アーカイブ: パレスチナ・ガザ情勢

JDAMにはエアバースト・モードがあり、クレーターは生じず、爆発による破片、衝撃波、火球を使って殺害する / アル・アハリ・アラブ病院を爆撃したのがイスラエル軍のミサイルであるという決定的な証拠

竹下雅敏氏からの情報です。
 17日午後7時半ごろ、パレスチナ自治区のガザ北部のアル・アハリ・アラブ病院が爆撃されましたが、イスラエル軍は関与を否定しています。しかし、昨日の記事で紹介したように、イギリス公共放送BBCニュースですら「爆発の規模を考えると、イスラエル軍の空爆、あるいは複数の空爆以外に何があり得るのかわからない」と報じていました。 
 スプートニクによれば、“イスラエル国防軍は…ガザの病院攻撃に関与していないことを証明する動画を公開した。公開した映像には…空爆によってできるクレーターは確認されていない”とあります。
 CIA御用達のCNNも「現場には爆弾が使用されたことを示すようなクレーターはなかった」との分析から、“空爆ではなく地上爆発である”という米情報機関の見方を報じています。
 しかし、コード・アリスさんのツイートにあるように、「JDAM(MK.83GBU-32とGBU-39を含む)にはエアバースト・モードがあり、クレーターは生じない」ということです。“爆発による破片、衝撃波、火球を使って殺害する”のです。
 “続きはこちらから”の動画をご覧ください。JDAM(統合直接攻撃弾)は、“2000年前後にアメリカ合衆国で開発・実用化され、米軍を主体に数ヶ国の軍隊が保有している。JDAMシリーズの誘導装置キットを取り付けることで、無誘導の自由落下爆弾を全天候型の精密誘導爆弾(スマート爆弾)に変身させることができる”ということです。
 “飛翔音はJDAMであり、100%イスラエルによる攻撃!”という見解に対して、「閲覧したユーザーが背景情報を追加しました」には、“JDAMは「爆弾」ではなく、多種多様な爆弾に取り付けることができるキットである。…より多くの情報がなければ、音の比較はほとんど意味をなさない”とのイチャモンがついています。
 ただ、アル・アハリ・アラブ病院を爆撃したミサイルの飛翔音を聞くと、素人でもハマスが所有する小さなロケット弾ではないと分かります。
 最後ツイートの加工前の動画はこちらにあります。動画の右側はハマスのロケット弾です。19:59:18で画面の左上、イスラエル軍のジェット機がFlare(フレア)を放出します。その直後(19:59:20)、画面中央で爆発が起こり、アル・アハリ・アラブ病院が爆撃されたことがわかります。
 フレアとは赤外線誘導ミサイルを欺瞞する目的の「囮熱源」のことで、こちらの記事には、シリア上空でロシア戦闘機がフレアを放出している写真があります。
 最後の動画は、アル・アハリ・アラブ病院を爆撃したのがイスラエル軍のミサイルであるという決定的な証拠です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米情報機関はガザの病院に対する空爆を否定、地上での爆発が原因=米メディア
転載元)

© AP Photo / Abed Khaled

米国の情報機関はパレスチナ・ガザ地区の病院に対する攻撃について、これは空から行われたものではないと分析している。米CNNテレビが情報筋の話として報じた。

情報筋によると、米情報機関が収集したデータの中には、空爆ではなく地上爆発であるとの分析があるという。

CNNによると、「火災による大規模な被害、及び散乱した破片から、地上レベルで始まった爆発(の結果)に一致している」という。また、現場には爆弾が使用されたことを示すようなクレーターはなかった、と情報源は分析しているとのこと。

ガザ地区にあるバプテスト系の病院「アル・アハリ」は17日に攻撃を受けた。

(中略)
パレスチナ外務省はこの攻撃について、イスラエル軍機によるものとしている。一方、イスラエル軍はイスラム主義組織が発射したロケット弾による誤爆だと主張している。ジョー・バイデン米大統領は、ガザ地区の病院に対する攻撃について、イスラエルは攻撃に関与していないと述べた。
(以下略)
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ガザの虐殺の事実はSNSで世界に拡散される / 国連安保理の停戦動議に反対した日本は世界中の人々、そして過去から未来の日本人をも裏切った / 一人一人の「停戦」の声は無力ではない

