[孫崎享氏の視点]若者よ、 「森ゆうこ」や「山本太郎」に投票し 流れを変えるのに参画したらどうか 〜倫理的な混乱の解毒剤〜

竹下雅敏氏からの情報です。
考えるとわからなくなるものがあります。
その代表が善と悪。世界に悪があるのはなぜか?
この説明に西洋の宗教は様々な解答を用意します。
苦があるのはなぜか?
東洋の宗教はやはり様々な解答を用意します。
そしてそれらからの脱出の方法、すなわち救済論を説くのです。
代表的な宗教だけではなく、秘密結社の思想まで含めると本当に誰が真実を語っているのか、まったくわからなくなります。論理的な整合性やもっともらしさは判定の基準になり得ません。なぜなら、算数の四則演算ですら、矛盾がないことを証明出来ないのですから。
これは人間が論理的に考えることを追求した結果起こる錯覚なのです。深く考えると自分が存在していることすら、わからなくなってしまいます。善悪知識の木を食べた結果、人類は倫理的な混乱に陥ってしまったように思います。
解毒剤は何でしょうか?
考えない事です。
本当に大切な事は考えるとわからなくなるのです。論理に騙されてしまうのです。
皆さんは3.11以降、科学者や専門家という人たちが、いかに信用の出来ない愚かな人たちであるかを十分に見てきたはずです。
大切な事は考えなければわかります。母親が大切な赤ちゃんをお腹に宿している時、何が大切な事かは何も考えなくてもわかります。この論理を越えた意識、古人は様々な名称でそれを呼びました。道(タオ)、良知、ロゴス、おてんとうさま、…。とても簡単なように思うのです。おてんとうさまに恥ずかしくないように生きる。
誰に投票すれば良いかただちにわかる。それだけです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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