竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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配信元)
Twitter 23/2/9
米国は、ノルドストリーム(≒欧独露関係)を破壊するために、ロシアに侵攻させた https://t.co/9kMTmjuZ86 pic.twitter.com/mKUGO2pO7g— ShortShort News (@ShortShort_News) February 9, 2023
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ノルド・ストリームは米海軍ダイバーが爆破 米国人記者がリーク
転載元)
SPUTNIK 日本 23/2/8
Sweden: Traces of Explosives Found at Baltic Sea Pipelines | https://t.co/B5xZgyA9Ml https://t.co/a5jPnYHCch
— RealClearDefense (@RCDefense) November 19, 2022
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
ロシア原油の欧州供給用パイプライン「ノルド・ストリーム」の爆破の原因について、米国の調査報道記者のシーモア・ハーシュ氏は、2022年夏のNATO軍事演習「バルトップス」に参加した複数の米国人ダイバーらが「ノルド・ストリーム」の下部に爆破装置を設置し、それを3か月後にノルウェーが作動させたために起きたとするすっぱ抜き記事を表した。
「昨年の夏、米海軍のダイバーらは、NATOの演習『バルトップス22』に参加し、これを隠れ蓑にして、遠隔操作による爆発物を仕掛けた。そして、3ヵ月後、ノルド・ストリームの4本あるパイプラインのうち3本が破壊された」ハーシュ氏は、自身のウェブサイトで公認された情報源を引用して、こう書いている。
ハーシュ氏によれば、9月26日、ノルウェー海軍の軍用機が水中音響ブイを投下し、これによって爆破装置が作動した。
ハーシュ氏はさらに、ノルド・ストリーム破壊工作の決定はバイデン米大統領が国家安全保障チームと9カ月以上にわたって秘密裏に協議した結果、下したことを明らかにした。
ハーシュ氏によれば、ノルド・ストリームの妨害工作について米政府内の議論では、いかに証拠を残さないかが大きな課題だった。
ハーシュ氏は、「ノルド・ストリーム」破壊工作にはサリバン米大統領補佐官・国家安全保障担当が関与していたと断言している。
米国が「ノルド・ストリーム」を爆破した原因についてハーシュ氏は、ドイツは同パイプラインの開通でロシア産ガスを得て、エネルギー供給を安定化させた場合、ウクライナへの支援調達をしたがらなくなるとホワイトハウスが懸念したためだと指摘している。
ハーシュ氏はベトナム戦争のスクープ記事を執筆し、ピューリッツァー賞を受賞した良識ある米国人ジャーナリスト。1969年、独自の調査により米軍中尉によるソンミ村虐殺事件を暴いたことが評価され、1970年に同賞を受賞している。
ハッシュ氏は米国主導による「ノルド・ストリーム」爆破工作のリーク記事について、スプートニクからの取材に答え、それが確かに自筆の記事であることを確証した。
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アメリカはいかにしてノルドストリーム・パイプラインを破壊したのか?
ニューヨーク・タイムズ紙は「ミステリー」と呼んだが、アメリカは今まで秘密にされていた海上作戦を実行した。引用元)
(前略)
2021年12月、ロシアの戦車が初めてウクライナに進入する2カ月前、ジェイク・サリバンは、統合参謀本部、CIA、国務省、財務省の関係者で新たに結成したタスクフォースの会議を招集し、プーチンの侵攻が迫っていることへの対応策について提言を求めた。
(中略)
サリバン氏は、このグループにノルドストリーム・パイプラインの破壊計画を提出させるつもりで、大統領の意向を実現させるつもりだったことが、参加者の間で明らかになった、と、このプロセスを直接知る関係者は語っている。
THE PLAYERS 左から右へ。ビクトリア・ヌーランド、アンソニー・ブリンケン、ジェイク・サリバン。
(中略)
ノルウェーは、この作戦の拠点として最適の場所だった。東西の危機が叫ばれているここ数年、米軍はノルウェー国内でその存在を大幅に拡大してきた。
