ウクライナ政権を転覆させるために、最前線で役割を担っているのがCANVASと呼ばれている組織で、米国から資金提供されていることを昨日の記事で、紹介しました。こちらの動画では、そのCANVAS(Otpor)の革命訓練士や革命バイブルの著者、またゲームを使って、効果的に政権転覆の方法を若者に教えていること等が紹介されています。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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革命ビジネス: ウクライナ アラブの春 東欧民主化の舞台裏
転載元より抜粋)
You Tube 14/1/17
ナレーション:
民主主義が中東で目覚めた
実際は自発的な革命は ずいぶん前から戦略的に―
専門コンサルタントが計画して実行したように思える
北アフリカの出来事は 細部まで計画されていた
すべての政権にとって 革命コンサルタントはの最悪の悪夢だ
彼らは明らかに西側世界が 関心を持つ国々で行動している
とても偶然とは思えない
この組織は何百万人も動員し セルビア 指導者ミロシェビッチを没落させた
その戦略は青写真となり再び エジプト革命で使用され成功した
世界中の反対運動は セルビア首都 ベオグラードを訪れ
独裁打倒の術策の教育を受ける
セルビアでは12年前の経験を生かし 革命訓練学校を設置した
非暴力抵抗戦略センター Canvasである
チーフのSrdja Popovicはカメラに 顔を出す僅かなCanvasメンバーだ
彼のオフィスで エジプト革命が計画された
Srdja Popovic氏:
我々の仕事の一部を中東に集中する いくつか理由がある
まず 闘争は起きている すでに8-9ヶ国と話をしている
話せないが 優れた組織を持つ国と 我々は接触している
彼らを危険にさらす気は ないので話せない
我々は37ヶ国と協力している
セルビア革命後 我々は中東以前に 5回成功した
グルジア ウクライナ レバノン モルディブ
そして エジプトやチュニジア 今後も増えるだろう
最終的にいくつの国に なるかわからない
ナレーション:
ミロシェビッチ没落後 Otpor(編注:Canvasの前身)は 国際的な現象になった
拳のシンボルは革命のサインとして 何度も世界中に出現した
グルジアのクマラ ロシアのオボロナ そしてベネズエラ イラン
最も最近ではエジプトの反対派 組織が使用していた
5:41
ウィリアムイングドール氏
Canvas下のOtporの活動家は
50カ国程度で活動し
彼らは単に米国政府の政権交代の方針に 従がっているだけだ
その否定にセルビアの 理想主義の若者たちが成功に喜び―
世界中に広げたいというのは―
私の見解では十分な説明ではない
実行するのに米国の諜報機関から 十分資金を得ているだろう
彼らが標的にする国々 最近のエジプトのように―
政権交代による不安定化という まさに米国の方針に沿ったものだ
ナレーション:
Otporが実際に米国の隠されたの議題に 沿っていることを確認したかった
セルビア革命中にOtporの運動は 実際に米国の税金で賄われた
一般に知れ渡ったのは ミロシェビッチ失脚後である
この歴史はOtporには 触れられたくないことだ
9:40
ナレーション:
チュニジアはアラブ世界で 最初に政府を転覆させた
Amine Ghaliは当初からの活動家で モロッコでの会議の写真を示した
これは長いチュニジアの歴史の 変化への希望の始まりだった
Amine Ghali氏:
ベオグラードから訓練士がいた
セルビア人が参加者に 戦略上の訓練を行った
セルビアの経験に焦点を当てた
東欧とソ連ブロックでの90年代から 2000年初期の変化の波を受け
非暴力的戦略は少なくとも アラブ地域に影響している
ナレーション:
「革命の試行運転」の機が熟していた
政治状況への不満が人々の間で 大きくなっていた
スラムでの生活は絶望的だった
食料や医療の不足は より良い未来への視点を失わせた
生活条件の一層の悪化でチュニジアの 人々は これ以上怒り隠せなかった
活動家はそこにチャンスを感じ 目標を達成にこの怒りを利用した
ベン・アリ政権の転覆である
11:30
ナレーション:
世界中の反対運動に使われている本は 実際は米国ボストンで書かれている
「独裁から民主主義へ」は 非暴力抵抗のバイブルと見なされる
この「革命ガイドブック」の著者は ボストン郊外の労働者階級地域に住む
ジーン・シャープは83歳でこの傑作を書き 1993年に最初に出版された
非暴力の198の方法が含まれる
ジーン・シャープは ハーバード大学で長年教え
彼の著作は 情報当局者を見抜くことや 飢餓ストライキまで様々な戦略を説明する
彼の助手 Jamila Rqipは シャープの著作の配給を担当する
「独裁から民主主義へ」は 34言語に翻訳される
世界中の「独裁者」は シャープの「革命ガイド」を懸念する
ベネズエラのチャベス大統領は シャープを民衆覚醒のCIA業務と呼ぶ
今はインターネットで誰もがシャープの 革命戦略にアクセスできる
ウィリアムイングドール氏 シャープ氏かつては 非暴力を戦争方法と呼んだ
彼らは冷戦の終了以来 政権の不安定化を各地で引き起こし
米国のグローバル化という 大きな議題に抵抗運動を提供する
14:35
ナレーション:
これらすべての革命は 実際は 米国によって開始されたのか?
