜しげもなく公開してくださった張永祥先生に脱帽です。

「百の修行も一度体を振動させることに及ばない」
という"中国のことわざ"そのもの
です。

僕も大崎上島にいるときには、真冬でも朝入浴してから、窓全開の縁側で日光浴も兼ねて、全裸でこのぷるぷる気功をしておりました(縁側の前の庭は木々が茂って外から見えないのよ♪)。入浴直後で身体も火照っているので、身体がほどよく冷やされて気持ちよかったのです。このぷるぷる気功は、血行も結構良くするので、冷えすぎることもなかったです。

そういえば、あのオオマサガスも、水を特殊な振動撹拌で電気分解して作り出します。水も身体も、細かな振動によってよりよい変化変容を起こすのやもしれません。


(まの爺)
よくよくお風呂でヘンな格好をするお方ぢゃのう。
(以前のヘンな格好を思い出したい方は、ぺりどっと通信21の「くろ」へGo!

 しかし、このブルブルは確かに効いているという体感がありますぞ。
試しにアホウのように揺れておりましたらば、あちこちの骨のガシャガシャした感じがいつしか静まっておったようぢゃ。
気の感覚を練習する時にも、よく「ゆるむ」ことが大切と言われるが、ゆるむにはブルブルが最適かもしれぬ。
振動は、よく考えれば波動なり、ぢゃ!
ところで皆の衆、最後の画像、分かりましたかな?

Writer

ぺりどっと

ぺりどっと

健康マニア!インド渡航歴13回。
東京は築地生まれの江戸っ子!
試したがりの変わり者♪
移住してきた瀬戸内海の離島の古民家や海、山、畑でゆったりと過ごしながら、時事ブログの記事編集のお手伝いをさせて頂いておりましたが、山口の山奥に引っ越しました。
ぺりどっと通信で時事ブログの品位と波動を下げないかどうかが、ますます心配です。

■ 勝手に編集後記 ■

貧乏ゆすりは、ストレス解消の下手な男性がしがちなクセで、「女性が嫌う男性の仕草」ランキングに必ず上位ランクインしております。取り敢えず、人前では控えておきましょう。。。

pixabay[CC0]


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