(中略)
ローマの南に位置するイタリアのゲータに旗艦を置くアメリカ第6艦隊は、過去21年間、毎年6月にバルト海でNATOの大規模演習を主催し、この地域の多数の同盟国の艦船が参加してきました。6月に行われる今回の演習は、「バルト海作戦22」(BALTOPS 22)と呼ばれるものである。ノルウェー側は、この演習が機雷を設置するための理想的な隠れ蓑になると提案した。
(中略)
ボーンホルム島沖で行われるこの海上演習では、NATOのダイバーチームが地雷を設置し、最新の水中技術を使って地雷の発見と破壊を競うというものであった。
これは有益な訓練であると同時に、巧妙な偽装でもあった。
(中略)
パイプラインに取り付けられたC4は、飛行機で投下されたソナーブイによって短時間に作動するが、その手順には最先端の信号処理技術が使われていた。
(中略)
2022年9月26日、ノルウェー海軍のP8偵察機が一見、日常的な飛行を行い、ソナーブイを投下した。
(中略)
数時間後、高出力C4爆薬が作動し、4本のパイプラインのうち3本が使用不能に陥った。
(以下略)
2021年12月、ロシアの戦車が初めてウクライナに進入する2カ月前、ジェイク・サリバンは、統合参謀本部、CIA、国務省、財務省の関係者で新たに結成したタスクフォースの会議を招集し、プーチンの侵攻が迫っていることへの対応策について提言を求めた。
(中略)
サリバン氏は、このグループにノルドストリーム・パイプラインの破壊計画を提出させるつもりで、大統領の意向を実現させるつもりだったことが、参加者の間で明らかになった、と、このプロセスを直接知る関係者は語っている。
THE PLAYERS 左から右へ。ビクトリア・ヌーランド、アンソニー・ブリンケン、ジェイク・サリバン。
(中略)
ノルウェーは、この作戦の拠点として最適の場所だった。東西の危機が叫ばれているここ数年、米軍はノルウェー国内でその存在を大幅に拡大してきた。
(中略)
ローマの南に位置するイタリアのゲータに旗艦を置くアメリカ第6艦隊は、過去21年間、毎年6月にバルト海でNATOの大規模演習を主催し、この地域の多数の同盟国の艦船が参加してきました。6月に行われる今回の演習は、「バルト海作戦22」(BALTOPS 22)と呼ばれるものである。ノルウェー側は、この演習が機雷を設置するための理想的な隠れ蓑になると提案した。
(中略)
ボーンホルム島沖で行われるこの海上演習では、NATOのダイバーチームが地雷を設置し、最新の水中技術を使って地雷の発見と破壊を競うというものであった。
これは有益な訓練であると同時に、巧妙な偽装でもあった。
(中略)
パイプラインに取り付けられたC4は、飛行機で投下されたソナーブイによって短時間に作動するが、その手順には最先端の信号処理技術が使われていた。
(中略)
2022年9月26日、ノルウェー海軍のP8偵察機が一見、日常的な飛行を行い、ソナーブイを投下した。
(中略)
数時間後、高出力C4爆薬が作動し、4本のパイプラインのうち3本が使用不能に陥った。
(以下略)
シーモア・ハーシュ氏は、「このプロセスを直接知る関係者」からの情報として、ノルドストリームの破壊工作にはジェイク・サリバン国家安全保障問題担当大統領補佐官が関与していたということです。
2022年10月31日の記事で、“リズ・トラス英首相が iPhone を使用してアントニー・ブリンケン米国務長官に、パイプラインが爆発された1分後に「完了しました」というメッセージを送信した”ことをお伝えしました。
またこの時、“ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は、「ノルドストリーム」で起こったテロについて、英海軍が作戦計画に参加していたと発表した”というスプートニクの記事を紹介しましたが、シーモア・ハーシュ氏の記事によって詳しいことが分かりました。
冒頭の動画では、「アメリカは長い間ノルドストリーム2を止めようとしてきた。Seymourの記事が指摘しているように、アメリカは、ノルドストリーム2が稼働すると、米国がロシアに対して代理戦争を仕掛けることが難しくなると認識していました。ドイツは安価なエネルギー源を断つことに反対するからです。…Seymour Hersh氏の報告で、この破壊工作の計画が2021年後半に始まったという点が興味深いです。それは、ロシア軍がウクライナの国境に集結し、侵攻の危機が迫っていた時です。…アメリカはロシアの侵攻を基本的に放置することを選択し、侵攻が行われたら、準備していたノルドストリーム破壊作戦を進めたのです」と言っています。