大幅な湯量の削減効果、身体の芯からしっかり温める温浴効果、そして、お湯さえ手に入ればどこでも入浴を可能にするその身軽さをウリにしております。
今までの経緯や詳細は、にゅーよーく、湯屋、癒しをご覧ください。
ちなみに著作権フリーですので、ご遠慮なくどうぞ♪
コツとしては、足湯の段階で全身をしっかり温めてしまうことです。温め足りないと、後で寒い思いをすることになりんす。足湯でしっかり温めることで少ない湯量で満足した入浴となりますよ。
欠点は、電気ケトルとヤカンで沸かしたお湯を何度も浴室まで運び、保温容器に入れる手間がかかることです。
実際、電気ケトルで1リットルのお湯を沸かすのに5分かかり、2リットルのヤカンでは10分かかります。つまり、10分で4リットルほど沸かせるので、80分ほどで32リットルのお湯が手に入ります。この間、リビングとお風呂場を16回も往復しておりました。これはなかなかの重労働です。こうしてみると何だか、この作業だけで身体が温かくなってるような気もしてきました。って、おいおい。。。
今回この欠点を解決すべく、下記の投げ込みヒーターなるものを購入しました。熱くなる部分がしっかり保護されてて安心。好きな温度設定も出来て、しかもサーモスタット式!漏電対策も施されててかなり安全のようです。
本来は、冬場の外作業などでお湯が必要なときに、水を溜めたバケツなどにこの投げ込みヒーターを投入してお湯を作るという使い方をするものです。
ただ、この投げ込みヒーターのその機能上、
・コントローラー部分は水没できない
(水没させて使うお風呂湯沸かしタイプもありますが、耐久性に難あり)
・立てて使う必要があり、ある程度の深さが必要
といった制約があります。
とはいえ一度に必要なお湯を作り出すことが出来るので、非常に助かります。しかしながら、この投げ込みヒーターをバスタブに入れて直接沸かそうとすると、半身浴できる程度の水量でさえ、入浴できる温度にするのに7時間~7時間半ほどもかかるようです。
ということで、直接バスタブのお湯を沸かすのではなく、熱めのお湯を必要な量だけ沸かして保温容器に溜める方式を採用しました。
早速、23リットルの蛇口付きのウォータータンクを購入して使ってみました。お湯もスムーズに温まり、プラスチック容器でも問題ないようでした。
が、いかんせんお湯の量が足りません。最低でも30リットルは必要だと思われます。しかし、ネットで探しても30リットル以上ある蛇口付きのウォータータンクは見当たりません。
そこで近くにある2つのホームセンターで、代用となり得るものを隅々までくまなく探しまくりました。
その結果、下記のものが候補に挙がりました。
・漬け物容器(30、40、50リットルとサイズも豊富)
・ゴミバケツ45リットル
・蓋付きボックス
・陶器製の大きな鉢
・化粧箱50リットル
ここからさらに、耐水性と強度も踏まえて、
・漬け物容器
・ゴミバケツ
が最終候補に残りました。
どちらも素材はポリエチレン樹脂で、耐熱温度は約80℃ほどあります。
(沸かしたお湯を注ぐような使い方は出来ませんが、投げ込みヒーターなら充分使用可能です)
家にある洗濯器という名のあのゴミバケツをそのまま流用する手もありましたが、水かぶり用に水を溜めておくものも必要なため、もう一つ必要です。また、小さいサイズの方がより温めやすい利点があります。
ゴミバケツをもう一つ買おうか、漬け物容器にしようかと悩んで、ホームセンター内をぐるぐる歩いておりましたら、予想もしていなかったものが目に飛び込んできました。
それは、、、、雨水丸マス。
屋根に降った雨水を効果的に浸透・排水に導くための容器で、土中に埋めて使うものです。
30リットルサイズとの表記だったのですが、軽く35リットルは入ります。しかも、このマスの容器の厚みが漬け物容器やゴミバケツの倍以上はあり、かなり丈夫!しかも値段も漬け物容器とほとんど変わりません。というわけで、保温容器に決定!
