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ほとんど意味の無い、連合の「残業代ゼロ法案」への修正申し入れ / 自民党が考える日本の将来(年金、奨学金問題、経済的徴兵)

竹下雅敏氏からの情報です。
 「残業代ゼロ法案」について、連合の神津会長が修正を申し入れ、首相は修正に応じる見通しとのことです。修正は、「年104日以上、かつ4週間で4回以上の休日取得」を義務付けたという事ですが、月に8.6日の休日なので、実質週休2日とほとんど変わらない条件です。これで残業代をゼロにできるなら、企業側は大喜びでしょう。今は年収1,075万円以上の専門職を対象にしていますが、いずれ対象が拡大され、経団連が要望している「年収400万円以上」に近づいていくものと予想されます。
 こんなに大企業ばかりを優遇する政策で良いのかと思いますが、これがグローバリズムなのです。
 「美しい国」とはどのようなものかは、以下の記事から、自民党が将来の日本をどのようにしたいのかをご覧になれば、直ちにわかります。残業代をゼロにし、年金は70歳から。奨学金で学生を借金漬けにし、借金を返すために “死ぬまで働け!” という社会です。奨学金を返せない若者には、「(延滞者に防衛省で)1年とか2年のインターンシップをやってもらえば」ということで、 “民間企業の新入社員を自衛隊に2年間入れるという計画案” まであるのです。
 記事にある通り、“人を殺しても借金を返せ”という世界です。
 これらを見ると、あべぴょんが目指している「美しい国」とは、あべぴょんと仲間たちのみにオイシイ社会であって、圧倒的その他大勢にとっては、奴隷制を強いられるということのようです。しかし、時事ブログで常に言っているように、これがグローバリズムの必然的な帰結なのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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連合会長 「残業代ゼロ」法案巡り総理に対策要請(17/07/14)
配信元)
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「残業代ゼロ」 誰のための連合なのか
 連合の神津里季生会長が、年収の高い専門職を残業代支払いなど労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度」を柱とした労働基準法改正案について、安倍晋三首相に修正を申し入れた。

 首相は修正に応じる見通しで、連合は「残業代ゼロ法案」として強く反対してきた制度の導入を事実上、容認することになる。

(中略)...

 「高度プロフェッショナル制度」は、金融ディーラーなど年収1075万円以上の専門職を対象とし、残業や深夜・休日労働をしても割増賃金が支払われない。

(中略)...

 連合側の修正は、「年104日以上かつ4週間で4日以上の休日取得」を義務付けた上で、「2週間連続の休日取得」「臨時の健康診断」といった条件の中から労使に選ばせるという内容だ。

 104日の休日は週休2日とほとんど変わらない。

 臨時の健康診断に至っては、「診断を受ければ働かせてもいい」とも受けとれ、むしろ長時間労働を助長させるのではないか。

 しかも、いったん導入されれば、突破口となって、対象が拡大する恐れがある。かつて経団連は「年収400万円以上」での導入を提言していた。

(以下略)
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またも高齢者いじめ 自民「年金は70歳から」提言の暴挙
引用元)
(前略)

 65歳以上の働き方などを議論する自民党のプロジェクトチーム(PT)が26日、公的年金の受給開始年齢を現在の上限「70歳」より遅らせれば年金額が増える仕組みの導入を政府に提言した。

(中略)...

現行制度では原則、受給が始まるのは65歳から。

(中略)...

70歳から受給を開始したら、相当長生きしないと割に合わなくなります。現行制度では60歳からもらっている人の受給額を、65歳からもらった人が上回る“損益分岐点”は82歳程度です。(中略)... PTの狙いは年金の受給開始年齢を将来的に『65歳』から『70歳』に引き上げること。今回の提言はそのための“地ならし”です」

(以下略)
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[Yahoo!ニュース]延滞者17万人「奨学金」に追い詰められる若者たち 【文字起こし】

