アメリカで「若年性認知症」が急増中! ~携帯電話の使用と「若者の記憶保持への悪影響」との間に関連性があることがスイスの研究者たちによってわかった

竹下雅敏氏からの情報です。
 アメリカで「若年性認知症」が急増しているとのことです。グラフから「人口10万人あたりの早期認知症かアルツハイマー病と診断された人」は、30~44歳では、2013年は10万人あたり0.9人で2017年は4.4人です。2013年と2017年の比較で373%増加したとあるのですが、4.73倍になったという方が分かり易いかも知れません。
 In Deepさんは、“遺伝子での発症は、全体のアルツハイマー病で、たった 1%を占める”に過ぎないので、何か「強力で直接的な原因がある」はずだとし、それは携帯電話の通話時に脳に浴びる電磁波(放射線)ではないかと疑っています。
 スイスの研究者たちによると、“携帯電話の使用と「若者の記憶保持への悪影響」との間に関連性があることがわかった”ということで、“電話を頭の右側に持ったときに、脳の記憶機能が放射線の悪影響に対してより脆弱であることを発見した。この部位には、記憶に関連する脳の領域がある”とのことです。
 現在、発達障害の子供達が増えているのですが、様々な化学物質に晒された環境で、さらに電磁波への曝露があり、新型コロナウイルスにワクチンときて、どれか一つでも十分に危険なのに、これらが組み合わさるといったいどうなるのか。仕掛けて来る連中は、どう見ても「役立たずの無駄飯食い」を、ゾンビにしようとしているとしか思えません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカで「若年性認知症」がすさまじく急増。2013年からの4年間だけで200%以上も増加。そして思い出す「携帯の放射線が耳周囲の毛根細胞のDNAを破壊する」という研究
転載元)
(前略)
早期発症型認知症とアルツハイマー病の発症率は、若いアメリカ人の成人で増加している

早期発症型アルツハイマー病が、ますます多くの若いアメリカ人たちに影響を及ぼしている。

2017年には、30歳から 64歳までの約 13万1,000人がいずれかの認知症と診断された。診断率は、30歳から 64歳で 2013年から 2017年にかけて 200%増加した。その平均発症年齢は 49歳であり、女性は男性より影響を受けていた。 (BCBS 2020/02/27)

そして、ここにあった別のグラフはさらに衝撃的で、「年齢層が若いほど、増加率が高い」のです。
(中略)
2013年と2017年の熟年製認知症の比率の年代別の推移

BCBS
(中略)
どんな疾患でもそうですけれど、「数年間で 370パーセントも発症率が増加する」というのは、明らかに「強力で直接的な原因がある」はずです。
(中略)
アルツハイマー病の研究でわかっていることのひとつとして、「遺伝はほとんど関係ない」ということがあります。米国メイヨークリニックの 2020年7月のレポートには以下のようにあります。

家族遺伝型で発症する若年発症のアルツハイマー病は、APP、PSEN 1、PSEN 2 という 3つの遺伝子と関連しており、一般的にアルツハイマー病のリスクを高める可能性があります。

これらの 3つの遺伝子は、アルツハイマー病の全患者の 1%未満に存在しますが、若年発症のアルツハイマー病の患者では、約11%に存在します。 (Mayo Clinic
 
遺伝子での発症は、全体のアルツハイマー病で、たった 1%を占めるもので、若年性でも 11%のみ。
 
先ほどの 300%などという数字と関係があるものとは思えません。2013年から 2017年の、たった 4年間に何が起きたのか?
(中略)


携帯で通話の際に当たる毛髪のDNAは常に損傷を受けている

論文自体はかなり以前のものですが、「携帯電話の放射線にさらされた人間の毛根細胞における一本鎖 DNA の切断」というタイトルの論文でした。2012年に、医学誌「放射線生物学国際ジャーナル (International Journal of Radiation Biology)」に掲載されたものです。そこには以下のようにあります。「結果」と「結論」の部分です。

