アメリカと韓国の合同軍事演習の開始を時を同じくして、
北朝鮮労働党の機関紙、ロドン新聞が、「地域の戦争勃発は回避できない」と伝えました。
アメリカと韓国は、11日月曜から二週間にわたる合同軍事演習を開始しました。
この軍事演習には韓国軍1万人とアメリカ軍3500人が参加しています。
北朝鮮当局は以前、韓国とアメリカの政府に、緊張を作り出さないよう、警告を発していました。
北朝鮮は、「もしアメリカ軍、あるは韓国軍より、攻撃を受けるのであれば、韓国とアメリカの政府を攻撃するだろう」と脅迫しました。
ロドン新聞は、アメリカと韓国の軍事演習の開始を非難し、それを地域の情勢不安の要因だとしました。
また、
朝鮮半島での1953年の休戦協定は無効だと強調し、「この協定の破棄により、今後、朝鮮半島でどのような状況が生じるのかを知るものは誰もいない」としています。
この新聞によれば、
北朝鮮外務省は、声明の中で、「南北朝鮮の戦争勃発は不可避である」としています。
北朝鮮はさらに、アメリカと韓国を核攻撃で脅迫し、11日朝から、韓国との必要な連絡や有事のための緊急連絡網を遮断しています。
南北朝鮮の休戦協定は、1953年に、敵対を終わらせることを目的に締結されました。
朝鮮半島は、北朝鮮に対する新たな安保理決議の採択後に危機的な状況に陥っています。
北朝鮮の金正恩第1書記は、先週、戦略軍を含む北朝鮮の全軍に対し、完全な戦闘動員状態に入るよう、命じました。
しかし、孫崎享氏ほどの識者の方でも、こういう錯覚をするのですね。年よりはテレビしか見ないものなのです。また東京の人がほとんど放射能の影響を気にせずに暮していることをみても、ほとんどの国民は何もわかっていないのです。幼い頃からのまちがった教育のせいで、自分で調べ判断することが出来ないのです。だから、今のような時代の大転換にまったく対応が出来ないのです。
ただ、確かに孫崎氏のような先見の明のある識者の見解が一般大衆の認識となるには時間がかかります。しかし、わずかな人々のこうした努力が、10年後には多くの人々の共通の認識となっているものなのです。世の中を変えるには、少なくとも10年先を見て動かなければなりません。
私自身が世の中の変動に備えて、準備を始めたのが約20年前です。そして、講演等で今のような時代がくるから、備えておくように呼びかけたのが10年前です。10年前には、私がこのようなことを話しても、ほとんど誰も本気にはしませんでした。ですが私は当時から、第3次大戦を起こさないようにするために努力していたのです。どうやら、この目標はなんとか実現できそうな感覚です。今、私が書いたり、話したりしていることの多くは、10年後にはかなりの人の共通認識になっていると思います。ただし、10年後に生き残っていればの話ですが…。
最後に、孫崎氏の体調が悪いという件ですが、ひょっとするとHAARPかも知れません。