ただ、雨水丸マスの素材がJC(ポリオレフィン樹脂+炭酸カルシウム)なのですが、調べても耐熱温度が全く分かりません。そこで、耐熱温度が90~110℃ほどある高密度ポリエチレン製のポリ袋(融点は120~140℃)を使います。手持ちの半透明ごみ袋には、高密度ポリエチレンとの表示があったのでこれを流用。
ちなみに、このポリ袋を利用したポリ袋調理法なるものがあり、水がたくさん使えないような災害などの状況下では重宝するかと思います。ちなみにオムレツも簡単に出来ちゃいます♪
前からちょっとやってみたかった、ポリ袋調理に挑戦してみました。湯煎調理でご飯が普通に炊けたのがすごい。次はアウトドアでやってみたいかな。お湯キャンプ。 耐熱ポリ袋「アイラップ」があれば、お鍋ひとつで定食が作れる!? - 価格.comマガジン https://t.co/Mhj30tWvBq @kakakucomさんから pic.twitter.com/ZNgVd8P3uu
— 玉置標本 (@hyouhon) July 10, 2019
鍋でお湯を沸かしながら、お米と水を入れたポリ袋、カレーの具材を入れたポリ袋、二つを同時に入れて湯煎するだけで、カレーライスが完成します。しかも沸かしたお湯はまた使えますし、お風呂の水や川の水でも代替え可能。洗い物も減らせます。
話を元に戻します。
雨水丸マスの中にポリ袋を入れますが、保温力をアップさせるため、間にプチプチを仕込みます。また、丸マスの外側から熱が逃げないように周りをアルミ泊で覆います。ぺりどっとこたつとして登場した、正座して足を入れていたあの灯油タンクのカバーです。例によって裏返しにした2枚を二重にしてそこに雨水丸マスを放り込みました。そして、プチプチで蓋。
ちなみに、絵にするとこんな感じです。
一番外側の緑色線が灯油入れカバー、黒色線が雨水丸マス、灰色線がプチプチ、一番内側の黄色線がポリ袋という構造になっとります。
ただ…例えば70℃設定で温めると、ヒーター近辺だけの湯温が70℃になって電源が切れてしまいます。離れたところがまだぬるい状態なので、中にポンプを投入して全体を循環させるようにしました。
これで、ぺりどっと式バスライフがますます楽ちんになりましたワン♪
お風呂といえば、120Lのゴミバケツを浴槽にしてる人を発見しました。給湯器から直接給湯というシステムになってました。
また、市販のものでは、折りたたみ式のビニール製の簡易浴槽なるものも存在します。
浴槽 お風呂の浴槽 折畳み浴槽 エアー浴槽 簡易浴槽 ビニールプール バスタブ ダブルサイズ 大人用 ベビー用 赤ちゃん用 家庭用https://t.co/ST1x8mC0PZ pic.twitter.com/t2Um73NVdS
— 占い雑貨グッズのお店 (@qsiodsgkr) July 17, 2016
こうしたビニール袋、ポリ袋は災害時でも色々と役に立ちます。
被災経験から、ライフライン全て止まって最初に困るのがトイレです。
— 伊東アツシ UIUX&Web開発者 (@AsagiriDesign) October 12, 2019
風呂桶に溜めれるだけ溜めておきましょう。
水運ぶものが無ければダンボールとゴミ袋で。
視界の確保は簡易ランタンは懐中電灯にビニール袋被せて。#停電 #断水 pic.twitter.com/tRGnVt4iei
地震の時、うちじゃ風呂に水溜められないし無駄になるな…って思ってたんですけど、ビニール袋に水詰めて風呂桶に放り込んどきゃええやん!と自己解決した。ポイントは『自分で持ち上げられる程度にしか水を入れない』です。腰いわすで。 pic.twitter.com/sW6zAqytVy
— mochi (@nanaya_co) June 19, 2018
ビニール袋といえば、先日の時事ブログでも掲載されてましたこのツイート!
