ぺりどっと通信54 うんこ


毎日のように我々が排泄するうんこ💩
今まで自分の体内のあったものが外に出された瞬間から忌み嫌われるうんこ💩
なのに、みんな大好きなうんこ💩
そんなうんこに関する話題を取り上げてみました。
(ぺりどっと)
————————————————————————


ある日、本屋に立ち寄ってみると、あるコーナーを占めていた一角が目に飛び込んできました。


そう、メリはちさんのデビュー記事を華々しく飾った"うんこ漢字ドリル"シャンティ・フーラのプレゼントになったことも。今や、漢字ドリル以外のラインナップもすこぶる豊富というわけです。

その"うんこ漢字ドリル"が、今年の夏のあの話題をすでに予見してます(2番を見てみて)

漢字学習の本は普通なら「数千部売れればいい」と言われるジャンルで、うんこドリルは今やシリーズ累計500万部も突破しとる大ヒット教材!それにあやかって、ぺりどっとも「うんこ」を取り上げたわけなのさ。


そういえば小さい頃から、本屋に行くと、なぜか必ずうんこがしたくなります。それは、もうほとんど十中八九の確率で。幼心にも、「便秘の人は本屋に行けばいいのに」とさえ思っとリました。あれは一体全体どうしてなのでしょう。(理由には諸説あり


「青木まりこ現象」という呼称は、1985年に『本の雑誌』(本の雑誌社)の読者欄にて、青木まりこさん(29歳・独身)によって投稿されたコメント「理由は不明だが、書店に行くたびに便意を催すようになった」が端を発するそうな。(Wikipedia

ちなみにその青木まりこさんですが、コチラによると、その後結婚して名字が変われば、知らんぷりできるからいいやとたかをくくっていたところ、結婚した相手がまさかの「青木さん」。現在も変わらず「青木まりこ」のままでいるとの情報です。

Author:Wpcpey[CC BY]

そもそも、うんこって、食べたものを体内で吸収して、その残りカスみたいな認識でいたのだけれど、これってホントなのかな?

ある農業系マンガを見てたら、母親と幼児とのこんなやりとりが載っていました。

幼児「たいひってなあに?」
母親「うんこをためておくと肥料になるのよ」
幼児「ひりょう?」
母親「栄養たっぷりで畑の野菜とかにあげると大きく育つの
幼児「えいよう! なんで うんこは えいようたっぷりなのに たべられないんだろう?


…恐るべし!幼児のうんこ哲学。

うんこといえば、動物たちから産み落とされるやいなや、うんこを運び去っていくフンコロガシさん。そのユーモラスな運ぶ姿が人々を惹きつけます。ぺりどっとも生フンコロガシ、見てみたいなぁ~♪


オスがフンを転がす姿は、メスへの求愛のサインでもあるそうです。

そうそう、フンコロガシといえば、昆虫記で有名なファーブルをも魅了しましたよね。ファーブルは虫の声を「音楽」であると高く評価していたそうですが、彼にはこんな驚きのエピソードが。。。



話をフンコロガシに戻します。
フンコロガシさんは、家畜のうんこをあっという間に食べてくれるため、オーストラリアでは牧場や農場のお掃除役として大量に飼育されてるとのこと。

奈良公園の1200頭のシカから産み落とされるフンは毎日約1トン!フンと一緒にハエの卵も食べてくれるのは、お仲間のフン虫さん。(79ヘクタールの園内の芝刈りを業者委託すると年間100億円もの経費がかかるのだが、シカがその芝を食べてくれるため全く不要なのだとか)


また、スウェーデン・ルンド大学の研究者たちは、フンコロガシが糞を転がす直線方向を、天の川の明かりを道しるべにして決めていることを突き止めたそうです。(GIZMODOより)

さらに、古代エジプトではフン塊を転がして大きな球体を作るスカラベ(フンコロガシ)の習性を神秘的なものと考え、その球体を太陽に見立て、スカラベを太陽の運行を司る神である太陽神ケプリと同一視し、聖なる甲虫として崇拝してたそうな。(Wikipediaより)

