注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

This is the current scene at the Nuseirat Corridor: Israeli aircraft are opening fire on civilians who came to wait for humanitarian aid. pic.twitter.com/p91CQWRtpH
— Eye on Palestine (@EyeonPalestine) June 3, 2025
Her name is Layan,
— Muhammad Smiry 🇵🇸 (@MuhammadSmiry) June 4, 2025
lsrael killed her today as it killed her father before. pic.twitter.com/b8AY6B2P52
シオニスト入植者が西岸地区のパレスチナ人の村を焼き払う。
— 早尾貴紀 (@p_sabbar) June 4, 2025
手法の過激さに目を奪われがちだが、しかしそもそもこうやって1948年にイスラエルは建国された。パレスチナの500もの村を破壊して。
だからこれは、一部過激なテロリストの暴走なのではなく、パレスチナ人を抹消したいシオニズムの本質。 https://t.co/M6zd3rRqcH
某政党との関係で「キリストの幕屋」に注目が集まっているようです。そこで、過去に取り上げた幕屋関連の記事・投稿をここに連投したいと思います。リプ欄をご参照ください👇
— ParsToday Japanese (@ParsTodayja) June 5, 2025
まずは2023年10月11日に渋谷駅前で行われたイスラエル支持デモ。当時はまだ幕屋の認知度は低いものでしたが、信者ら自らがイスラエル大使館に動画を送るなどして、その関係性が知られ渡ることになりました。https://t.co/ORm9BWX4wJ
— ParsToday Japanese (@ParsTodayja) June 5, 2025
(承前)これが幕屋自らが手弁当で作成してイスラエル大使館に送った動画です。冒頭でヘブライ語で語っている男性(小久保乾門氏)は、後にイスラエル軍のガザ攻撃部隊を訪問し、砲弾にサインする動画を公開して炎上することになります。pic.twitter.com/fsyneErPjP
— ParsToday Japanese (@ParsTodayja) June 5, 2025
2023年11月12日には、再びイスラエル大使館との協同で都内でデモを行います。デモに際しては、幕屋側から信者に「個人として参加した」と答えるよう指示があったことがフリージャーナリストの藤倉善郎氏の取材で明らかになっています。https://t.co/F4YMRGkqoq
— ParsToday Japanese (@ParsTodayja) June 5, 2025
(承前)デモの前には都内のビルで信者らによる集会が行われ、出席した駐日イスラエル大使を前に信者らがヘブライ語の歌を熱唱しました。その様子を捉えた動画は見る者に異様な印象を与えました。https://t.co/tuvgWTJpmT
— ParsToday Japanese (@ParsTodayja) June 5, 2025
幕屋がなぜカルトと呼べるのかを、フランスの反セクト法をもとに考察した記事です。今回、国政政党への支援が指摘されていることで、問題の重要性はさらに高まっていると言えます。https://t.co/Wo31Sxhp1V
— ParsToday Japanese (@ParsTodayja) June 5, 2025
そして、幕屋の異常性を決定づけたのが2023年11月下旬のイスラエル軍部隊訪問でした。上述の小久保乾門氏はじめエルサレム在住の信者らがガザ前線部隊の兵士らと踊り、砲弾に祈りの文言を書く様子は世界中のメディアにも拡散され、大きな批判を招きました。https://t.co/umxlHIkwMI
— ParsToday Japanese (@ParsTodayja) June 6, 2025
(承前)以下が幕屋信者によるガザ前線訪問時の動画です。https://t.co/MwRtKsbTEj
— ParsToday Japanese (@ParsTodayja) June 6, 2025
幕屋は長年にわたって信者のイスラエル留学・キブツ滞在を推進してきました。それを目的に設立した旅行会社「テマサトラベル」もあります。そうした活動が、現在SNS上で見られるイスラエル絶対擁護勢の育成につながった可能性を指摘した記事です👇https://t.co/BpzzTqsopr
— ParsToday Japanese (@ParsTodayja) June 6, 2025
>ガザ侵攻を行う部隊への訪問では、信者一行が砲弾に祈りのメッセージを書き込んだ#いかにも参戦党https://t.co/sCFIixvp3b pic.twitter.com/o1D19WTIqg
— 水瀬秋 【#平和国家日本を取り戻す】 (@biac_ac) June 6, 2025
#参政党 の神谷宗幣党首は、赤塚高仁会長がキリストの幕屋で講演も行っていたヤマト・ユダヤ友好協会の元理事。
— 高橋誠一郎 近刊『黙示録の世界観と対峙する――ドストエフスキーと日本の文学』 (@stakaha5) October 24, 2024