 言葉を失う映像が届きます。メディアが機能していなくてもSNSの拡散を止めることはできません。
幼子を失った親、親を失った幼子、事実を伝えようとするジャーナリストを狙った攻撃。
 10月17日の欧州議会でクレア・デイリー議員は「24時間、電気ガス水道が止められ、無実な人々への集団的懲罰、全て非合法です。全て戦争犯罪です。EUがガザ市民を守るために停戦や国際法の遵守について議論すべき時に、ウルズラ・フォン・デア・ライエンはジェノサイドの準備を撮影するためにテルアビブに行き、"欧州はこれからもイスラエルと共に立つ"と言いました。何ということでしょうか!彼女は外交問題に干渉する権利はありません。彼女は私の代弁者ではありません。彼女はアイルランドの代弁者ではありません。彼女はヨーロッパ市民の代弁者ではありません。私たちは正義やパレスチナの人々や国際法の遂行と共に立ちます。彼女の時代はとっくに終わりました。ウルズラ・フォン・デア・ライエンはEUを去るべき時です。」と厳しく抗議しました。
 2度の原爆による無差別虐殺を経験した国、その日本が国連安保理のガザ停戦決議に反対したことは、過去から未来の日本人への裏切りです。岸田政権は国民の意志を代弁していません。ガザの人々の虐殺に加担した岸田政権は、日本の政治の舞台から去るべきです。
 最後の動画、れいわ新選組の大石あきこ議員の訴えは、心ある全ての国民の思いと同じです。
(まのじ)
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アル・アハリ・アラブ病院の爆撃は、その「感情」を逆なでするという意味で意図的なもの / ネタニヤフ首相にガザ地区を破壊する口実を与えるのに、なぜハマスはイスラエルを攻撃するのか? ~宗教思想まで含めて、人々は邪悪な連中に操られている

竹下雅敏氏からの情報です。
 パレスチナ自治区のガザ北部のアル・アハリ・アラブ病院が爆撃されたことで、中東が一気にきな臭くなってきました。
 10月14日の記事でキンバリー・ゴーグエンさんによれば、今回の出来事はあらかじめ計画された戦争(ハルマゲドン)であり、ロスチャイルド家は「この戦争をどのように起こすかという指示を受けていました。」ということでした。
 戦争を引き起こすには莫大な「資金」と、対立する双方の「感情」を逆なでする必要があります。アル・アハリ・アラブ病院の爆撃は、「感情」を逆なでするという意味で意図的なものでしょう。
 冒頭の動画の9分35秒で石田和靖氏は、“もしもイランがこの戦争に関わるとするならば…これまでは90%程度と言われたんだけれども、2023年に日本はロシアからの石油を実質ゼロにしたので、湾岸諸国に対する石油の依存度というのは97%まで引き上がったんですよね。その引き上がった97%の原油は、全てホルムズ海峡を通過する。このホルムズ海峡がもしも封鎖されるなんてことがあったら、日本に入ってくるオイルタンカーは全てストップしてしまう…原油価格の高騰、そして極度のインフレ、こういった可能性が無きにしも非ずという事を、僕たちは認識しておかなければいけません”と言っています。
 J Sato氏のツイートは非常に重要です。マフディは世界の終末に現れて正義を実現する者、メシア(救世主)の意味です。
 レーガン政権下で財務次官補を務めたポール・クレイグ・ロバーツ博士は、“ネタニヤフ首相にガザ地区を破壊する口実を与えるのに、なぜハマスはイスラエルを攻撃するのか?”という疑問があることを指摘しています。
 そして、一つの仮説としてイスラエルによるパレスチナ人虐待を繰り返すことで、“何十年にもわたる怒りと傷、そして無力からの解放という見込みを頼りに、ハマスの理性を押しのけ、慎重にこの計画を進めてきた”のではないかと言っています。
 この仮説にイスラム教だけではなく、ユダヤ教とキリスト教にも存在するメシア思想を加えれば、この通りだと思います。
 日本の神風も同様かも知れません。こうした宗教思想は、人々の理性を完全に狂わせます。理性を押しのけ自爆テロ、特攻が行えるようになるのです。
 要するに宗教思想まで含めて、人々は邪悪な連中に操られているのです。感情に溺れないようにしましょう。彼らの思うツボです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【パレスチナ情勢】第三次世界大戦の危機! 戦闘員7万人にミサイル15万発待機,ヒズボラの参戦は地獄絵図と化す…
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ガザ地区保健省は「14日の午後8時半、病院は2発の砲撃を受けました。その翌日の朝、院長がイスラエル軍から『きのう2発の砲弾で警告をした』と電話を受けました。砲弾で警告を受けるのは世界でガザ地区だけです。院長はイスラエル軍から『警告したのになぜまだ避難しないのか』と言われました」と非難声明を出した

