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「新NISA」「日経平均株価の暴落」について語る深田萌絵さん / 日経平均株価の暴落の原因と言われている「円キャリートレードの巻き戻し」に関する解説

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の深田萌絵さんの動画はなかなか面白い。新NISAについて「去年始めたものを今年やめちゃう、暴落したしやめちゃうっていうのは、私は正解なんじゃないかなって思ってるんだよね(6分49秒)」と言っています。
 日経平均株価の暴落については、“早稲田にいる時にね…自分がずっと研究してきたのは、日銀当座預金残高と株価の関係ですね。…日銀当座預金が増えると株価が上がるっていうこの正の相関性がかなり高くて…信憑性も高いというそういう結果が統計上出ているわけなんです。…今、財務省が緊縮やろうとしているわけですよね。日銀当座預金っていうのは、金融緩和をやると日銀当座預金の量が増えるわけですよ。今、横ばいなんですよ。ちょっと減りそうみたいな雰囲気なんですよ。なんで減りそうかって言うと、ザイム真理教は緊縮やりたいので量を減らしたいと思っているんですよ。量を減らしたいところに、利上げって言ったもんだからボーンって(株価が)落ちた”という話の後に、レバレッジをかけて円キャリートレードを行なっていたファンドの投げ売り(9分53秒)に触れています。
 新NISAについては、“乗り換えの時に、1回利確絶対しないといけないわけです。そうすると損が出るようになっているので…トータルで見た時に、本当に税制上の優遇が得られるのかって言うと、結構使いにくいんです(11分58秒)…本当に使いにくい制度を設計することに関しては天才的です。…なので、そんなのを当てにして投資してたらやられちゃうよ(12分36秒)…内需も弱いし、雇用も弱いし、実質賃金26ヶ月マイナスだし、倒産件数も26ヶ月ずっと増え続けてるし、何にも景気良くないんで…株価にプラスになる要素ないんですよ。これだったら別に…金とか買っときゃいいんじゃねって私は思いました(13分22秒)”と話しています。
 日経平均株価の暴落の原因と言われている「円キャリートレードの巻き戻し」に関する解説は、及川幸久氏の動画をご覧ください。より詳しい解説は、“続きはこちらから”の動画をご覧ください。
(竹下雅敏)
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株価暴落で漫画家・倉田真由美さんの姪「NISA辞めた」は正解か!?
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半導体大手インテル、2400億円もの赤字を決算で発表 〜 浙江財閥とその一員、AMDの会長兼CEOリサ・スーによるインテル潰し

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で『ブラックマンデー以来!日経平均が歴史的暴落!今後どうなる?』という動画を紹介しました。この中で「急激な株安の理由」として、“1.米国景気指標下振れ 2.主要ハイテク株の企業業績懸念 3.日米金利差縮小による円高傾向”の3つを上げていました。
 これまで世界の株式を引っ張ってきたGAFAを中心とするハイテク企業の業績に限りが出てきた…そして8月1日には半導体大手のインテルが2400億円もの赤字を決算で発表し大きな話題になりました、と解説していました。
 冒頭の動画は「世界中でIntel製のCPUが次々とクラッシュして大騒ぎになっている事件」を解説しています。“しかも厄介なのが、時限爆弾のような壊れ方をするんですよ。つまり、買ってきた当初は問題なく快適に使えるんですが、3ヶ月4ヶ月と使ううちに徐々に壊れていくんです。…今、もう世界中がパニック状態となって、返品率が短期間で4倍にもなっているそうなんです(9秒)”ということです。
 「これからIntelがしばらく安定するまではAMDを選ぶっていうのが安全かもしれませんね(11分8秒)」と言っています。
 アメリカの半導体企業「アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)」の会長兼CEOは台湾系アメリカ人のリサ・スーです。
