注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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「なぜ売却したいのか」 USスチール買収で―トランプ次期米大統領 https://t.co/7FMHYzLTju
— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) January 7, 2025
英紙ガーディアンが、トランプ米大統領の外交政策について「マフィアのような外交を展開している」と評しました。
【ParsToday国際】ガーディアン紙は「憂慮すべき新秩序が形成されつつある」と題した記事の中で、「従来のアメリカの同盟国は、国際関係におけるトランプ氏の無法の概念を正当化したり当たり前のように扱うべきではない」としました。
記事は、ガザに対するトランプ氏の挑発的な発言や、パレスチナ人を先祖伝来の土地から追い出すという構想に触れ、「ガザをアメリカの管理下に置くべきだというトランプ氏の考えは、国際社会に受け入れられた法規範や慣習に合致していない。現在の米政権は伝統的な手法を嫌っており、それ以前の体制には戻れないほどに世界を根本的に変えようとしている」と指摘しました。
その上で、「トランプ大統領が220万人のガザ住民を近隣のアラブ諸国へ強制移住させようとしていることは、犯罪と民族浄化を公然と支持しているに等しい」「米国による占領後にガザが『地中海リゾート』に変貌するという考えは人を不愉快にさせるものであり、嘲笑したくなるほど現実から乖離している。トランプ大統領は、世界で最も複雑な地域の中心にある戦争で荒廃した地域を、マンハッタンにある誰も住まなくなった邸宅のように扱っている。彼は、腐敗した建築販売業者による言葉尻と、マフィアの組長的な手法と倫理観で、数百万人もの人々の命を弄んでいる」と断罪しました。
そして、「不安定なガザ停戦を維持するために従来とは異なるアプローチが必要な時期にあって、トランプ氏のような姿勢は不要な緊張を拡大させるだろう。ネタニヤフ首相が率いる極右のイスラエルを除けば、西アジア地域のすべての政府は、トランプ大統領の干渉を危険かつ破壊的であるとみている」と強調しました。
(以下略)
イスラエルのネタニヤフ首相官邸が「ガザ地区の転換計画」(別名「ガザ2035年計画」)を発表したのは、虐殺真っ最中の2024年5月のこと。
— 早尾貴紀 (@p_sabbar) February 6, 2025
さらに、ガザ全住民をエジプトに移住させる計画をアメリカ合衆国の仲介でエジプトに交渉したのは、2012年のこと。
トランプ案はこの従来の動きへ便乗したもの。 pic.twitter.com/F9ipzO8KzE
The proposed “Gaza 2035” vision reimagines Gaza as a futuristic smart city with skyscrapers, business hubs, and a green, high-tech landscape.
— Shadow of Ezra (@ShadowofEzra) February 5, 2025
This utopian transformation envisions a prosperous and modernized region where Israel would retain security control.
The concept has… pic.twitter.com/ds6RhcKwue
このユートピア的な変革は、イスラエルが治安管理を維持する、繁栄し近代化された地域を思い描いています。
このコンセプトはすでにネタニヤフ政権に提示されています。
あるイスラム教聖職者は、イスラエルが大規模な戦争を起こした後、ガザの人々は追放されるだろうと 20 年以上前に予言しました。
※画像の全てはツイッターをクリックしてご覧くださいトランプのガザ占領計画の後ろに義理の息子クシンナー(ユダヤ人) pic.twitter.com/ugOMcYsR9y
— 宋 文洲 (@sohbunshu) February 5, 2025
JUST IN: 🇺🇸🇮🇱 President Trump and Israeli PM Netanyahu hold talks at the White House.
— BRICS News (@BRICSinfo) February 4, 2025
What do you notice? pic.twitter.com/L57pdvd4S9
何に気づきましたか?
Elon Musk just spent time with Israeli PM Netanyahu and his son, Yair.
— Suppressed News. (@SuppressedNws) February 4, 2025
A picture containing a puppet, a war criminal, and a future war criminal. pic.twitter.com/Plu4pETUTb
人形、戦争犯罪者、将来の戦争犯罪者を含む写真。
トランプの発言は、ネタニヤフ首相が2024年5月に発表した「ガザ2035年計画」を念頭に置いていたことは明らかです。
そして、“続きはこちらから”のツイートにあるように、「トランプのガザ占領計画の背後にはジャレッド・クシュナー」がいるということです。
匿名の情報源によれば、元ホワイトハウス上級顧問のジャレッド・クシュナー氏は、“ホワイトハウスでベンヤミン・ネタニヤフ首相とトランプ氏が行った事前準備発言の作成に関与していた”とのことです。
こうした動きの背景は、2023年11月11日の記事でお伝えしましたが、イスラエルによるアカバ湾と地中海をつなぐ「ベングリオン運河」の計画、そしてガザ沖の海域に9兆8000億立方メートルの天然ガスと34億バーレルの原油が眠っていることにあると思います。
ガザ戦争が勃発する直前の2023年9月20日、バイデン大統領とネタニヤフ首相は「G20において、UAE、サウジアラビア、ヨルダン、イスラエルを通るインド中東欧州経済回廊(IMEC)を開発するという歴史的な発表がなされたことを歓迎」しました。
そして、このインド中東欧州経済回廊(IMEC)は、2023年11月7日の記事でお伝えしたように、2020年にトランプ大統領の下で調印されたアブラハム合意で具体化したものでした。
“続きはこちらから”のツイートをご覧ください。ネタニヤフの下僕と思われる二人の人物がいます。