ぴょんぴょんの「いじわるツイッター」 ~ある日突然の、アカウントロック

「え〜っ? まだ、ケータイ持ってないの?」
と、人から驚かれることを快感としていた私。
携帯電話を持ったのは、日本で、おそらく最後から数えたほうが早い。
パソコンを始めたのも、たぶん最後から何人目。
SNSのアカウントも、去年おっかなびっくり始めたGabが最初。
IT音痴を地で行くようなひとが、ツイッターのアカウントを作るハメに陥るとは。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「いじわるツイッター」 ~ある日突然の、アカウントロック

ある日突然、ツイッターがまったく見られなくなった


昨日は、朝から大あわて。

なんか、あったの?

おめえ、ツイッターやってるよな。

やってるけど、それが、なに?

アカウントも持ってるよな。

もちろん。


で、今までトラブったことねえか?

ぜんぜん。

以前は、アカウントがなくても、ツイッターを見放題だった。
ところが、1年くらい前か、ツイッターを開くと「ログインしろ」「アカウント作れ」の通知がうるさくなった。
毎回、うるさい通知を消してから、ツイートを見るのが習慣になったが、スレッドを見るにも、別のアカウントに飛ぶにも自動的にできない。URLをコピーして飛ぶと、また「ログインしろ」の通知。そいつを消して、ようやく見られる状態だった。

そんなめんどくさいこと、してたの?
さっさとアカウント作ればいいのに。



だが、おれにも意地ってもんがある。
ここまで、アカウントを作らずに来たんだ。
今さら、おめおめとアカウントなんか作れるかよ。

有益なツイートをするアカウントを、凍結するような当局に反発もあるし。

たしかに、ツイッターのトップは悪玉だよ。
でも、ツイッターのおかげで、ぼくたちたくさん恩恵もらってる。

そういうのを、必要悪と言う!
で、そんな日々を送っていたら、ある日突然、ツイッターがまったく見られなくなった。

わお!

オロオロ、あたふた、何をどうやっても、見られねえ。
こいつは困った、かと言ってアカウントは作りたくない。
ま、別に、見なくてもいいか、Gabも、Gettrもあるし、しかし、時事ブログに引用されたツイートも、趣味のツイートも見られねえのは不便だ。

で、どうしたの?

・・・泣く泣く、アカウントを作ることにした。
電話番号、またはメルアドを要求されたんで、メルアドで登録した。


とうとう、作ったんだ!
でも、くろちゃん、注意してね。
キワどいこと書くと、凍結されちゃうから。

いやいやいや、キワどいどころか、何もしてねえのに、いきなりまた見られなくなっちまったんだよ。

はあ???


アカウントロック解除の顛末


自由にツイッターが見られる喜びを満喫したのは、たったの3日。
昨日の朝、だれかをフォローしたとたんに、また見られなくなった。


たったの3日? 何をやらかしたの?

考えても、考えても、身に覚えがねえ!

わかった! すでに、ブラックリストに載ってたんだ!
くろちゃんがアカウントを作ったら、直ちにロックしろってお達しだったんだよ。


おいおい、おれはそこまで重要人物じゃねえよ。
ちなみに、その時、出ていた画面がこれ。


電話番号を入れろ、ってこと? でも、なんで英語?

それがな、後で気づいたんだが、おれのアカウントの言語設定が「英語」になってたんだよ。だが、こんくらいの英語だったらわかるわ。
「電話番号を入れろ、そしたらキー番号を送るから、そいつでログインしろ」。
だけど、おかしいと思った。
おれは「メルアド」で登録したんだ。
なのに、なんで電話番号?


メルアドじゃ、解除できないんだね。

おかしいだろ?
電話番号を入れたくねえから、メルアドにしたのに、ここに来て電話番号だと?
GabもGettrもメルアド登録で、一度もこんなことないし、気持ちよく使ってる。
やっぱ、ツイッターは根性悪い、おれの電話番号が欲しいんだ。

それも、固定電話じゃダメ、ケータイの番号。
ケータイ持ってねえヤツは、どうなるんだ?