竹下雅敏氏からの情報です。
 17日午後7時半ごろ、パレスチナ自治区のガザ北部のアル・アハリ・アラブ病院が爆撃されました。イスラエル軍は関与を否定していますが、ガザ地区保健省は「14日の午後8時半、病院は2発の砲撃を受けました。その翌日の朝、院長がイスラエル軍から『きのう2発の砲弾で警告をした』と電話を受けました。砲弾で警告を受けるのは世界でガザ地区だけです。院長はイスラエル軍から『警告したのになぜまだ避難しないのか』と言われました」と非難声明を出しています。
 BBC Newsが17日の午前0時15分に「ハマスが病院や学校の下にトンネルを作るのか?」とツイートしてから、その日のうちに病院は爆撃されました。 
 タマホイさんのツイートによれば、米国防総省サブリナ・シン副報道官は「ハマスが病院内に指揮統制班を置いている」と発言していますが、虐殺の正当化にはなり得ません。
 当時、推定5000人が病院にいたが、それはまさに病院が安全な場所だと考えていたからです。しかし、「イスラエルは7日以内に400人の乳児を含む1,000人以上の子供を殺害した。」のです。
 アル・アハリ・アラブ病院への爆撃で、中東全域で大規模な自然発生的なデモが勃発しています。こちらのビデオスレッドにはイラン、ヨルダン、トルコ、イラク、チュニジア、レバノン、イエメンなどのデモの様子があります。
 こちらのツイートは「ハマスが赤ん坊を斬首したという(今では否定されている)話について血まみれの殺人を叫んだジャーナリストたちが、誰が病院を丸ごと平らにして何百人も殺したのか知らないふりをするのを、リアルタイムで見ているのは信じられないことだ。」と言っています。
 タマホイさんのツイートにあるように、“ハマスがガザの病院を爆撃した”というイスラエルの主張に異議を唱えたり、「爆発の規模からして、イスラエル軍の空爆、あるいは複数回の空爆以外に何が考えられるのか」などと話すレポーターは「職を失うことになる」可能性が高い。
 しかし、これまでなら情報をコントロールできた大手メディアは、スマホやSNSの普及で「パレスチナ問題」の真実を隠すことができなくなってきました。
(竹下雅敏)
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パレスチナ民族浄化に日本政府はどう向き合うのか 〜 ロシアのガザ停戦決議案に反対し、アメリカの言いなりにイスラエル支持を表明、さらに人道支援と称して約15億円を発表

  ロシアが、ガザ地区の人道危機回避を目的とする「停戦」決議案を国連安全保障理事会に提出しました。「即時、永続的、完全に尊重された人道的停戦」「人質全員の安全な解放」「民間人の安全な避難」「人道支援の妨げられない提供と分配」そして「イスラエルとパレスチナの民間人は両方とも保護されなければならない」「民間人に対するすべての暴力と敵対行為、およびすべてのテロ行為を強く非難する」と強調する内容でした。刻々入ってくるガザでの無差別殺戮を見れば、即刻、賛成しなければならないものです。しかし16日の採決で米国、英国、フランス、そして日本が反対票を投じたため、採択には至りませんでした。
 SAMEJIMA TIMESの動画4:33からの解説によると、日本はアラブ諸国に原油輸入の9割超を依存しているため「代々イスラエルとアラブとのバランスをとりながら」外交をしていました。今回もバイデン政権がイスラエル支持を強力に表明したのを承知で、岸田政権は「双方に自制を求める」という従来の中立的な立場を踏襲したメッセージを出し、G7のイスラエル支持の共同声明にも加わりませんでした。
 ところが、米エマニュエル駐日大使が渋谷でイスラエル支持の激しい演説を行うと、翌日の松野官房長官の会見ではコロっと見解を変えてイスラエル寄りに立ちました。「アメリカの意向を受け入れて、岸田首相の当初のメッセージを修正したんです。」なんたる不甲斐なさ。
 17日には、エマニュエル駐日大使とヒラリー・クリントンにガッツリ挟まれて上川外務大臣が意見を「交換」したそうです。そして上川大臣は戦闘地域に「1000万ドル(約15億円)の人道支援」を発表しました。日本は「停戦」に反対しておきながら人道支援をするとは意味がわかりません。その日本のお金は一体何に使われるのでしょうか。よもや自衛隊派遣を企んでないでしょうね。
(まのじ)
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イスラエル報復戦争に欧米で抗議デモ広がる!岸田はバイデン追従、双方に自制を求めたコメント早くも撤回か【5分解説】
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