 “続きはこちらから”の動画の内容は非常に奥深い。深田萌絵さんは、“インテルのポジション、じわじわとAMDにやられていました。…例の中国浙江財閥(せっこうざいばつ)が裏で何年もかけてインテル潰しをやっていました。…2016~7年ぐらいね、確かアルテラを買収するんですね。インテルがアルテラを買収した際にアルテラ側に入っていた浙江財閥系の工作員が大量にインテルに入り込んでしまうというこういう事態になってですね、「おおインテル危ないんじゃないのか、それは工作員だぞ~」ということを我々は心配していたんです(2分17秒)…AMDのリサ・スーさんも浙江財閥の一員で、この人はですね、(中国)解放軍にかなり技術協力をしているお方で、解放軍の皆さんからはスー・マーマ(お母さん)と呼ばれています。…この人たちがですね、5年ぐらい前からインテル崩しにかかっているなと思っていたんですけれども、今Intelが足元崩れてきているのもこのAMDで…AMDのチップを作っているのはTSMCなんですよ(7分2秒)”と話しています。
 詳しい内容は、動画をご覧ください。
(竹下雅敏)
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【intel不具合発覚】CPUの設計ミスで世界中でパソコンが次々壊れる事件が勃発!(そしてついに解決策が発表される)
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日経平均がブラックマンデーを超える過去最大の下げ幅を記録 ~株価が急落した3つの理由

竹下雅敏氏からの情報です。
 日経平均がブラックマンデーを超える過去最大の下げ幅となった歴史的な日となりました。フミオンと日銀の植田総裁は歴史に名を残しましたね。
 4月27日の編集長の記事に、“最近会った、ごくフツーの人達が皆「ニーサ、ニーサ」と投資の話をするので、一体何が起こっているのだろう?と不思議でした”とのコメントがありました。
 4月28日の記事では、老後資産を新NISAに頼るのは「絶対にやってはいけない」という森永卓郎氏の主張を紹介しました。
 この時に紹介した動画の冒頭で、“今の日本政府って、完全に財務省に首ねっこ握られちゃったんですね。6月に骨太の方針っていうのが発表になって、ここで財政の大枠が決まるんですけど、おそらくプライマリーバランス、基礎的財政収支を黒字化するっていう、財政を思いっきり絞るわけです。金融に関しては、今デフレなんですけれども、2月22日に日銀の植田総裁がですね、「今、デフレではない、インフレだ」。これは金融引き締めを強く示唆したんですね。だけど、デフレの時に財政と金融を同時に引き締めると何が起こるかということなんですね。…だから、今は日本経済は恐慌前夜だと思います”と森永卓郎氏は語っていました。
 また、6月22日の記事では、経済コンサルタントの松島修氏の動画を紹介しました。
 動画の中で松島修氏は、“レイ・ダリオも私も金融危機はもうとっくに始まっていると判断をしています。…レイ・ダリオは個人の資産の保全というか運用に、ゴールドを勧めているんですね。これも私と一緒なんですけども、その理由はインフレ対策とゴールドは国に依存しない国際通貨だということですね”と話していました。
 そしてこの時に、“グレートリセット後には「個人は何も所有しない」という社会を目指しているわけですから、今までの金融システムがリセットされることは前提としていなければなりません。この明らかな事実を見ようとしない人が新NISA、米国株の指数S&P500に投資をするのでしょう”とコメントしました。
 さかのぼって2月28日の記事では、「最近、バフェット、ソロス、ビルゲイツ、ザッカーバーグといった人たちが持ち株を大量処分していることが報じられています。ビルゲイツに至っては持ち株全てを処分したようです。つまり何が起こるのかを知っていて、急いで避難しているということです。」というツイートと共に、『ベゾス氏、最大5000万株のアマゾン株売却計画を完了-計約85億ドル』というブルームバーグの記事を紹介しました。
 「浮かれた奴の画像をよく見かけるようになったらもうすぐ暴落するっていう良い指標」というツイートがありましたが、8月2日に『靴磨きが株に関心を持ち始めたら天井に近い?「靴磨きの少年」の話を解説』という記事が出ていました。
 歴史に学ぶ人は、先を見据えて危険を回避しようとします。ブームに乗って波乗りをする人は、大波にさらわれるのは自分ではないと信じているのでしょう。
 “続きはこちらから”の動画の10分56秒までで、株価が急落した3つの理由を解説しています。非常に分かりやすく的確な解説だと思います。10分56秒以降の話は、私とは感覚が異なります。