結果: データは、携帯電話で 15分または 30分間通話すると、携帯電話に近い毛根の細胞で一本鎖 DNA 切断が大幅に増加したことを示した。 15分と 30分のデータを比較すると、15分の電話使用後よりも 30分の電話使用後に有意に多くの DNA 損傷が発生したことも示された。

結論: 携帯電話からの放射線(900 MHz)への短期暴露( 15分および 30分)により、通話の際に使用される耳の周囲にある人間の毛根細胞の DNA 一本鎖の切断が大幅に増加した。 (tandfonline.com

(中略)
上の研究論文は、2011年9月に受理されて、2012年に発表されたものですので、研究で使われていた携帯電話は、「ほぼ 10年ほど前の規格のもの」のはずです。
(中略)
日本の総務省の資料を見ますと、2Gサービスが終了したのが 2012年7月、そして、その 2012年頃からは、3Gを超えた 4Gの通信規格も出回り始めています。つまり「日常で使用している携帯やスマートフォンの放射線が格段に強くなり始めた」のが、先ほどのアメリカでの若年性認知症が急増した 2013年あたりからの時期とわりと一致しているとは言えそうなんです。
 
そして、時代は次の 5Gです。これまでとは比較にならない強力な通信規格です。
(中略)
以前、ドイツの報道メディア DW の「携帯電話は脳を損傷するか?」という記事に、冒頭の「若年性認知症とスマートフォン」の関係を示唆するようないくつかの部分があります。
 
この記事は大変に長いもので、記事の最初のほうには、科学者たちの回答として「携帯電話の放射線のレベルが人体に直接、悪影響を引き起こすことはない」という主旨が書かれていますが、後半には以下のような研究が示されます。

ドイツ DW「携帯電話は脳を損傷するか?」より

しかし、携帯電話の放射線が脳にまったく影響を与えないという意味ではない。

以前の研究は、携帯電話の放射線が私たちの脳波を変えている可能性があるという証拠を発見している。

そして今、スイスの研究者たちが共同執筆した新しい研究では、携帯電話の使用と「若者の記憶保持への悪影響」との間に関連性があることがわかった。

スイスの研究者たちは、12歳から 17歳までの 700人の青年を対象に研究をした。彼らの日常での電話の習慣を追跡し、彼らに記憶テストを行った。1年間に、参加者たちは携帯電話の習慣についての質問票に記入し、心理的および身体的健康についての質問に答える必要があった。

その後、彼らは一連のコンピュータ化された認知テストをおこなった。

研究者によると、この調査の特徴は、携帯電話事業者からの電話のユーザデータの使用だった。参加者たちが電話をかけるたびに、研究者は「どのネットワークで行われ、どのくらいの期間続いたか」というデータを入手していた。

この研究では、1年分の携帯電話の放射線への曝露が、青年期の特定の脳領域の記憶能力の発達に悪影響を与える可能性があることがわかった。ここでの「曝露」という言葉は、ほとんどの場合、通話を意味する。

研究者は以下のように述べる。
「吸収された放射線の 80%は、電話を頭にかざすことによるものです」
興味深いことに、電話を頭の右側に持ったときに、脳の記憶機能が放射線の悪影響に対してより脆弱であることを発見した。

この部位には、記憶に関連する脳の領域がある。
研究者たちは、携帯電話の使用と認知の両方に影響を与える可能性のある思春期を含む他の要因を除外するために、より多くの研究を行う必要があると強調する。

なお、テキストメッセージ(メール)の送信、写真の撮影、アプリの使用などの通話以外のスマートフォンの用途については、脳への放射線被曝はほとんどなかったという。(DW 2018/10/08)

(中略)
これは 2018年の研究ですから、比較的最近に近いものですが、
「携帯やスマートフォンでの通話を長い期間続けると、若い人たちの《認知能力に悪影響が出る》」
ことがわりとはっきりと示されたようなのです。
 
このような「携帯通話による認知機能の低下」と、冒頭の「劇的に増え続ける若年性認知症」の関係は明らかではありませんが……いやしかし……多少は関係ありそうですね。
(以下略)

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