竹下雅敏氏からの情報(2点)です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
————————————1点目————————————
在ロンドンエクアドル大使館から盗聴機発見
転載元)
The Voice of Russia 13/7/3
在ロンドンエクアドル大使館の執務室から盗聴機が発見された。3日、エクアドル紙「テレグラフォ」が伝えた。
リカルド・パチニオ・アロカ外相兼貿易・統合担当相によれば、発見は数日前。捜査を静穏に行うため、今日になって情報が解禁された。外相によれば、設置者は発見され、設置国は説明を求められる。盗聴機の発見は6月16日。外相が英国でジュリアン・アサンジ氏と会談した際だった。「その情報を前もって公開はしなかった。私のロンドン訪問がそのニュースによって不愉快な解釈をされるのを避けるためだ」。また外相は、盗聴機について、「国際レベルの相互関係においていかにエチケットが失われてしまっているかの新たな証拠である」と付け加えた。
————————————2点目————————————
アメリカ、諜報活動の大国
転載元より抜粋)
ラジオイラン 13/7/2
アボルファトフ解説員
ここ数十年、アメリカ政府が直面してきた外交問題の中で、エドワード・スノーデンという30歳の若者による暴露行為ほど、アメリカにとって大きな問題となったものはありませんでした。このCIAの元職員が最も過去の歴史的な諜報活動を暴露したおよそ3週間前から、世界はアメリカに激しい怒りをあらわにしています。
スノーデン氏が暴露したプリズムと呼ばれる世界の盗聴計画は予想をこえるものであり、まるでスパイ映画を見ているかのようです。
世界での電話の盗聴は、数十年前からNSAによって行われてきたものですが、スノーデン氏によって暴露されたインターネットの利用に対する諜報活動は新たなものです。この文書によれば、電子メール、チャット、音声や映像のダウンロード、サイトの閲覧を含むインターネットの主要な会社の利用者の情報がNSAに収集されているということです。このことは、アメリカが社会の人間の活動すべてを管理していることを示しています。
暴露された文書はまた、大規模な諜報活動がテロの容疑者、あるいはアメリカのライバル国や侵略国の市民だけを対象にしておらず、アメリカの最も緊密な同盟国もプリズム計画から除外されてはいない、ということを物語っています。つまり、アメリカにとって、日本、イギリス、ドイツ、そしてフランスの市民は、アフガニスタン、パキスタン、イエメンなどの市民と同様に危険だということです。このことから、アメリカの諜報機関は、アメリカと同盟国との関係や政治的な考慮とは別に、これらの国の市民の情報を集めているのです。
プリズム計画の第3の特徴は、市民だけが情報収集の対象となっていたわけではなく、ワシントンやニューヨークにあるEUの事務所、さらにはブリュッセルにあるEUの本部を含む各国の高官のインターネット上の作業や会話を監視していたことです'。各国の首脳や国際機関のトップの機密情報の入手はアメリカ政府に、暴露を脅迫することで相手をねじ伏せることを可能としました。
最終的に、アメリカ政府はスノーデン氏によって明かされた文書を隠すどころか、プリズム計画の存在を認めることで、スノーデン氏の逮捕に向け世界的な追跡の指示を出しています。このことは、アメリカに諜報計画を変更しようという意志が存在しないこと、アメリカの計画に混乱を生じさせたり、秘密を暴いたりするためのあらゆる努力を最も強力な形で弾圧しようとしていることを示しています。こうした中、スノーデン氏は今もプリズム計画の別の文書を保有していると言われており、もしこれが公表されれば、アメリカ政府とこの国の情報社会にとってさらに大きなスキャンダルとなることでしょう。
ここ数十年、アメリカ政府が直面してきた外交問題の中で、エドワード・スノーデンという30歳の若者による暴露行為ほど、アメリカにとって大きな問題となったものはありませんでした。このCIAの元職員が最も過去の歴史的な諜報活動を暴露したおよそ3週間前から、世界はアメリカに激しい怒りをあらわにしています。
スノーデン氏が暴露したプリズムと呼ばれる世界の盗聴計画は予想をこえるものであり、まるでスパイ映画を見ているかのようです。
世界での電話の盗聴は、数十年前からNSAによって行われてきたものですが、スノーデン氏によって暴露されたインターネットの利用に対する諜報活動は新たなものです。この文書によれば、電子メール、チャット、音声や映像のダウンロード、サイトの閲覧を含むインターネットの主要な会社の利用者の情報がNSAに収集されているということです。このことは、アメリカが社会の人間の活動すべてを管理していることを示しています。
暴露された文書はまた、大規模な諜報活動がテロの容疑者、あるいはアメリカのライバル国や侵略国の市民だけを対象にしておらず、アメリカの最も緊密な同盟国もプリズム計画から除外されてはいない、ということを物語っています。つまり、アメリカにとって、日本、イギリス、ドイツ、そしてフランスの市民は、アフガニスタン、パキスタン、イエメンなどの市民と同様に危険だということです。このことから、アメリカの諜報機関は、アメリカと同盟国との関係や政治的な考慮とは別に、これらの国の市民の情報を集めているのです。
プリズム計画の第3の特徴は、市民だけが情報収集の対象となっていたわけではなく、ワシントンやニューヨークにあるEUの事務所、さらにはブリュッセルにあるEUの本部を含む各国の高官のインターネット上の作業や会話を監視していたことです'。各国の首脳や国際機関のトップの機密情報の入手はアメリカ政府に、暴露を脅迫することで相手をねじ伏せることを可能としました。
最終的に、アメリカ政府はスノーデン氏によって明かされた文書を隠すどころか、プリズム計画の存在を認めることで、スノーデン氏の逮捕に向け世界的な追跡の指示を出しています。このことは、アメリカに諜報計画を変更しようという意志が存在しないこと、アメリカの計画に混乱を生じさせたり、秘密を暴いたりするためのあらゆる努力を最も強力な形で弾圧しようとしていることを示しています。こうした中、スノーデン氏は今もプリズム計画の別の文書を保有していると言われており、もしこれが公表されれば、アメリカ政府とこの国の情報社会にとってさらに大きなスキャンダルとなることでしょう。
2本目の記事の最後の文章のスノーデン氏が保有している別の文書というのはオバマにとって喉元に突き付けられたナイフのようなものでしょう。
オバマが降伏するのは時間の問題でしょう。