自公維が国会を無理やり閉会、安倍政権が逃げた追求の数々をあげつらってみました

 17日、安倍政権は全てを放り出して国会を閉会しました。野党は、これまでの国民への直接給付の遅れ、アベノマスク配布のトンチンカンな対応、そして緊急経済対策の「電通中抜きやり放題」疑惑が発覚したことに加え、今後心配される新型コロナの第2波、第3波に対処するためにも国会を延長すべきだと求めました。しかし自公維の反対で否決されてしまいました。野党側は次善の策として閉会中審査を提案し、委員会を開くことで審議をなんとか継続する構えです。200万円の「氷代」を支給された自民党議員あべぴょん始め麻生、菅、甘利の面々は19日に高級フレンチで「お疲れ様」会らしい。
 国会を閉じてまで追求を逃れようとしていることは何でしょう?イヤミったらしくあげつらってみました。経産省と電通を中心とした官製談合疑惑を筆頭に、まずは21日に支払われる予定の黒川検事長の退職金5900万円。GoToキャンペーンの業務委託費3095億円が高すぎると指摘され見直しをするはずが、結局見直し前と同額で開き直ったこと。住民の意思を無視して進めてきた「イージス・アショア配備」を突如、計画停止を発表し住民を始め防衛省関係者まで驚かせたこと。近畿財務局職員が改ざんを苦に亡くなった森友問題、公文書改ざんの再調査を求める署名がついに35万筆を超え、麻生財務大臣に突きつけましたが、なんとかのツラに水で再調査しないと無視。いや、あなたは調査対象なんですが。秘書に有罪判決が下り、いよいよ起訴が射程に入った河井元法相、案里夫妻はちゃっかり200万円を受け取った上で自民党を離党し、二階幹事長も彼らを「小物」扱いして自民党とは無関係のそぶりですが、小物に渡した1億5000万円とそこから安倍事務所に還流したお金は不明のままです。
 全く、不信任案がいくつあっても足りない内閣だよ。
(まのじ)
————————————————————————
配信元)



Comments are closed.