ヤマト・ユダヤ友好協会の趣意書 「神は全人類の救済と、民族的救済を融合するという歴史的使命を達成するためにヤマトとユダヤの民を選んだ。」https://t.co/xqVLe1Qw1P pic.twitter.com/eAvnt8zM1Y
そうか。やっぱり参政党の本体は、カルト教団「キリストの幕屋」だったんだな。 https://t.co/bZJKjJL3w0
— 菅野完 (@noiehoie) June 4, 2025
現時点で名前が定まっている参院選選挙区の予定候補者は、合計263人と把握しています。 pic.twitter.com/8gZ1g8lZvz
— 三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト (@miraisyakai) June 3, 2025
1995年12月、国民議会調査委員会が議会に提出した報告書でセクト(カルト)かどうかを判別するための以下の10の基準が提示されます。
1- 精神の不安定化
2-法外な金銭要求
3-元の生活からの意図的な引き離し
4-身体の完全性への加害
5-児童の加入強要
6-何らかの反社会的な言質
7-公共の秩序の侵害
8-多大な司法的闘争
9-通常の経済流通経路からの逸脱
10-公権力への浸透の企て
この10の基準をもとに2001年、反セクト法が成立しました。同法によれば、この基準のうち1つでも該当するものがあれば、規制の対象になります。
(中略)
では、キリストの幕屋はどういった点がこの基準に該当するのでしょうか? キリストの幕屋はこれまで比較的社会的に認知されてこなかったため、その活動実態についても不明点が多いままです。それでも、現時点で確実に該当していると言えるのは10番目の「公権力への浸透の企て」です。
キリストの幕屋は、以前から「新しい歴史教科書をつくる会」や「日本会議」などの右派系政治団体に人員を送り込んでいることが明らかになっています。宗教社会学者の塚田穂高氏は、2017年5月29日のツイッター(当時)への投稿で、幕屋の教団史を引用し、1997年8月に行われた「つくる会」の西尾幹二氏の講演会で、幕屋信者およそ2500人がつくる会に入会したとしています。
(中略)
また、幕屋と日本会議の関係をめぐっては、会議のメンバーで自民党・参院議員の山谷えり子氏と親密な関係を築いています。
(以下略)
SNS上でイスラエル擁護を展開する日本人アカウントのうち、キブツ(イスラエルの農業・生産共同体)での在住経験がある者が多数に上ることがParsTodayの調べで明らかになりました。キブツへの日本人の派遣は、カルト団体・キリストの幕屋が長年にわたって行ってきた活動です。キブツ在住者の中には、現地でシオニストと結婚・定住する者もおり、幕屋がそうした人生設計に組織的に関与していた可能性があります。
(中略)
(中略)キブツへの日本人派遣から数えれば60年にわたって、キリストの幕屋はシオニスト政権およびその社会との関係を確実に深めてきました。現在SNS上にあふれかえるシオニズムを内面化したアカウントの数々は、そうした半世紀以上にわたる幕屋の活動が結実した結果と言えます。そういう意味では、幕屋の活動は「成功」したと言えるのかもしれません。
しかし、それは裏を返せば、嘘と略奪により成立したイスラエルと、その嘘を信仰対象とするカルト信者らの相思相愛の歴史でもあります。嘘を自らの存在基盤としてしまった両者が、半世紀以上来た道を戻るにも戻れず、外部からの声に耳を閉ざし続けているのは偶然ではなく、必然の一致と言えます。
日本では参院選を前に、参政党と「キリストの幕屋」との関係が取り沙汰されています。「ヤマト・ユダヤ友好協会」は「キリストの幕屋」の関連団体と言われており、参政党の神谷宗幣議員は、かつて「ヤマト・ユダヤ友好協会」の理事でしたが国会議員になった後、辞任しているようです。協会内での発言からは強く支持していることがうかがえます。
読者の方からカルト団体「キリストの幕屋」を取材したParsTodayの情報が届きました。
「キリストの幕屋の起源は、戦後間もない頃、熊本のプロテスタント信者であった手島郁郎(1910~1973)が取り組んでいた聖書研究活動にあります。」「60年代に入ると、手島はイスラエルに強い関心を示すようになり、自らの弟子を派遣・留学させるようになります。それは現在の教団でも活動の中核として引き継がれており、公式サイトによれば毎年留学生を送っているとしています。」とあります。現在、信者は「イスラエル旗を振り、ヘブライ語の歌を歌ってシオニスト政権への支持を表明」しているだけでなく、日本の右派勢力への浸透が指摘されています。「『新しい歴史教科書をつくる会』や安倍政権の強力な支持基盤とされた『日本会議』、教育現場における体罰を推奨する団体『体罰の会』などに多数の人員を送り込んでいると言われています。」
フランスの「反セクト(カルト)法」の基準によれば、キリストの幕屋は「公権力への浸透の企て」の要件に当てはまるようです。
キリストの幕屋の異常性を決定づけたこととして、2023年11月にエルサレム在住の信者らがイスラエル軍部隊を励ますために訪問したことを上げています。ガザの人々に向かって撃たれる砲弾に日本人の信者がイスラエルへの祈りの言葉を書いています。
ところで参政党は次の参院選で自民党に次ぐ45人を予定候補に擁立しています。巨額の選挙資金を使える政党だということが分かります。