竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
————————————————————————
最新実態を調査 全都道府県「コロナ病床」逼迫ランキング
引用元)
日刊ゲンダイDIGITAL 20/7/28
(前略)
日刊ゲンダイは各都道府県の確保病床数に対する入院者数の割合=「病床占有率」をまとめた。病床数は厚労省発表資料(22日時点)を参考に、入院者数は、27日18時段階の発表数値を使用した。
7日連続50人超えの愛知がワースト1位。確保病床を入院患者が上回っている。県は「発表の『入院中』には、自宅療養者や療養場所調整中の患者が含まれているからです。実際に入院している人数は確保病床を下回り、逼迫している状況ではありません」(感染症対策課)と答えたが、数値で示してくれないと分からない。
2位は東京の53%。「入院・療養等調整中」の598人は含まれていない。「調整中」は埼玉(33人)、千葉(52人)、大阪(260人)でも見られる。人口が多い京都、福岡、埼玉、兵庫は確保病床が乏しく、ジワジワ埋まりつつある。
(中略)
今年4月、コロナ患者を受け入れた都内の病院の9割は赤字だった。政府は「注視」だけではなく、マトモな対策を打たなければ、医療崩壊の憂き目に遭う。
日刊ゲンダイは各都道府県の確保病床数に対する入院者数の割合=「病床占有率」をまとめた。病床数は厚労省発表資料(22日時点)を参考に、入院者数は、27日18時段階の発表数値を使用した。
7日連続50人超えの愛知がワースト1位。確保病床を入院患者が上回っている。県は「発表の『入院中』には、自宅療養者や療養場所調整中の患者が含まれているからです。実際に入院している人数は確保病床を下回り、逼迫している状況ではありません」(感染症対策課)と答えたが、数値で示してくれないと分からない。
2位は東京の53%。「入院・療養等調整中」の598人は含まれていない。「調整中」は埼玉(33人)、千葉(52人)、大阪(260人)でも見られる。人口が多い京都、福岡、埼玉、兵庫は確保病床が乏しく、ジワジワ埋まりつつある。
(中略)
今年4月、コロナ患者を受け入れた都内の病院の9割は赤字だった。政府は「注視」だけではなく、マトモな対策を打たなければ、医療崩壊の憂き目に遭う。
————————————————————————
配信元)
心は確実にすり減っているので、設備くらいはグレードアップしてほしいが、なにも変わっていない以下のところが8割…。なお、お金のかからない改善で満足してはならない。 pic.twitter.com/XjCmUSBCST
— コード🇦🇺ブルーフラワー🌻 (@codeblueflower) July 27, 2020
【医療体制の逼迫の具合】
— キュート先生🤗呼吸器内科医 (@cutetanaka) July 26, 2020
いろいろと国がその指標を提唱していますが、結局のところ最前線の現場で働く医療従事者にしか逼迫の具合なんか分かり得ない‥。やはり『コロナ受け入れ病院スタッフの疲弊度アンケート』が一番鋭敏な指標となりうるのでは‥と個人的に本気で思っています。 https://t.co/egqKnY80ht
なんだか最近の報道をみていると、いま感染しても病床が空いているから大丈夫というようなニュアンスが多い気がします…医療従事者の精神的な面も体力的な面もけしてそんなことはないのに…
— ぱふぇこ歯科医🐨こどもの歯磨きの女神👩 (@buffeko) July 26, 2020
わたくしの知っている医療現場のスタッフは‥口を揃えてツラい‥と言っていて、医療崩壊が近いのをなんとなく実感しています。
— キュート先生🤗呼吸器内科医 (@cutetanaka) July 26, 2020
さて、既に当院コロナICUは疑い例含めて満床になりましたが、さらにこの4連休のツケが約2週間後にやってくるわけか…
— qqdoctor @ COVID-19対応中 (@qqdoctor18) July 26, 2020
重症者が減っても入院患者が居なくならない限り防護服は着続けなければいけない。入院患者がいなくなるのが先か、医師、看護師を含めた医療者が壊れるのが先か https://t.co/5YbKZJhkGU
— ぽ🍆 (@pone_Ns) July 26, 2020
第1波で「コロナ患者を受け入れた都内の病院の9割は赤字だった」わけで、民間病院はコロナ患者を引き受けるメリットがありません。感染拡大が続く中で政治家は無能。病床を確保する術がありません。
医療崩壊が懸念される中で、医療従事者の「心は確実にすり減っている」ように見えます。“続きはこちらから”をご覧ください。このままでは医療従事者の精神力、体力が持たないのではないかという気がします。ツイートを見ていると、病床確保の問題は本質ではなく、医療現場のスタッフの心身の負担が限界になり、医療崩壊を引き起こす気配が濃厚です。
「医療体制の逼迫の具合」を知るには、“『コロナ受け入れ病院スタッフの疲弊度アンケート』が一番鋭敏な指標”だというのは納得です。ニューヨークのクオモ知事は全米の医療従事者に助けを求め、彼らに適切な日当を支払って、危機を乗り越えたのですが、似たような事を日本でも出来ないものでしょうか。