[南京だより他]ウクライナで捕まった「OSCE監視団」は、案の定、NATO軍のスパイだった。

 4月25日、ウクライナのスラヴャンスクで、13人の(ニセの)OSCE視察団メンバーが、スパイの嫌疑がかけられ、拘束される事件がありましたが、「案の定、NATO軍のスパイ」だったようです。こちらの記事では、“拘束された一行は別の軍事監視団”とOSCE自身が認めていることがわかります。
 下の記事は、スラヴャンスクの自衛組織が主催した、“ニセのOSCE視察団”の記者会見で、「最大限の尊重をもって接してくれている」とのことです。
 オバマはこの件に関して「ウクライナを不安定化させる行為を即座にやめるよう要求」しましたが、不安定化を望んでいるのは、欧米だと思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウクライナで捕まった「監視団」はNATO軍人だった
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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スラヴャンスクで拘束されたOSCE代表、プレスに登場
転載元)
© Photo: RIA Novosti/ Mikhail Voskresenskiy

ウクライナ東部のスラヴャンスクで拘束されたOSCE視察団のメンバー、ドイツ人将校のアクセル・シュナイダー氏が、現地の自衛組織が主催した記者会見に姿を現した。イタル・タスが伝えた。 

シュナイダー氏によれば、スラヴャンスクの「民衆の選んだ市長」ヴャチェスラフ・ポノマリョフ氏はOSCE視察団に対して「危害を加えない」と保障しており、視察団も「市長」を信頼しているという。視察団メンバーの健康状態は良好だという。

「我々はOSCE視察団として外交ミッションを帯びて当地に入った。その時点から市長は、我々を守ると確約し、我々をゲストとして受け入れると言ってくれている。市長の言葉は誠実な言葉であると保証できる。危害は加えられていないし、状況の許す限り最大限の尊重をもって接してくれている」。

25日、スラヴャンスクに入ろうとするバスが停止を命じられた。乗客13人のうち7人がOSCE視察団メンバーであり、5人がウクライナ武装勢力のメンバー、残りの一人が運転要員だった。NATOのスパイの嫌疑がかけられ、「状況解明と訪問目的の究明のため」全員が拘束された。
拘束されたメンバーの解放のため、現地には間もなくOSCEから交渉人が派遣されてくる。

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