[竹下雅敏氏]鼻血どころではない深刻な出来事が、チェルノブイリですでに起こっている

竹下雅敏氏からの情報です。
 動画はチェルノブイリ事故によって、食品を通じて健康被害が出ている様子と、リクイデーター(除染処理作業者)の人たちの重い精神障害の様子が示されています。
 5秒~30秒で、ベラルーシのチェチェルスク地区の住民が食品を通じて放射能を体内に取り入れているその蓄積の状態と、健康被害の関係について、多くの医師が研究を続けているとのことです。
 1分6秒~1分41秒では、放射能の蓄積によって免疫力が減少していることが語られています。
 2分40秒~3分25秒では国が安全な食品の供給までは面倒を見ないので、地元の人々は自給自足によって汚染された食品を食べざるを得ないとのこと。
 4分13秒~5分22秒と6分~6分51秒と7分12秒~7分37秒では、事故処理員たちの脳に異変が起こっており、ほとんどの人に重い精神障害が出ているということです。
 そして7分37秒~8分47秒では餌に放射性物質を混ぜたものをラットに与えると、明らかにラットの脳細胞が死滅することから、これらの重い精神障害の原因が放射線によるものであることが示されます。
 全体で約5分半ですので、これらの部分だけでもご覧になって下さい。
 下の記事は、極めて学術的で重要なものです。チェルノブイリ事故以降に起こった神経性の疾病と感覚器官の疾病を、それぞれベラルーシ、ウクライナ、ロシアで調べた結果が詳細に記述されています。この報告書によると、低線量被曝においても中枢神経系と自律神経系に障害をもたらし、“認知的・情緒的・行動的障害”となって現れることが示されており、これらの病状がチェルノブイリ由来の放射線が原因であることは“疑いの余地がない”と結論しています。
 これを読めば、美味しんぼの鼻血どころではない深刻な出来事が、チェルノブイリですでに起こっているのです。特に事故当時妊娠していた女性の子供は、いずれも明白な知能低下が見られるということで、日本も将来において相当な覚悟を持って臨まなければならないと思います。
 美味しんぼの表現を風評被害と言う人は、このレポートのような科学的データを示して、福島の被曝と鼻血が無関係であることを、はっきりと誰にでもわかるように説明してください。御用学者の言う“安全だというデマ”ほど、国民にとって不幸なものはありません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染3/4
転載元より抜粋)


竹下氏からのおすすめ箇所の時間リスト
5秒~30秒
1分6秒~1分41秒
2分40秒~3分25秒
4分13秒~5分22秒
6分~6分51秒
7分12秒~7分37秒
7分37秒~8分47秒

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記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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