もう日本は亜熱帯になったと考えた方が良いのかもなぁ。
— あばでま (@Abadema_O18) October 12, 2019
大水が出た時、車が壊れないようにする東南アジアのやり方を学ぶべきかも知れない。 pic.twitter.com/aMWUZ3zWBq
自然災害などによる水没から車を守る方法として車をビニールで包んでおくという、
実際、30cm以上水没してしまうとヤバいらしいです。
こんな巨大なビニール袋、はたして日本でも販売してるのかいなと気になりましたら、実際売っとりました。
その大きさは実に、8.2m×2m 厚さ0.1mm。ビニール袋たった1枚で 8,980円也!!そして、一番気になったのが、その使用方法。袋の中に車を入れるのに、運転手も入れて3人がかりです。また、厚さ0.1mmでかなり分厚いとはいえ、穴があいてしまう恐れもありますよね。
そこで、ビニール袋ではなく、ホームセンターにあるもので代用が可能となる方法を発見しました。
引用元) 教えて!goo 9/7/9
車がすっぽり入る ビニール袋がどこで売っているのか教えてください
洪水で冠水したときに、愛車(スーパーカー)を守るために必要なので教えてください
No.7ベストアンサー
回答者:meitoku 回答日時:2006/07/09 11:38
ブルーシートの大型を敷きその上に車を置きゴム紐でくるんで下さい。
(以下略)
そうです。ブルーシートで車を包んじゃおうってことです。
そもそもブルーシートは、屋根の補修などにも使えるほどの非常に高い耐水性を持っています。
なにしろ…
風の強い愛媛県総合運転公園のキャンプ場、「森のようちえん」のイベントのブルーシートプールで幼児たちは元気に水遊び❗気持ちだけでも、子ども時代に戻りたいなあ😃 pic.twitter.com/aqPnjB8pNk
— もしもしカメちゃん (@3dxjoTyOzpzS8fm) September 17, 2019
プールさえ作れちゃいますので、浸水など問題ないことでしょう。
選ぶとしたら、丈夫で防水効果の高い#3000(厚さ約0.25mm前後)以上のものが望ましいかしら。これでも巨大ビニール袋より安価で、汎用性が高い!
使用方法も、シートを地面に敷いておき、その上に車を移動させ、下から車を包み込めば、一人でも充分作業が可能となります。
こんな感じ、
こうしておけば、床上浸水でさえもいけるんじゃないでしょうか。
(実際の使用に関しては、自己責任でお願いします)
これであなたの大切なスーパーカーも守れますよ。
ぺりどっとも冬場の防寒対策としてテントをブルーシートですっぽり包み込んで役立っておりましたし、その同じブルーシートが今夏は日除けシェードとして活躍してくれました。風雨などから守ってくれるので、テントや寝袋としても使えます。ぺりどっと号にはブルーシートが常備品。
そういえばと、ブルーシート(ポリエチレン)の耐熱温度を調べてみたら、70℃!ということは、投げ込みヒーターとブルーシートがあれば、お風呂も簡単に作れそうですね。さらに外側をプチプチで包み込むと保温も出来る。だったら、丈夫なポリ袋でもお風呂がいける!お湯の量もさらに少なくて済みそう。。。
などと、ますます妄想が膨らむぺりどっとなのでした。
そうそう、
と言ってましたけど、ぺりどっとは、
と言いたい!
(まの爺)
今回の記事は、お得感がありますぞ。
あい∞ん画伯も腰をぬかす、ぺりどっと画伯登場!
和み系のゆるゆるタッチに、思わず笑いがこみ上げるのであった。
ぺり式お風呂の完成に必要なポリ袋、想像以上の多機能に驚愕ですぢゃ。
まさに必要は発明の母、最後のぺりどっと聖人のお言葉は、
万物に潜在する光を示唆するありがた〜いものでありました。
ぺりどっとのお風呂へのあくなき探求は、この後もまだまだ続く…
ぺりどっと式オフグリッドバスシステムをVer.3.0にバージョンアップしましたので、お知らせします。プロフもほんのちょっぴり加筆。