まあ、今どき、ケータイ持ってない人も珍しいからねえ。

おめえは、こうゆう経験はねえのか?

ないねえ。
最初っから電話番号で登録してるから、問題ないよ。

はあ〜(何も考えんヤツは、気楽でええなあ)。

え? なんか、言った?

オッホン!
メルアドで登録にしたのに、「メルアド」の欄がない。
これは明らかに、「電話番号くれくれ詐欺」じゃねえか。
こうなったら、意地でも教えねえ!

と思ったが、ツイッターは見られねえ。
悔しいが、屈するかと思ったが、あきらめなかった。

どうしたの?

電話番号を入れずに、ロックを解除する方法を検索した。
するとほとんどが、電話番号からツイッターがバレるのを恐れるケースで、「ログインしてから、電話番号は削除できますよ」で終わり。
だが、おれは、ツイッター当局に、電話番号の形跡さえも残したくない。

う〜ん。

もしかして、これが「凍結」と言うんだろうか?


いや、くろちゃんのケースは「アカウントロック」。
「凍結」より軽いんだ。たとえば、違反ツイートが原因でロックされたら、指示通りに削除すれば復帰できる。でも、「凍結」は違反じゃないことを証明しないと復帰できないと言うか、「凍結」されたら、まず復帰できないね。

そういうことか。
アカウントを作りたてでロックされたヤツも、けっこういるが、たいてい、複数のアカウントを作ってるヤツだ。
また、登録時に誕生日を書かされるが、自分じゃなくてネコの誕生日を入れたり、会社の設立日を入れてロックされた話もあった。

ツイッターは「13歳未満」はダメだからね。
その後、身分証明書の提示とか、めんどくさいよ。

で、やっとこさ見つけたのが、この記事。「電話番号を入力しないアカウントロックの解除方法」に、こう書いてあった。
どうしてもツイッターに電話番号を登録したくない場合、アカウントロックを解除するには「異議申し立て」をするしか道はないと。

そんなことまで、するの?

おれだって、これまでの人生、「異議申し立て」なんかしたこともねえよ。
しかたなく作らされたアカウントのせいで、まさか「異議申し立て」しなきゃなんねえ事態になるとは、夢にも思わなんだ。
「異議申し立て」の画面は、こうなっている。

Twitterより


だが、さっき言ったように、言語設定が英語になってたんで、おれの場合は英語だった。

へ?

くじけそうになったが、DeepLを使って、なんとか記入して送信した。
返信は2~3日後に来るというので、待つことにした・・ら、即、返事が来た。

早っ!

おそらく、AIの仕事だろう。
だが、一度目は失敗した。
記事に、「問題の詳細」に「Twitterアカウントロックの解除をお願いしますの文言を必ず入れます」とあるのに、入れ忘れた。
そのせいか、返信はあいも変わらず、「電話番号を入れろ」の一点張り。
さらに、 「Twitterルールに繰り返し違反した場合、アカウントの永久停止につながる可能性がありますのでご注意ください。(DeepL 翻訳)」なんて、脅しまでついてた。


うわ!

気を取り直して、「Twitterアカウントロックの解除をお願いします」を入れて再送信したら、即効で返信が来た。
「こんにちは。ご報告ありがとうございます。(中略)...この情報をもとに、引き続き調査を行います。もし、もっと詳しい情報をお持ちでしたら、このメールに返信して、私たちのほうに送ってください。ご協力をお願いします。ありがとうございました。」(DeepL翻訳)

さっきのとは、だいぶ態度がちがうね。

で、記事には、必ず返信するよう書いてあったので、「アカウントがロックされたので電話番号を登録をする以外の方法で解除をお願いします(必ず)」を英語にして送信しよう・・・と思ったら、メールが届いていた!
こんにちは。お客様のアカウントのロックが解除されたことをお知らせします。ご不便をおかけして申し訳ございませんでした。(DeepL翻訳)

