家を出て道路を右に行くと更に田舎に向かい、途中は人家のない峠を越える。左に行くと建物が増えて、商業施設も多い。先日気がついたんだけど、右に行って自然の多い方へ行くと体が緩んでいた。右に行くのと左に行くのとでは体の緊張度が違うのがはっきりとわかった。
リラックスすると気(プラーナ)がよく入って元気になるようですね。
2015/09/13の中西征子さんの天界通信11「縄文杉との対話 ~魂の進化の程度と存在の価値は無関係~」の縄文杉さんは7321歳ということだった。
この時の縄文杉さんとの交信で語られたお話にとても感動したよ。
中西征子様の通信後の感想も
彼の高度な知性、信じ難い程の忍耐力、柔軟で積極的な思考に接して、(中略)...樹という姿を借りた偉大な魂の様に感じられました。」
ということでした。
この大ヒノキさんも1550年もの間、この地球の様々な出来事や人々の暮らしを見守って来られたんだ。
御神木としても人々をお助けくださっているのではないでしょうか。樹のエネルギー・気(プラーナ)を私たちはいただいているのだと思います。
息を吸う空気も、樹木など植物が太陽や大地のエネルギーを変換したものと言えるんだよね。
樹木のお陰で生きていられると言えますね。
以前、知り合いの近所の老夫婦が昔植林した山を、植林前の美しい雑木の山に戻せないものかと相談され、集まった仲間たちと近くの山へ登ったことがあった。
その山にも天然記念物に指定された大杉の巨木があって、山の頂上辺りに行くと道の片側には植林された民有林があり、もう片方は国有林ということで手付かずの巨木林だった。
山登りを終えて下山する頃には、4〜5人いた若い男子たちは奇声を発し、咆哮しながら駆け下りていた。今思うとそれほど巨木林の山で気が充実していたんだ。
木の皮むきをして自然乾燥させ、軽くして伐り出しをと話し合っていた老父婦の山は、境界線の隣が共同の持ち山で、持ち主も代替わりしたり、引っ越していたりで連絡がとれないなど、伐採のための境界線がはっきりできないために、ご破算になってしまった。
先日も6才と4才の男の子と同乗していた車が山道を走っているうちに、子供たちが大声で奇声を発し始めて、感受性の強い子供ほど自然のエネルギーに呼応するのが早いと思いましたよ。
故郷でも、りっぱな大木の生える国有林が民間に払い下げられ、地元で買い取って大々的に木を伐り出して植林をしたんだけど、その後で山ぬけ(山崩れ)がして、辺りがまるで様変わりしてしまって、山の幸が豊かで村中が色々な恵みを採りに入っていた山がなくなっていた。
動物たちの棲める山がどんどん植林などでなくなっていったのですね。
林野庁の「国有林とは」を見ると、
「(前略) 国有林野は全国各地に広がり、その多くは奥地の急峻な山地や水源地域にあって、良質な水の供給、土砂災害の防止・軽減、地球温暖化の防止、生物多様性の保全など私たちが生活していくうえで大変重要な働きをしています。
(中略)約6割(468万ヘクタール)が天然林で、その中には原生的な天然林が広く分布し、多様な森林を有する国有林野は、希少種を含む様々な野生生物の生育、生息の場となっており、(中略)生物多様性の保全を図る上で重要な位置を占めています。」
とある。また、
「私たちの生活に欠かすことのできない国民共有の大切な財産」
とも書いてある。
2019/05/20の時事ブログの記事《国の財産、国有林を金融商品化し民間業者に売り払う「国有林管理法の改正案」国会提出 ~竹中平蔵氏加わる「未来投資会議」の提言に従って「コンセッション方式」導入》によると、
国有林が民間に、しかも外資の会社でも50年間も山を占有できるという、とんでもない法律ということですね。
国有林は、手付かずの天然林が多く、水源地、土砂災害防止、動物たちのかけがえのない命の営みの場所でもあるんだ。まさに、林野庁のHPにはっきりとその重要性が謳われている。それを民間に売り払うなど言語道断だよ。
それに山を伐り開き、自然破壊することが、土石流の原因でもあるんだよ。
国有林は日本の生命線として保たれてきていたのですね。もしも国有林を失うならどれほどの痛手を被るか計り知れません。決して利益追求のためなどに売り払われたりできるものではないはずです。
さて、大ヒノキのある神社から少し離れたところにある神社にもお参りしたんだ。その神社は鎌倉時代に建立された頃のとおりに復元され、本殿が重要文化財に指定されていた。
枯れ葉が境内にたまっていて、そこにあった竹箒で思わず掃除したね。
かなり時間がかかったけど、帰りにもう一度社殿を写そうとしたら、紫の光がカメラ越しに見えて、まるで神様が掃除を喜んでくださって見送ってくださっているように見えたんだ。
この後で大ヒノキさんの年齢をみぃさんにきいてもらうために、もう一度会いに行ったのですよね。
もう階段を登る元気はなかったから、階段の登り口でみぃにテレパシーでお話してもらったよ。
「大ヒノキさん何歳ですか?」
「1500年から1600年の間・・・1550年と言っておけばいいでしょう・・・。」
「ありがとうございます。」
昭和38年に天然記念物に指定された大ヒノキは、「人々がちょんまげを結っていた頃に生まれた」と書いてありました。
みぃに年齢をきいてもらうと、「1550歳」だということでした。