石田和靖氏「今の第6次ネタニヤフ内閣が国民によって引きずりおろされるなり、政権交代かなんかが起きない限りはイラン・イスラエルの戦争は近い将来起きるのではないか」 / イスラエルの核による先制攻撃を防ぐにはイランの核抑止力は有効

竹下雅敏氏からの情報です。
 石田和靖氏は、“現状のイランとイスラエルの対立を見ていると、大人の対応しているのがイランであって、結構もう暴発しているのがイスラエルという感じなんですよ(2分6秒)。…まずシリアのイラン大使館をイスラエルが空爆した。それによってイランが報復をする、そういった構図になったわけですけど、そもそも大使館を攻撃するということが国際法違反なんですよ(2分22秒)。…その後、イスラエルに対してイランが報復をしたということなんですけども、問題になっているのはこの後、イラン・イスラエルの戦争になるのか、大きな戦争になるのか…(3分36秒)”と話しています。
 イスラエルのネタニヤフ政権が掲げる「オクトパス・ドクトリン」は、“タコと戦う場合、足(ハマスやヒズボラなど)だけでなく、頭部(イラン)を攻撃するべきだ(9分50秒)”というものなので、今の第6次ネタニヤフ内閣が国民によって引きずりおろされるなり、政権交代かなんかが起きない限りはイラン・イスラエルの戦争は近い将来起きるのではないか(11分37秒)、と石田和靖氏は見ています。
 またイランの核問題については、“イランはね、核兵器はもうほぼ完成していると思うんですよ。これも去年の秋ぐらいに、ウランの濃縮度が90%近くまで達したっていうニュースが明らかになっているんですね(12分11秒)。…昨年の3月、イランとサウジアラビアの国交正常化合意がなされた(3分26秒)。…サウジアラビアと言えばアラブ連盟21カ国の名主ですから…イランはアラブ連盟と協調路線に切り替わっている(13分44秒)。…イランは国際社会の仲間入りを果たした。今年の1月にはBRICS(ブリックス)にも加盟した。…イランが単独の独自の考え方で暴発を起こして、核兵器を打つとは考えにくい(16分11秒)”と言っています。
 フォックス・ニュースは、イランのアフマド・バフシャイーシュ・アルデスターニー議員がイランは核爆弾を保有していると宣言したと報じています。
 “続きはこちらから”をご覧ください。リンジー・グラハム上院議員は、アメリカ・イスラエル公共問題委員会(AIPAC)から資金を受け取っている人物ですが、“イスラエルにとっても、ユダヤ人国家として生き残るために必要なことは何でもするというのは普通だ”と発言し、イランに原爆を使うのは問題ないとの認識を示しました。
 このような完全にイカレタ人物がアメリカの議員には沢山いるようです。イスラエルの核による先制攻撃を防ぐには、イランの核抑止力は有効だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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深田萌絵×石田和靖 『背景も分かるイラン・イスラエル対立の行方』
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イラン国会議員、テヘランが核爆弾を入手したと宣言
バイデン氏、核保有を急ぐイランに圧力かけられず批判に直面
引用元)
エルサレム発-国連の原子監視機関のトップが、イランは「数発」の核爆弾を製造するのに十分なウランを保有していると警告したことを受け、イランの熱血議員は金曜日、イラン・イスラム共和国が原子兵器を保有していると宣言した。

「私の考えでは、我々は核兵器を達成したが、それを発表していない。それは我々の政策が核爆弾を保有するということを意味するが、我々が宣言した政策は現在JCPOAの枠組み内にある」と、アフマド・バフシャイーシュ・アルデスターニー氏は金曜日に、イランを拠点とする放送局『Rouydad 24』に語った。

JCPOAとは、イラン核合意の正式名称である「共同包括行動計画」の略称である。トランプ大統領は2018年に米国をJCPOAから離脱させたが、その理由は同協定がイランによる核兵器製造の動きを止められなかったからだ。

 JCPOAは、イランが限られた期間内に核兵器を製造しないという保証と引き換えに、イランに大規模な経済制裁の緩和を提供している。
(以下略)


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