Author:ジェフ・ダール[CC BY-SA]
太陽神ケプリ

うんこを食べる生き物はまだ他にも。。。

中央アメリカのカリブ海に面した低湿地の村落を旅した時のことである。(中略)...泊まっていた小屋の裏の人目のつかない草むらに出かけ用を済ました(中略)...さて、立ち上がろうとすると隣の草むらでガサゴソと音がする。

(中略)...すると、1頭の豚が現れた。(中略)...私の、それの匂いを嗅ぎ、おもむろに食べ始めたのである(中略)...まだ温かいと思われるそれが眼前で食される時の感覚は、まるで自分じしんの身体が喰される、あるいは汚されるような感覚なのであった。

この衝撃は、中国や合衆国で仕切りのない、あるいは仕切りのほとんどないトイレで隣人を気にしながら用を足した時の経験の比ではなかった


ぺりどっとも昔、川のほとりでテント泊の野宿をした折に、朝、どうしても我慢できずに、"野〇そ"なるものをたしなんだ次第です。ホッとして佇んでいると、散歩で犬を連れた男性がどんどんこちらに近づいてきました。そしてワンコは、まだ湯気立ちたつ茶色い物体を見つけるやいなや、異常なまでに関心を示しました。「よせ!」との飼い主の厳しい制止にも関わらず、ソレから全く離れようとせず臭いを嗅ぎまくっていたのです。本当にあのときは、顔から火が出るような思いで、その光景をそしらぬ顔で眺めておりました。僕のことを一切見ないようにしていたその素ぶりから、おそらく飼い主の方はそのブツの産み主が僕であると確信してたことでしょうよ。


なぜ動物がうんこを食べるのか。

それは、動物の糞は、その動物が利用できないものを排出したものだが、他の動物には利用可能な栄養を含み、また消化の過程で追加される成分もあるとのこと。(Wikipedia

ちなみに、自分で自分のうんこを食べるウサギやチンパンジーは、食べた物が「一部しか消化されておらず、残された栄養素を取り込むため」であるようです。(NATIONAL GEOGRAPHIC

しかし現代では、そんなフンコロガシやブタたちに被害が及んでいるといいます。。。


こうした動物たちのうんこによる肥やしを使っていたら、有機野菜でさえも安心できませんわ。



パーマカルチャーな生活を実際に実践されてる四井氏は、

うんこを土に還すことをしなくなったら、自然の循環サイクルに狂いが出てきて、文明が滅びるのは間違いない。

というのも、陸上のミネラルが海にどんどん流れていき、土の質も変わってきている。それゆえ作物に含まれている栄養分も、60年前に比べたら10分の1くらいになってる。当然生き物は少なくなる。長い年月をかけてゆっくり変化してるから、みんな気付かないだけ。



と警鐘を鳴らされています。
ちなみに、腸内細菌には善玉菌、日和見菌、悪玉菌の良好なバランスは2:7:1だと言われているそうですが、四井氏のご家族は善玉菌が5割もあったそうな。


 (まの爺)
 あるあるある!
「青木まりこ現象」、ありますぞ。
本の紙の成分だの、インクの成分だの、大脳のある部分が大腸を刺激するだの、いろんな珍説がありつつ、当時、決定的なうんこ誘発原因はつかめていなかったのではなかろうか。
いやあ、懐かしゅうございますなあ。ニコニコ。
 しかも、うんこが大好きな動物のお話も思い出しましたぞ。
確か椎名誠の本にあった気が。
南極で野○そをした後、しばらくすると、首の周りにマフラーのようにトイレットペーパーを翻しながら、ペンギンさんが嬉しそうに走っていたと、、。
うんこは世界を巡る。
皆の衆、抗生物質やグリホサートなど無い、グルメうんこを創造しようではありませんか!

Writer

ぺりどっと

ぺりどっと

健康マニア!インド渡航歴13回。
東京は築地生まれの江戸っ子!
試したがりの変わり者♪
移住してきた瀬戸内海の離島の古民家や海、山、畑でゆったりと過ごしながら、時事ブログの記事編集のお手伝いをさせて頂いておりましたが、山口の山奥に引っ越しました。
ぺりどっと通信で時事ブログの品位と波動を下げないかどうかが、ますます心配です。

■ 勝手に編集後記 ■

古今東西、みんなうんこが好きでんな~💩💩💩


Comments are closed.