 先日、リチャード・コシミズ氏の講演会に行きました。その中で一番心に響いたのが奨学金問題でした。氏曰く、「国立大学の入学金、授業料を無償にするためには3300億円あればいい。」とのこと。安倍政権が外国にばらまいた金額一覧を見れば無償化が簡単なことは明らか。なおバラマキについては「一見、貧しい国を助ける美談に聞こえるが、実際の所、そこにはアメリカ、企業、政治家が絡みおいしい思いをしている」とも。
 記事中で言われているように、『入口は奨学金の性格なんです。ところが出口の返済になると金融機関の論理がむき出しになる』これは今の奨学金制度を言い当てていると思いました。一人でも、この罠にはまってほしくない。本当のことを知ってほしい。
はちコ(文字起こし担当)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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延滞者17万人「奨学金」に追い詰められる若者たち
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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[YouTube]山本太郎が高校生100人を前にして、子供の夢をブっ壊す演説を行ったと話題の動画!

竹下氏からの情報提供です。
30代半ば…40…そういう年になってやっと蓄えられる…1千…2千万という金”を追う「子供の夢」なら早く目覚めたほうがいいのではないでしょうか。
 山本太郎氏のような真実を語るほんものの言葉に耳を傾け、どう生きるべきか、自分が世界に対して何ができるかということを見つけ出してほしいです。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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山本太郎が高校生100人を前にして、子供の夢をブっ壊す演説を行ったと話題の動画!2015/8/4
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[山本太郎議員]前原かねいち氏の意向を受けて、防衛省がニュータイプの徴兵制?!

竹下雅敏氏からの情報です。
 “企業が新規採用者を2年間、自衛隊に実習生として派遣するというプログラムのイメージ”を、山本太郎議員は「経済団体のおじさんと、そして、防衛省の人間が一緒になって…やられていること自体が恐ろしい」と言っています。事実上の経済的徴兵制が、経済界と軍部主導で行われているという印象を受けます。
 ただ、これが今の段階で暴露されたため、当初防衛省が想定したようには行かないようです。中谷防衛大臣は、“このような徴兵制を…私は作らせません”とはっきり言っていますが、石破が総理になったりすると、全く別のことを言うのではないかという疑念がぬぐえません。
 おそらく形を変えて、似たようなことをやって来ると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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山本太郎 8/26「経済的徴兵制」【全19分】
転載元)

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【安保法制国会ハイライト】正社員として採用されたが若者が、本人の意に反して実習生として2年間自衛隊員勤務!? 山本太郎議員が再び経済的徴兵制に切り込む!
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[IWJ 他]事実上の赤紙「経済徴兵制」を山本太郎議員が追及! 若者の首を絞める奨学金問題に切り込む!

竹下雅敏氏からの情報です。
 山本太郎氏の質疑の部分は、16分50秒〜32分50秒です。IWJが全文の文字起こしをしてくれています。質疑の中心は経済的徴兵制に関するものですが、後半、下村大臣に対して、奨学金制度の問題を質問しています。
 今の若い人は知らないかも知れませんが、私も奨学金をもらって大学に行ったのですが、当時は無利子でした。“有利子を導入したのは中曽根政権。財政投融資を入れて有利子枠を拡大したのは橋本龍太郎政権。独立行政法人化して更に悪化させたのは小泉政権です。…中曽根ホップ、橋本ステップ、小泉ジャンプ…この奨学金の悪化と派遣法はとても関係している。…派遣が導入されたのが中曽根政権。規制緩和されて派遣業が増えたのが橋本政権。ついに製造業まで緩和したのが小泉政権…若い人の雇用を不安定化し、借金漬けにしたのは、自民党の新自由主義政策だった”ということのようです。
 まさに“国がサラ金やってどうするの?”という感覚で、国を上げて若い人の未来を奪っている感じがします。下村大臣は、“年収300万円以下であれば、返還しなくてもいいと、いうような形…にしてまいりたい”と答弁。本当にこれをやってくれたら、これまでの全ての不手際は、私個人的には許したいと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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吉田忠智(社民党) 山本太郎(なかま) 荒井広幸(新党改革)《安保関連法案》平和安全特別委員会 平成27年8月3日
転載元)

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【質疑全文掲載】すでに奨学金の返還延滞者のデータを収集中? 命が「金」で買われるのか!? 事実上の赤紙「経済徴兵制」を山本太郎議員が追及! 若者の首を絞める奨学金問題に切り込む!
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