(竹下雅敏)
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日経平均株価“ブラックマンデー”超えの下げ幅 投資家悲鳴【スーパーJチャンネル】(2024年8月5日)
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バブル崩壊後、持ち合い株の解消を進めた結果、増加した外国人株主と、株主利益最大化の要求|産業を空洞化させ、国力を低下させるには非常に効率の良かった小泉・竹中改革|円安のメリットを生かした、世界最高水準の物作りの国としての日本の再生と、円安のデメリットを解消するための消費税廃止、ガソリン税廃止など

竹下雅敏氏からの情報です。
 金融庁は全上場企業を対象に、「政策保有株(企業同士で株を持ち合う)」を適切に開示しているか調査を始めるとのことですが、元自由民主党衆議院議員の安藤裕氏は、“バブルが崩壊してから、ずっと持ち合い株の解消を進められてきて(3分7秒)…持ち合い株をどんどん放出していったら、誰が勝ったか? 外国人ですよね。外国人株主が増加をして、2022年度末で上場企業の30%は外国人が株を持っているということになりました(4分10秒)。…持ち合い株を解消していくと…とにかく株主の力が強くなりますよね。株主利益最大化を要求するようになります(6分25秒)。…法人税の減税とか消費税増税を財界の圧力として要求するようになります。だからこれも株主利益の最大化ですよね。それから低賃金化、もうとにかくコストカットしろと。低賃金化、正社員を削減しろ、取引先にもコストカット、財産部門は閉鎖したり売却したりしろということになります(6分48秒)。…もうとにかくコストカット、利益を上げて配当を多くすると。そういうことばっかり経営者がやるようになるわけです(7分48秒)”と話しています。
 深田萌絵さんは、“本当にくだらない改革を、この20年近くやってきて…「規制改革イコール私たちにとって損」で、外国人にばっかり利益があるっていうことが分からないのかなって思いますけどね(10分26秒)”と言っています。
 「本当にくだらない改革」とは小泉・竹中改革のことですが、産業を空洞化させ、国力を低下させるには非常に効率の良い方法です。
 こちらの『緊急対談!新NISAがガチでヤバい。日本崩壊へのカウントダウン!?安藤裕氏に止まらない円安と消費税の正体について徹底的に聞いてみた』の1時間22分54秒の所で安藤裕氏は、“ただ円安って別に、日本にとって悪いことばかりではないので、上場企業なんかは今最高益になっているわけじゃないですか。だから今は円安のメリットを生かして、円安になっているってことは、日本で物を作って海外に売る時には、価格競争力がものすごくついているわけですよね。…日本として今一番大事にしなきゃいけないのは物を作る能力だと思うんですよ。…今もういろんなものが海外に出ていってしまって、海外でしか作れないっていう風になっちゃった。コロナの時だってマスクすら作れないということになっていたわけだけども、円安っていうことを生かして製造拠点をもう一度日本国内に持ってくる。…雇用だって安定するし…世界最高水準の物作りの国として日本を再生させていくすごくいいチャンスだと思いますね。
 …確かに円安によって輸入物価は上がります。これで庶民の暮らしは大変になっているから、消費税を廃止して物価を下げましょう。ガソリン税を廃止して物価を下げましょう。社会保険料ももう1/4程度まで激減させて、みんなの手元にお金を回しましょう。…消費税というのは利益の薄い中小企業にダメージを与える税なので、消費税を廃止することによって中小企業の経営も、ものすごく助かります。そういうことやっていって、円安のデメリットはそれで解消できると思います。これで今の円安の時代を乗り切っていけば、日本には明るい未来があるんじゃないかなっていう風に僕は思いますね”と話しています。
(竹下雅敏)
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No.49 深田萌絵×安藤裕 『持ち合い株強制解消で日本は弱体化する!』
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レイ・ダリオ氏が予測する米国覇権の終焉と今後の金融政策、そして投資の前提の崩壊~「米国の金利が下落していくっていうところが、株の大暴落のサインだと思っている」「リーマン・ショックが今のインフレの元凶」

竹下雅敏氏からの情報です。
