注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
本日結審した「Dappi裁判」を東京新聞が詳報してくれています。私も代理人から報告を受けていますが、被告会社側は「従業員が勝手に投稿した」と主張しながら、その従業員がどういう人物かを一切明らかにしていません。裁判所がこれをどう判断するかが焦点です。 https://t.co/2e30Vf8Hvu
— 杉尾ひでや 参議院議員 長野県選出 (@TeamSugioHideya) June 26, 2023
『(裁判長が)黒塗り部分のないものの提出を命じた。しかし被告側は応じていない』
— 武田砂鉄 (@takedasatetsu) June 27, 2023
『裁判長は「証言を正当な理由なく拒絶すると、反対当事者の主張が真実と認められる」と述べたが、それでも社長は投稿者名の開示を拒否する意向を示した』https://t.co/2rXUZFNv9g
「Dappi」裁判で被告企業の社長が初出廷 小西議員 杉尾議員の損害賠償、裁判長は「証言を拒絶すると主張が真実と認められる」それでも社長は投稿者名の開示を拒否 10月に判決へ
— 桃太郎+ (@momotro018) June 26, 2023
なるほど裁判には負けても口は割らんと、統一協会みたいな事やってんじゃねーよ。
記事 https://t.co/V43pMOaXDT pic.twitter.com/05JmnnmVcq
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この裁判はDappiがツイートで「近財職員は杉尾秀哉や小西洋之が1時間吊るしあげた翌日に自殺」などと書き、森友問題で追い詰められた近畿財務局の赤木さんが亡くなったのは、"杉尾秀哉や小西洋之が近畿財務局に乗り込み、二人して赤木さんを1時間にわたって吊し上げたことが原因"であるかのような悪質なデマを広めたことがきっかけでした。これに対して杉尾議員と小西議員が名誉毀損による損害賠償請求を求めたものです。
このように政権擁護の立場で誹謗中傷や印象操作を行っていたDappiの投稿は、実は「企業による組織的な業務だったのではないか」が裁判で問われています。しかもその企業「ワンズクエスト」は自民党と取引があることが判明しています。裁判に出廷した「ワンズクエスト」の社長は、Dappiの投稿が「業務」ではなかったと主張していますが、しかし「投稿者」の名前を明かすことを拒否しています。裁判長から「証言を正当な理由なく拒絶すると、反対当事者の主張が真実と認められる」と促されても、投稿者の名前は明かさない態度です。
自民党が関係した組織的なネット工作であれば、その「工作資金の出所」や「旧統一教会との関係」が問題になることがかねてより指摘されていました。今後の焦点は、「ワンズクエスト」と自民党との具体的な関わりをどこまで明らかにできるかです。