[日刊ゲンダイ]独立性もヘチマもない日銀はもう死んだ! 2012/12/24 9:00 PM *政治経済, 国内政治, 日本経済, 竹下氏からの情報, 竹下雅敏氏 ツイート Facebook 印刷 コメントのみ転載OK( 条件はこちら ) 編集者注:竹下氏のコメント部分を修正いたしました。 (誤)銀行家をその一族 (正)銀行家とその一族 竹下雅敏氏からの情報です。 安倍政権の金融緩和の方向性は、基本的に正しいと言えるでしょう。ただ何度も言及しているように三橋方式の国債発行と金融緩和のセットでは、銀行が企業融資を行なわなければ、実体経済にお金が流れません。銀行は金融緩和で得たお金を金融市場に流してしまうからです。 GDPに関係する企業にお金を流すには国債の日銀による直接引受がよいのです。これを言うとすぐに中央銀行の独立性などと戯言を言う輩がでてくるのですが、中央銀行が銀行家とその一族の利益に沿って、金融政策を立てることこそが独立性を著しく損なう行為なのです。 中央銀行がある特定の一族やグループ、または政治家の利益のために動く組織であってよいはずがなく、金融政策は公正で透明で、説明責任を伴わなければなりません。残念ながら、そのような中央銀行はどこにもないようです。 (竹下 雅敏) 注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。 ———————————————————————— 独立性もヘチマもない日銀はもう死んだ! 記事配信元) 日刊ゲンダイ 12/12/21 本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23) 記事の提供元にてご覧ください。
GDPに関係する企業にお金を流すには国債の日銀による直接引受がよいのです。これを言うとすぐに中央銀行の独立性などと戯言を言う輩がでてくるのですが、中央銀行が銀行家とその一族の利益に沿って、金融政策を立てることこそが独立性を著しく損なう行為なのです。
中央銀行がある特定の一族やグループ、または政治家の利益のために動く組織であってよいはずがなく、金融政策は公正で透明で、説明責任を伴わなければなりません。残念ながら、そのような中央銀行はどこにもないようです。