より包括的な指標である「感染致命割合」を用いた致命率を調べると、新型コロナウイルスの致命割合は季節性インフルエンザの50〜100倍だった

竹下雅敏氏からの情報です。
 感染しても無症状の人は患者としてカウントされないことから、死亡者数を確定診断がついた患者数で割った「症例致命割合」ではなく、より包括的な指標である「感染致命割合」を用いた致命率を調べると、“新型コロナウイルスの致命割合は季節性インフルエンザの50〜100倍”だったとのことです。
 これまで、条件の異なる致命率を比較して、“新型コロナウイルスの致命率はインフルエンザよりも低い”などという幼稚な結論を引き出す人がいて、それを根拠に新型コロナウイルスが「ただの風邪」であるとか「フェイク・パンデミック」であるとかツイートしているのですが、残念なのは新型コロナウイルスを警戒している人たちに対して、「コロナ脳」などという言葉を投げかけていることです。
 陰謀論者のいう「コロナ脳」とは、“マスコミの情報を信じ切ってしまっている人”を揶揄するものだと思うのですが、現実に新型コロナウイルスに感染して、現在でも後遺症で苦しんでいる人たちが少なからずいるのです。「陰謀脳」の人たちは、こうした後遺症で苦しんでいる人たちが工作員かクライシスアクターだとでも言うのでしょうか。
 中学生男子(13才)が、いくつかの論文などを引用し、各教科の先生方に質問を投げかけるレポートを提出し、“学校からは「マスクの強要はしない」と連絡を受けた”と言うフェイスブックの記事があります。
 自分で調べて、自分の意見をはっきりと言える頼もしい中学生ですが、逆に言えば陰謀論に目覚めて「コロナ脳」などと言っている人たちは、中学2年レベルの頭だということになります。世の中は「陰謀論」で単純に割り切れるほど簡単ではありません。
 ブラックロッジの要人で、地上の最高権力者の一人であるペペ・オルシーニが「Q」の後ろ盾であったり、カバールの中心人物の一人であったフランスのロスチャイルド家が改心し、許されて波動をもとに戻されていたりするのです。seiryuu氏の一連の優れた記事をご覧になると、背後関係は単純な「陰謀論」とは異なり、極めて複雑だと分かるでしょう。
 昨日まで仲間だと思っていた人が今日は闇に落ち、敵だと思っていた人が友になるということがいつでも起こるのです。レッテルを貼らずに、ありのままに見る努力を怠らないようにしましょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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新型コロナ、米NYの高い致命率が判明、従来のほぼ倍
インフルの50~100倍の推定も、米国でも若者の比率が急上昇、疫学者ら憂慮
引用元)
(前略)
感染致命割合は、確定診断がついていない患者や無症状の感染者を推定し、それらも含めた感染者全員を分母にとり、この病気で死亡する割合を数値化したものだ。こうした計算は、季節性インフルエンザでは毎年行われている。
(中略)
米コロンビア大学の疫学者は、3月1日から5月16日までのニューヨーク市の大規模なアウトブレイクのデータに基づき、統計学的手法を用いて感染致命割合を推定した。(中略)… 彼らのデータによると、新型コロナウイルス感染症の感染致命割合は1.45%だった。この数字は以前の推定値のおよそ2倍であり、ソーシャルメディア上で広く共有されている誤った数字よりもはるかに高い。死亡リスクは年齢によって大きく異なり、75歳以上の感染致命割合は13.83%と最も高くなっている。
(中略)
新型コロナウイルスの致命割合は季節性インフルエンザの50〜100倍になると考えられ、コロンビア大学の分析結果を裏付けている。つまり最悪の場合、新型コロナウイルス感染症では、感染者10万人あたり500〜1000人が死亡する計算になる。
(以下略)
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配信元)

 
 
 
 
 

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