 経済コンサルタントの松島修氏は一つ目の動画で、世界最大のヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエイツ」の創業者であるレイ・ダリオ氏が予測する米国覇権の終焉と今後の金融政策について語っています。
 米国覇権終焉の予測は2分4秒~3分50秒、金融政策の予測は3分50秒~4分48秒をご覧ください。“今後、金利は下落に向かいます。米国の金利が下落していくっていうところが、株の大暴落のサインだと思っているんですね。株の大暴落、つまり金融危機があって、凄まじい量の量的緩和でそれを支える。それが悪性インフレになって中央銀行が破綻する、という流れですね。(4分50秒)”と松島修氏は説明しています。
 5月18日の記事で紹介した朝倉慶氏の【大相場が来る】という動画では、今後日本の経済はインフレが酷くなり、株価は上がると予測していました。
 日本と米国の違いということもあるでしょうが、松島修氏は、“レイ・ダリオも私も金融危機はもうとっくに始まっていると判断をしています。レイ・ダリオの見方というのは世の中の見方と大きく異なる…学者とか政府当局がいつも間違える…プロパガンダも多いし、学者や専門家ほど大衆心理になっていることが多いです。(7分21秒)…レイ・ダリオは個人の資産の保全というか運用に、ゴールドを勧めているんですね。これも私と一緒なんですけども、その理由はインフレ対策とゴールドは国に依存しない国際通貨だということですね。(12分11秒)”と言っています。
 二つ目の動画では「リーマン・ショックが今のインフレの元凶」であり、中央銀行バブルのスタート・ポイントがリーマン・ショックであり、今もリーマン・ショックは終わってない(3分50秒)ということから、投資の前提が崩壊していることを説明しています。
 “社会には無意識の前提がとても多いです。投資の世界にも多いんですね。例えば、ほとんど全ての人の前提として、世界経済も株価も右肩上がり、米国覇権が今後も継続する。この2つが強く入っています。例えば、米国株の指数S&P500の長期保有が最高の投資だと思っている人、結構多いんですけれども、この2つの前提を無意識に信じているんですね。…この前提が変われば投資行動も変わります。今ね、前提が崩れ始めているんですね。(35秒)”と言っています。
 コロナちゃんとワクチン騒動を見れば、支配層が人口の大幅削減を目論んでいることは分かりそうなものです。そして、グレートリセット後には「個人は何も所有しない」という社会を目指している(14分35秒)わけですから、今までの金融システムがリセットされることは前提としていなければなりません。この明らかな事実を見ようとしない人が新NISA、米国株の指数S&P500に投資をするのでしょう。
 “現在、米国の景気は良いということになっていますけれども、大量の通貨供給で株価を支えて景気が良いように見せているってことですね。現金をばら撒いて景気を良くしているということなんですけども、実際には二極化が進んでいてクレジットカードの残高が今どんどん増えているし、クレジットカードの延滞も増加中なんですね。だから株が上がって儲かっている人、景気がいい人と、株を持ってなくてどんどんインフレへ苦しめられている人、この二極化が進んでいるわけです。(5分41秒)…通貨供給量を増やしてゾンビ企業を延命しても、本質的な解決にならないですね。だからリーマショックは終わってないし、生産する必要があります。(6分27秒)”と言っています。
 日本を見ていても、実際に生産している農家や中小零細企業を破綻させる政策を意図的に行っているように見えます。人々を新NISAに誘導し、金融危機を引き起こして、人々から資産を収奪するつもりのようです。その後、ベーシックインカムという餌をぶら下げた中央銀行デジタル通貨(CBDC)を人々に受け入れさせるというシナリオなのでしょう。
 ただ、キンバリー・ゴーグエンさんの情報を見ている限り、これが成功する見込みはないようです。
(竹下雅敏)
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レイ・ダリオ 衝撃的な米国覇権終了と株暴落予測【投資 金融危機】
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【投資 ゴールド】リーマンショックは終わっていない 投資の前提8つの崩壊 ゴールドの時代
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