ウクライナの「オレンジ革命」で 何が起きたかを検証する
2005年にキエフの出来事は この仮説を支持しているようだ
伝統的にウクライナはロシアの一部だったが 2004年末までに流れが変わった
米国は政権交代のため反対運動に 数百万ドルつぎ込んだ
ウクライナ革命の元指導者 二人と会うことにした
反対運動 "PORA"のメンバーになるだけで 彼らはかなりの金額を受け取った
ともに市民的不服従の訓練を受け 最後に一冊の本が渡された
ウクライナ革命の元指導者:
ジーン·シャープの本だ
我々は皆それを使い 我々とつながった
セルビアOtpor グルジアのKmaraや ベラルーシと反対運動ともだ
ナレーション:
2004年11月にキエフの独立広場は 数十万人であふれ
ヴィクトル・ユシチェンコを 大統領就任を要求した
革命の最後には群衆は 自分たちの要求を得た
ユシチェンコは 西側世界から 大規模な支援を得て大統領に就任した
ウクライナのオレンジ革命 グルジアのバラ革命
キルギスのチューリップ革命 ベラルーシのデニム革命
シンボルは異なるが同じコンセプトで 同じ支援者
米国である
17:00
ナレーション:
ウクライナ革命後 Dmytro Potechinは 以前の活動家から―
革命訓練者として働く 自宅からイラン ロシア ベラルーシ エジプトでの反対派に指示を出す
スカイプ経由でべての顧客と 連絡を取り合うことができる
Dmytroはそこで ワークショップを計画する
ベラルーシ政府は彼を"好ましくない 外交官"と呼び 簡単ではない
Dmytro Potechin(革命訓練者):
エジプトで起きたように 我々は彼らを助けられる
ベラルーシような小国から ウクライナ それからロシアだ
18:23
ナレーション:
ベオグラードではOtpor訓練士 Ivan Marvicは―
誇らしげに抵抗運動訓練向けの 新しいガジェットを示す
国家権力との戦いをシミュレートした コンピュータゲームだ
Ivanはゲームで彼の訓練は より効果的になると確信する
米国の団体がゲーム開発の スポンサーになった
Otpor訓練士 Ivan Marvic:
ゲームはネットからダウンロードしたり CDの密輸で人々に届く
個人的にできることではない
ナレーション:
Marovicは新しい世代は 本などは読まず
ビデオゲームで遊ぶ方を好み はるかに効果的だと主張する
Otpor訓練士 Ivan Marvic:
人々は離れて政権側に 参加しようとしている
ゲーム上の政権は人工知能により変わる
コンピュータがどう政権を運営するかは シナリオごとに異なる
簡単なシナリオでプレイしたければ 腐敗と戦うのを勧めるし
非常に困難なシナリオをプレイしたければ 独裁との戦いか占領と戦いを勧める
22:46
ナレーション:
イラン政府はこの宣伝ビデオを制作した
このビデオは米国の陰謀グループを 暴いているようだ
秘密集会にはジーン・シャープがいる 「民主主義への独裁から」著者だ
このビデオはイラン政権がどれだけ―
シャープと彼の戦略が脅威であるかを 認識していることを示すものだ
ベネズエラのチャベス大統領もまた 懸念を声を上げる
チャベス大統領:
カメラマンここを映して
セルビアのシンボルが2007年の ベネズエラに来たのだ
これは穏やかなクーデターだ
ナレーション:
革命コンサルタントには 大変儲かるビジネスになっている
概要より抜粋
★ウクライナの状況を理解するにも役に立ちます。現在はロシア寄りの政権ですから、「EUに入ると、自由になるし、豊かになるし、将来はEU内でも働けるよ♥」と言って、EU入りを扇動します。
で、EUに入るとどうなるか?
★ お金を貸してあげるよと IMFがやってきて、借金をさせて、ウクライナの資産切り売り=民営化をさせます。(これで、資産の流失が起きます)
★ウクライナの人たちはたまりかねて、EUへ出稼ぎに行きます。彼らがありつけるのは、低賃金労働です。低賃金労働をEUに供給です。失業に苦しむEUの奴隷市民の仕事をウクライナからの奴隷市民が奪う構図になります。
★ウクライナの状況を理解するにも役に立ちます。現在はロシア寄りの政権ですから、「EUに入ると、自由になるし、豊かになるし、将来はEU内でも働けるよ♥」と言って、EU入りを扇動します。
で、EUに入るとどうなるか?
★ お金を貸してあげるよと IMFがやってきて、借金をさせて、ウクライナの資産切り売り=民営化をさせます。(これで、資産の流失が起きます)
★ウクライナの人たちはたまりかねて、EUへ出稼ぎに行きます。彼らがありつけるのは、低賃金労働です。低賃金労働をEUに供給です。失業に苦しむEUの奴隷市民の仕事をウクライナからの奴隷市民が奪う構図になります。