ずいぶんと早かったね。でも、良かった。

つづきがある。
「背景を少し説明します。私たちは、自動化されたスパムTwitterアカウントを発見し、削除するシステムを持っており、あなたのアカウントは誤ってスパムとしてフラグが立ったようです。これは、アカウントが私たちのルールに違反する自動化された行動を示した場合に起こる可能性があります。
このような事態を招いたことをお詫びするとともに、すぐにTwitterを再開できることを望んでいます。(中略)...ありがとうございました。」(DeepL翻訳)

スパムだと、カン違いされたんだね。

スパムってなんだ? 肉の缶詰か?


あれはSPAM。
こういうことをすると、スパム行為と判断されるらしいよ。
くろちゃんは、どれかやった覚えはない?

  • アカウント複数作成
  • アカウント作成直後の自発 (自分からフォローすること)
  • 短時間での複数フォロー、リムーブ(フォローの解除)
  • 短時間での複数ツイート(リプ:返信)、RT、いいね遡り( ツイートを遡ってお気に入りに登録していくこと)
  • アカウントの乗っ取られ
  • 短時間内での複数回ログイン
  • 複数の人からのスパム報告やブロック

思い出した。
誰かを「フォロー」したとたん、ロックされたんだった。
「短時間での複数フォロー」かもしれない。

何人くらい?

3日で30人。

そんなに多くないと思うけど。
いきなり、たくさんフォローすると、新規じゃない、以前もアカウントを持っていたはずだと思われたんじゃない?
たとえば、「永久凍結」された人が、カムバックしてきたとか?


ツイッターはログイン端末でアカウントを監視している


「永久凍結」されても、戻って来られるのか?

うん、「Parallel Space」というアプリを使えば、またアカウントを作れるらしい。(とれもろうぇぶ

そうか、そういうヤツが戻ってくるのを警戒しているのか。

アプリを使わなくても、電話番号を変えれば、一番手っ取り早いんだって。
でも、電話番号変えると、クレジットカードとかみんな変えなくちゃいけないから、大変。
とれもろうぇぶ

そうか、そういうヤツらと区別するために、電話番号を欲しがるのか。

実はね、電話番号なんかなくても、あっちにはわかるらしいんだ。

なんだ、そりゃ?

アカウントを5つ持ってた人の話なんだけど、最初に1つのアカウントが凍結されて、その後、他の4つのアカウントも電話番号認証を求められて、言うとおり電話番号を入れたのに、全部凍結されたって。

どういうことだ?

「5つのアカウントの登録メールアドレスは全て異なり、電話番号認証も行っていません。したがって、メールアドレスや電話番号から、アカウントの所有者を判断することはできなかったはずです。また、私は同一端末(iPhoneまたはPC)から、全てのアカウントにログインしています。」
つまり、ツイッターは、ログイン端末でアカウントを監視していると考えれば、凍結したアカウントと同じ端末の、他のアカウントも凍結できるってワケ。
メアド、電話番号がばらばらでも個人はある程度特定されている!!」(妖怪人間もものブログ

うわお!!
要注意人物は、アカウントの端末が記録されていて、自動的に制限をかけられる仕組みになっているのか。
おれみたいに、アカウントを作ったばかりなのに「フォローが多い、怪しい」とAIが判断してロックする。こいつは以前に凍結された人物か、まず電話番号で確かめる。できなければ、「異議申し立て」をさせて端末をチェックする?

かもね。

てことは、メルアドや電話番号の認証は形式かよ。
じゃあ、最初から端末をチェックしろよ。

よくわかんないけど、さすがにそこまですると、個人情報とかに引っかかるのかも。

ツイッター、そういうところが得体が知れなくて、気味悪い。

サンフランシスコにあるTwitter本社
Author:マシューキー[CC BY]


Writer

ぴょんぴょんDr.

白木 るい子(ぴょんぴょん先生)

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)

東洋医学セミナー受講者の声

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