※全文および全画像はツイッターをクリックしてご覧ください【ゴールドの値動きが僕たちに教えてくれていること】
— Joe Takayama (@TakayamaJoe) March 12, 2025
S&P500が5兆ドル以上の時価総額を失う中、ゴールドの時価総額は史上最高の20兆ドル突破が目前となっています。
過去12か月間で、ゴールドのリターンはS&P 500の4倍以上を記録。
ゴールドの値動きは何かを示唆しています。… pic.twitter.com/q4LVdIJnpJ
※全文はツイッターをクリックしてご覧ください【史上最強のゴールド市場到来?】
— Joe Takayama (@TakayamaJoe) March 12, 2025
ゴールドは過去12か月間で、ほとんどの資産クラスを圧倒しました。
実際、S&P 500が2024年3月以来+11%上昇したのに対し、ゴールドは+44%近く上昇。
さらに、S&P 500が年初来(YTD)で-5%下落している一方で、ゴールドはすでに+10%以上の上昇を記録。… pic.twitter.com/FRqh6gM004
※全文はツイッターをクリックしてご覧ください歴史的に見ると、ゴールド価格は「安全資産」として認識され、通常はドル安・低金利の環境で上昇する傾向があります。
— Joe Takayama (@TakayamaJoe) March 12, 2025
しかし、ここ数か月間、ゴールドは「高金利」「史上最高水準のドル高」「強い株式市場」という環境下でも上昇を続けています。… pic.twitter.com/C2nOeZail4
※全文はツイッターをクリックしてご覧ください【ゴールドの需要はパンデミック時の2倍に】
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さらに、米国での現物ゴールドの需要が急増しています。
1月の米国のゴールド輸入額は過去最高の304億ドルを記録し、2か月連続で大幅な増加を示しました。
これは、2020年のパンデミック時の2倍に相当します。
現物ゴールドの買いが非常に強い状況です。… pic.twitter.com/hEahPJZWFS
※全文はツイッターをクリックしてご覧ください【米国債の安全性の低下】
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これは、2024年初頭に私たちが提唱した仮説を裏付けるものです。
ゴールドは、米国債を超えて「世界の最強の安全資産」となった。
では、なぜそうなったのか?
現在、米国の歳出はGDPの44%に達しており、これは第二次世界大戦時と同じ水準。… pic.twitter.com/9Guz5I2m1L
※全文はツイッターをクリックしてご覧ください【リセッション懸念】
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さらに火に油を注いでいるのが、最近のリセッション(景気後退)懸念の急増です。
Googleでの「リセッション」に関する検索関心度は、2008年の金融危機や2020年のパンデミック時と同水準に達しました。… pic.twitter.com/qCZVq3T5Vi
※全文はツイッターをクリックしてご覧ください【大規模な資金流出】
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以下の投稿でもご紹介をした通り、最近の市場のボラティリティの中で、米国株から大規模な資金流出が発生しています。
BofAのデータによると、先週の米国株の資金流出額は11億ドルに達しました。
その一部はゴールドへとシフトしており、ゴールドは2月28日以降+3%上昇。… pic.twitter.com/K6e2P0S01n
※全文はツイッターをクリックしてご覧ください【株式からゴールドへ】
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さらに、アジアでも同様の動きが見られています。
中国の金準備高は先月、過去最高の735億ドルに達しました。
インドの金準備高も709億ドルとなり、これも史上最高水準。
さらに、2024年の世界の金需要は前年比24%増加し、過去最高の3,820億ドルに達しました。… pic.twitter.com/3spAb7HcFX
※全文はツイッターをクリックしてご覧くださいさらに、貿易戦争への懸念が高まる懸念からも、ゴールドの需要は増加しています。
— Joe Takayama (@TakayamaJoe) March 12, 2025
BofAのファンドマネージャー調査によると、58%のファンドマネージャーが「貿易戦争下で最もパフォーマンスが良いのはゴールド」と回答。… pic.twitter.com/xiDH3EB5fc
※全文はツイッターをクリックしてご覧ください1月のM2マネーサプライは前年比+3.9%増加し、過去30か月で最も速いペースとなりました。
— Joe Takayama (@TakayamaJoe) March 12, 2025
マネーサプライの拡大に伴い、ゴールドの価値はさらに高まっています。
ゴールド市場は依然として重要な先行指標であり続けています。… pic.twitter.com/EELDS5f5yq
アメリカの公式帳簿価格は1トロイオンスあたり42.22ドル(約6380円)ですが、金先物価格は約2947ドルになっています。
金準備をブレトン・ウッズ体制の名残である1オンス当たり42.22ドルという評価から市場価格に変更すべきだという考えがあります。金の価値を再評価して評価額を大幅に引き上げれば、アメリカ政府は数千億ドル規模の資産を活用できることになり、年間利払い費を削減し、財政赤字を圧縮することが可能となると言われています。
しかし、こちらのツイートには、“JPモルガンと米国財務省は、監査と金本位制の実施のため、すべての金を米国に持ち帰っています。金の再分類または金の再評価は、ドルの価値、為替レート、貿易収支に影響を与えます。…新しい金融システムが登場します!”と言っています。
トランプやイーロン・マスクは、ゴールドに裏付けられた暗号通貨を導入しようとしているのではないかと思います。
冒頭の動画では、こうした動きの背景にある金価格上昇の理由を説明しています。“2023年の10月時点では、ゴールドの価格は1800ドルだったのに、2025年の3月には本日(3月4日)現在で約2880ドルを突破しています(1分25秒)。…過去にない勢いで今、金の価格が上がっているわけなんですが、その原因は何なのかって言うと、1つ考えられることとしてはLBMAの離脱で、ゴールド価格のブレーキが外れたと言われているんですね。まずLBMAというのはロンドン金市場のことで、世界のゴールド価格をコントロールしている機関なんですね。実は2023年の10月に中国の銀行はLBMAを離脱しました。そして上海を中心とした独自の金取引市場というのを強化したんですね。これによって金の価格は上昇し、ロンドン市場と上海市場の間で価格差が拡大したんです。中国はなぜ離脱したのかというと、LBMAの価格決定プロセスというのは、アメリカとイギリスが主導で不正確だとされていて、独自の影響力を高める為に行動を起こしたと言われています(1分44秒)。…世界の貿易はここまでドル決済が基本だったんですけど、大きな変化が起こり始めています。例えばサウジアラビアと中国が人民元建ての石油取引を開始したり、BRICSが独自の決済システムを準備していたり、やはりロシアの経済制裁を目にした国々というのは、ドルで決済しなくても依存しなくても経済取引ができるようにした方がいいよねっていう動きが強まったわけです。ドルの需要が落ちるとドルの価格が下がります。するとドルに変わる資産としてゴールドの価値がどんどん上がっていくわけですね。これも近年ゴールドの価格が上昇した大きな理由だと言われています。(5分23秒)”と説明しています。
スレッドでは金価格の上昇について、“現在、米国の歳出はGDPの44%に達しており…巨額の財政赤字が、米国債の安全性を低下させているのです。…さらに火に油を注いでいるのが、最近のリセッション(景気後退)懸念の急増です。…米国消費者が「今後12か月以内にリセッションが起こる」と考える確率は、2月時点で67%に上昇。市場の不安が急速に高まっています。”と説明しています。